『いつまでも捨てられないもの』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「いつまでも捨てられないもの」
小学4年生の頃、正座をさせられ父親に頭ごなしにしかれ、その後ろで全く庇おうともせずワタシを睨みつける母親。幼子心に、「あぁ、こいつらには何を言っても理解されなくて、世間体が一番大事なんだな」と思い、この親をあてにせず生きて行かなければと、決して自分はこんな親にはならないと心に誓った日の感情。
現在、もうすぐ孫が生まれようとしている年齢になっても、その日の事は鮮明に覚えている。
実際、その日からワタシは文字通り自立した気がする。反面教師で我が子にはそうならいないように接して来たつもりだが、果たしてどうだったのだろう。
「カエルの子はカエル」だったのだろうか
両親は、間もなく米寿を迎える。
「憎まれっ子世に憚る」とはよく言ったものだ。
この感情を持ち続けている限り、ワタシは一生、反抗期のままなのかもしれない。
案外あっさりと捨てられる性格だった
昔からそう、綺麗好きじゃないけど
嫌になって、忘れたくて捨てた訳じゃない
役割を終えただけ、愛着もそこそこに、と
だから後悔はなかった
何を捨てたのかももう覚えてないほどに
目に見えるから手に取って
感触があるからくしゃくしゃに丸めて
そうして気付いた
物なら簡単だっただけの話しだって事
いつまでも捨てられないものなんて
僕の心の中にはごちゃごちゃ溢れているよ
目にも見えない、感触もない、
こんなに捨ててしまいたいと思うのに
たまに愛着なんてものも
混ざってくるもんだから
どうしようもないよね、ほんと
捨ててしまいたいのに
捨てたら楽になるのに
捨てられない
過去や痛みやしがらみを
ぜんぶ抱えて生きるのは
とても苦しいことだから
それを一緒に背負ってくれる
他者を求めるわたしたち
それなのに
それは偽りの友情だと
あなたにわたしは理解できないのだと
自分の尺度で大事なものを
簡単に切り捨ててしまう
捨てるべきは
自分しか愛せない
自分であるのに
#いつまでも捨てられないもの
いつまでも捨てられないものは
学生時代に
好きだったアニメのグッズとか?
好きだった声優さんの
CDとかカセットテープとか?
…たぶんその中には、
鬼籍に入られた声優さんの方々の
歌声や、声とか、収録後の
キャスト発表での何気無い会話が
入っているモノだから…。
大切にしておきたいな。
…あと、
今まで遊ばせて貰った
ゲームと機械かな。
細かく書きあげると
とんでもなく長くなるし、
たぶんうんざりするから
やめとく。うん。f(^^;)
今はすべて使われずに
眠ったたままだ。
でも、それでもいいんだ。
いつまでも捨てられないものは
いつまでも自分の近くにあるということ。
たとえ、もう二度と使うことは
無いかもしれないけれど。
#いつまでも捨てられないもの
いつまでも捨てられないもの
タイムマシーンがあったらと思う気持ちは
ずーっと持ち続けている
歴史は変えちゃいけないルールのもと
ある歴史が動いた瞬間の真実
それを体感とともに目に焼き付けたい
今日まで語り継がれてきたこと
関わった全ての人達がどんな想いだったのか
その時の日本の風を感じたい
non
期待をいつまでも捨てられないのは
相手に向けられた期待に精一杯応えてきたから
希望をいつまでも捨てられないのは
真っ当に生きている人を神は見捨てはしない、と誰かが言っていたから
命をいつまでも捨てられないのは
死ぬことが怖くて堪らないから
心をいつまでも捨てられないのは
生きていたい理由がまだ残っているから
「みてみて!」
無邪気な声のする方へ視線を下げると、小さな手が差し出されている。
「ゆびわにしてみたの!ぴったりサイズよ」
精一杯広げた指のひとつには、食パンの袋を留めるプラスチック製のあれ。確かバッグなんとかいう名前の……そうだ、バッグクロージャー。今朝最後の一枚をトーストした時に袋と一緒に捨てたと思っていたが、どこかに落ちていたようだ。
「わぁ素敵!ぴったりね!」
見るからにフィット感の薄い指輪だが、彼女にとってはぴったりサイズなのだ。可愛らしさに笑いそうになりながらも、大げさに拍手をして見せる。それを見て満足気に走り出した背中の向こうには、お菓子の空き箱や変わった形の石、シールを剥がした後の台紙などが棚の上に飾られている。
また捨てられないものが増えたな。
困るような愛おしいような。いや、親としては正直困るが優位だが。
彼女は今日も彼女だけのキラキラに囲まれている。
夕暮れ時の街はどこか冷たい
予備校という文字が不愉快に照らされて
車の灯り、信号の待ち時間
誘導灯のLEDが立ち並んでいた
気がつく時には電柱で油蝉が鳴いていたけれど
景色の気持ち悪さが緩和されたような気がする
人だかりが出来ているその駅は、
どこか蒸し暑くてたまらない。
この星から、君が1匹残るとしたら
その儚い音色を響き渡せることができる
生きている人間より
