『いつまでも捨てられないもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつまでも捨てられないもの
小さな猫の人形。
それだけは捨てられない。
嫁はこんなの無くても大丈夫と言うが俺にとっては命より大切なものだった。
それは、俺がまだ小学生だったとき母がガンだった。
そんな中で、俺に人形を作ってくれた。
白くて、青い目のかわいい猫の人形。
母からの最後のプレゼントだから。
いつまでも捨てられないものなんだ。
久しぶりに昔のプレイリストを聞いていると、あの時みたいに、見ているはずの景色が見えてない感覚が甦っていた。今まで触れられなかったのは他に夢中になれるものができてしまったから。
でも進む方向が分からなくなってしまった気がして、あの頃に戻りたくなったんだと思う。こうして結局自分の居場所になるものが私のありのままを受け入れさせてくれる。捨てられるわけないよ。
#いつまでも捨てられないもの
家族、親友、楽しかったあの日の思い出。
全て捨てられない、大切な大切な大切な人、思い出。
捨てようとしても捨てられない。"いつまでもずっとずーと"
いつまでも捨てられないもの
明日、この街を出ていく
引っ越しの最後の詰め込み
思い出を封じた箱
これを最後に選んだのは
これからに必要なものの
判別をするためだ
いつもなかなか捨てられない
そんな私の部屋はジャングル
ワンダーランドの終焉
メリーゴーランドを止める前に
まっさらにする最後のお祭り
なにもかもを残した部屋に
何が必要かを問いかけていく
私の部屋には写真はない
思い出の残し方は結局のところ
その時のノリで買った
いわゆる意味のないものばかり
次の朝になんでこれ買った?
本人に問いかけるレベルのもの
笑うに笑えないものまである
判別と言えば格好がつくが
ほとんどはガラクタばかりで
部屋のカオスが居心地が良かった
ゴミ屋敷の言い訳はよくわかった
寂しさの穴埋めには方法がたくさんある
何よりも物質的なものを望めば
自ずと答えはこうなるのは必然なのだ
次の道筋を決めないままに進む
何かを変えたいと思うよりも
このままではいけないという衝動
どう動くかより動かないという焦燥
見切り発車同然で渡り鳥のように
遠い旅へと出ていく気分だ
さぁ本当に大事なものはなんだ?
手当たり次第に手にとっては
違うとゴミ袋行きの快速列車は進む
気づけばなん袋もゴミと化した
思い出は捨てられる覚悟を決めている
変わり果てたワンダーランド
ここにあるのは最初の型
ただの何もないだ
ここに来た時の始まりの姿
偽っていないありのままの形だ
そこから見える風景
この窓を開けたのもここに来て以来だ
なんて良い眺めなんだ
そこに流れる風もやさしく
初めて内見した時の
ここに決めた理由を思い出す
この景色が素敵だからだ
ここでなら何かを変えることができる
そう信じて借りた部屋だった
ここに来た日ぶりに思い出せた
この感情は新たな思いを連れてきた
この景色は変えられない
辿り着いた答えの場所は
なんら変わらないここにあった
問題はただ私の気持ちひとつ
私が見たいと思って見てこなかった
ここからの景色の為に全てを捨てて
もう一度気づくことができた
ここから見えるファンタジーな世界
ここに来た本当の理由
私の再びは今ここからになる
結局、私は私を捨てられない
もう一度と誓ったこの場所と共に
嬉しい恥ずかしい心は動き出す
何もない部屋から見る世界は
あの時の感情を思い出させる
ずいぶん遠回りしてきたね
ただ振り出しに戻った人生ゲームに
進むべき方向だけはやさしかった
息子「もう、それ捨てなよ〜」
私「いやぁ、、、これは、私の宝物だからねぇ、、、」
息子「宝物ってww、何年前の俺の玩具じゃんww」
私「うん、、、」
これは、私の息子が6歳の頃、、、
息子「ママ、あのクマのお人形さん欲しい(´✪ω✪`)」
私「えぇ〜、」
息子「欲しい、欲しい!!」
私「はぁ、じゃあ」
私「じゃあ、ちゃんとお手伝いとかしてくれる?」
息子「するする、一杯する!!」
私「じゃあ、買ってあげる」
息子「やった!!!」
そして私は、クマのぬいぐるみを買ってあげた、そして息子は、約束どうり、お手伝いを毎日してくれてる
息子「ママ、今日のお手伝いは、何?」
私「今日は、休暇日だ!!」
息子「きゅ、きゅう、ぎゅうか?」
私「フフ、休暇日は、お仕事をお休みする日の事よ」
私「だから、今日は、ママと一杯遊んで休もう!!」
息子「やたー!!!」
私「フフ」
そして、息子の休暇日だが、、、私が病に犯され
私「ごめんね、、、せっかくの休暇日なのに」
息子「いいよ、、、ポロポロ」
私「フフ、すぐ元気になって今度の休暇日は、一緒に遊びましょうね」
息子「うん!」
そして私が夜寝ていると、、、
息子「あ、あのね、、、くまさんと寝ると元気になるんだよだからママにあげる!!」
私「え?良いの?」
息子「うん!」
息子「だから、元気になってぎゅうがんび?に遊びに行こうね!!」
私「えぇ、、、フフ」
そして、明日くまの人形を返そうと思ったけれど返さなくて良いよあげるの一点張りだからその日からこれは、私の宝物で捨てられずに居る、、、
君が用済みだからと寄越した切符も
旅行先で君と拾った銀杏の葉も
君とお揃いの耳飾りも
多分きっと 捨てることはないでしょう
いつまでも捨てられない
粘着質であまりに複雑な
この感情が胸に居座る限りは
愛とは恋とは一体何だ
そんな事が頭の中をついてまわる
そんなことは無しにして
今はただ君と笑っていたいだけ
いつか別れが来ることの
いつかなんか考えたくはない
考えたくはないよ
ああ、いつかなんか考えるなって
誰が言ったんだっけ
どうせ君なんだろうけど
君なんだろうけど
昔から物を捨てられない性分だった。
壊れたおもちゃ、どこのものか分からない紙袋、死んだ犬の首輪に何かわからない落書きをした紙まで、どこからどう見てもいらないであろうものでも捨てられずに取っておいてしまう。……でも、こんなものまで残してしまうだなんて。
元彼にこっぴどく振られたのが3日前。贔屓目でみてもかなり仲のいいカップルだったと思う。友達にもお似合いだって言ってもらえたし、お互いに手に取るように相手の気持ちがわかった。
なのに、突然、なんの前置きもなく別れを告げられた。なんで?なんで?どうして?何を聞いても彼は「ごめん」と返事をしただけだった。
別れてからはLINEに既読すらつかない。そうなってやっと捨てられたんだと自覚し始めた。
こうなっちゃったらもう、彼に貰ったものは全部捨てよう。そう思い立って仕分けを始めたはいいものの。
彼にもらった靴、お揃いで買ったコップ、誕プレにくれた大好きなキャラのキーホルダー……全部が全部大好きで大切な思い出が甦ってきて捨てられない。しっかりと分別していたはずなのにいつの間にか「必要」の箱がぱんぱんに詰まっていた。気がつけば結局全部「必要」の箱に詰めて仕舞っていた。
そこまでしてようやく私は物だけじゃなくて彼への気持ちすらも捨てられず大切に仕舞ってしまったのだと気がついた。
……こんなことになるのなら、ものを捨てられるように特訓しておくべきだった。今更そんなことを考えてももう、後の祭り。きっと私はこれからも彼への気持ちをぶら下げたまま生きていくのだろう。
いつまでも捨てられないもの
彼が羨ましかった。
雨に打たれながら、下駄箱前で歌って踊る彼が。
一度濡れれば、どれだけ濡れても同じだ。
そう体で表現していた。
周りの人から「馬鹿だな」「恥ずかしくないのかな」なんて言われてはいるが、誰も彼も表情は明るい。
暗い雲のしたで、彼はいちばん眩しかった。
私は知っている。
恥を恐れて何も出来ない人は攻撃的になるのだと。
馬鹿だ!恥ずかしいやつだ!と笑うことを。
恥を捨てろ。恥を捨てろ。
そう自分に言い聞かせても、やっぱり恥ずかしい。
誰もが捨てれないものを、彼は一番に捨てた。
そうして彼は、誰よりも楽しそうに生きていた。
全て捨てた時そこには何があるんだろう。
何を感じるんだろう。
全て捨てる覚悟はあるんだろうか。
全て捨てたとして本当にそこには、
何も残っていないんだろうか。
全て捨てた人間に
どれだけの価値があるのだろう。
全て捨てた人間に
どれだけの人が手を差し伸べられるだろう。
久しぶりに秘密の箱を開けてみた。
私の捨てられない物ボックス。
昔集めてたパワーストーン、海外でもらったレシート、部活のみんなでつけたミサンガ、使い切った交換日記などなど
ここに物を溜めるのは私が小学生の頃からの癖で、
かれこれ15年ほどの思い出ゴミがこの両手で抱える段ボールの中に詰まっている。
その中で1番嵩張るのがこのノート。
「空の観察日記」計5冊。
小学2年生から6年生までの4年間に及ぶ超大作だ。
当時、私にしか見えない月があったことを鮮明に覚えている。
それは決まって新月の夜にだけ、月が出ないはずの空に赤い、少しいつもより大きいまんまるな月が浮かぶのだ。そして不規則な時間でふっと消える。
それを母に言っても父に言っても分かってくれない。
指差して何度見せても「そんなものは見えない」としか言わないので、私はこの月を私にしか見えない特別な物だとあえて他人に内緒にするようになった。
この「空の観察日記」は主に月の様子を書き留めた物だ。
誰にも見せたことは無い。
この日記が6年生で終わっているのは、ある日突然赤い月が見えなくなってしまったからだ。
22歳の現在まで、一度も。
あの月が良い物なのか悪い物なのかは分からないけど、あの頃の私を夢中にしたそれに、もう一度会いたいと思う。
【20代女性の独白】
いつまでも捨てられないもの…過去の失敗とか悪い思い出…?
捨てられない、先の丸い鉛筆。湿気てしまって、色褪せていて、もう使い物になりそうにない。角張った身体には、掠れた必勝の文字が彫られている。
ありがとう、そう言いたい。あの時の、僕を支えてくれたもう一人の僕。それを思い出す度、捨てようと取った彼をまた押入れの奥へ戻す。
約束
あの思い出、記憶
自分を中心に円を描く
あたかも指輪のように丸く
繋がっている
その指輪は誰の指に輝くのか
夢をみる
※いつまでも捨てられないもの
『reason』
私の趣味は、川柳です。でも、最近は、落選バカリ。
なんだか、このまましていても……と、悲観的になってしまう。
お母さんが階下から『部屋を掃除しなさい。』と、怒っている。ヤバい(^_^;)
取り敢えず、バタバタしてみた。
前に、はじめて掲載された、川柳の佳作のスクラップだぁ〜^_^♫はじめて佳作をした時に、
『あんずちゃん、これでちょっとは自信もてますね』と、お姉さんのお手紙が書いてありました〜。
川柳をはじめる前の私は、自信なんか全くなかった。でも、お姉さんは、それをちゃんと見ていてくれていたんだ。
これは、文通してもらっていた、お姉さんからのbirthdayカード。14歳の私〜。周りと比較ばかりしていて自信0だっけかな〜。
でも、そんな私も、今は、カワイイと想うな。頑張っているんだね。
落選が続いた日に先生に、書いた先生からの返事。
ーー先生も、落選した時は、帰り道に肩を落として帰るっています書いてある。
何度も読んだのにな……(´;ω;`)
先生、一昨年に、息子さんから訃報のハガキをもらった。
先生は、一所懸命に書いて下さったお手紙ありがとうございました。
また、先生、私落選が続いています。
先生は、柔らかい顔で天国で笑ってくれますが??
辛くても、心くても、川柳が大好きです。
先生、天国から応援してくれると嬉しいです。
また、泣き虫のあんずは、泣いています。
ーー、全部が私のreasonと想えるようになりますように……。
頑張ります、ネ^_^♫あんずより終わり
P,S,まだ、部屋は、片付いていません(^_^;)
わ 詩へ
た く く バッテン
し め めく
で 構 構 詩へ
な 遺 遺 バッテン
い の く
私 屋 遺構
が 部 めく詩へバッテン
し る る へ
ら き
をきる部屋の遺構めく詩へバッテン 朱く
え、なんだろう
家族
友人達
そんな人々との
心地よい絆でしょうか
わたしだけが
心地よいなどと思っていたりして
気が付くと
独りよがり
なんてよくある
捨てちゃあならぬ
大切に胸にしまっておきましょう
いつまでも捨てられないもの
捨てても捨ててももので溢れる私の部屋を、多くの人が汚部屋と呼ぶ。
なぜ私の部屋からものが減らないのか。
理由はカンタン。
大切だから捨てたくない、捨てられない。
ただそれだけ。
私は他の人より大切が多いみたいだ。
いつまでも捨てられないもの
それは
自分
大丈夫
まだ
大丈夫
「いつまでも捨てられないもの」
いつまでも捨てられないものは、無価値になるまで持っておきましょう。
今日は恋愛について、。あなたは恋人から手紙をもらったことがありますか?私は中学生の時、よくお手紙交換をしていました。そんな彼とは1年ちょっとお付き合いでしたが、浮気されました。
本当なら、見返してやりたいところですが、あの時の私はほんとうに心が折れていて、(笑)別れてからもずっとすきでしたね。
彼との手紙はいつまでも捨てられず、、、。今、1番大好きでこれからも隣にいたい彼ができたのでずっと捨てられなかったお手紙ともさよならできました。