儚い命で鳴いている君は
なによりも価値があると思う
増えている蝉の声は
蝉時雨になる、それは海のように鳴いていて
人だかりのメタファーに見えている
でもそれは全く穢れているようには見えなくて
僕は自然に目をつぶってしまいそうになる
信号をどれだけ待っているのかは忘れている
君はいきなり鳴くのをやめたけれど
僕はまだ白黒の道を渡ることは出来ずにいた
僕の耳にはまだこだまして残るのに
その声は砂浜に書かれた文字のように流されて消えてしまうようで
また冷たい空気が僕に触れる
蜜柑色の空は僕を置いていってしまう
星がない黒色の空は、顔を出して僕を嘲笑っていた
どれだけ生きる意味を捨てても
生きることを捨てることは出来なかった
それはとても軽いけど、重い物だと言われてきた
どうしても下ろすことが出来なくて
泣いてしまっても
誰も支えてくれる人はいなかった
蝉の声が消えてしまった夜の街には
もう何も見えない
ずっと考えても
何も生まれなくて
蝉は僕のために鳴いてはくれないけれど
僕の空気の中に居たようで。
【いつまでも捨てられない物】
母からの手作りの服
子どもからの手紙
好きな人からのメール📧
#いつまでも捨てられないもの
学生時代のものやまだまだ着られそうな服。写真。
ちょっとした小物とかポーチとか、、、
けどそういう物がなんか好きやったり(笑)
いつまでも捨てられないもの
苦しい、辛い、悲しい、思い出
心の中から捨てられるといいのに
だけどその思い出も「私」の一部
「私」が生きてるかぎりずっと
いつまでも捨てられないもの
彼氏から貰った手紙・交換日記・グッズ・誕プレ
寝る時は枕元にないと寝れないぐらい大切。
いつまでも捨てられない物
いつまでも捨てられない物ってあるよね。
それは何?
家族と旅行した時の写真?
子供の頃に貰ったキーホルダー?
小学校から使ってる筆箱?
捨てられない物は、人それぞれ違うんじゃない?
そして、それぞれの物にたくさんの想いや、思い出が、詰まってるよね。
私はこう思うんだ。
人間も一緒じゃない?って
人間は、多かれ少なかれそれぞれの想いや思い出だけでなく、願いや希望、時には絶望なんてこともあるよね。
そして、簡単に死ねないのも一緒。
確かに、ベランダから飛び降りたり、首を絞めたりしたら、死ねるよ。
でも、「死にたい。」
その感情が湧いた時、咄嗟に死ぬということは、ほとんどない。
自分の中でまだ「希望があるかも」とか、「幸せな人生になるかも」ってふと思ったりすると、死ねないよね。
物にも、こうゆう時がある。
それは、
大事な物だけど、どうしても捨てなきゃいけない時
だと思う。
さっきも言った通り、人間には、多かれ少なかれ、いろいろなことを抱えている。でも、自分の人生に意味を持てないという気持ちが強くなって、「死」を選ぶんだろうなぁと思う。大事な物も、今までの思い出より、今後のことを考えて。と言うことだと思う。私は、死を悪いことだとは思わないし、今後のことを考えて、物を捨てることも悪いことじゃないと思ってる。ただ、こう思ってるんだろうなぁって、感じたこととか、考えたことをそのまま言っただけだよ。傷付いたらごめんね。あなたは、どう思う?
いつまでも捨てられないもの____
私には憧れている人がいる。
私より4つ年上の女性で、
叔母さんの友達の娘だ。
私が生まれる前からよく泊まりに来ていた。
私は、彼女が大好きだった。
友達もたくさんいて、可愛くて、おしゃれで。
幼稚園の頃、家に遊びに来たことがあった。
彼女のバッグにはボロボロの缶があった。
「これなにがはいってるの??」
「あー、これはね、ヘアピンとかが入ってるの」
「かわいい…!!」
「もう、ボロボロだけどね」
「じゃあ、ちょうだい!!」
「え、こんなのがほしいの?」
「うん!!」
ピエロの柄がついたボロボロの缶。
10年たった今も持っている。
何気なくもらったネックレス。
初めて遊びに行ったときに買ったぬいぐるみ。
ボロッボロの錆びついた缶。
バラバラになった食品サンプル。
どれもこれも古くて使い物にならない。
だけど、どうしても、
彼女との思い出あるものは捨てられなかった。
死にてぇ気分の中に
安らぎを求める 核が 居る
いつまでも捨てられないもの
余計な思考
ばあちゃんから貰った編み棒
じいちゃんが作ったカゴバック
ばあちゃんが買ってきてくれた服
じいちゃんが映っているビデオ
これが私のいつまでも捨てられないもの
おもちゃの指輪。電車に乗りながらじっと見る。
よくあるプラスチックのやつ。
傷だらけで、指にもはまらない。一見ただのゴミ。
でも、私にはいつまでも捨てられないもの。
指輪をくれたのは腐れ縁のあいつ。2歳年上。
なーーんにもない田舎にいる年が近い相手だった。
幼い一人っ子の私にはあいつが、憧れで、兄で、初恋だった。
そんなあいつが、突然アメリカに留学した時は本当に恨んだ。
「お迎え、ありがとう。美人になったな?」
そんなことを言いながら彼は私に小さなお土産を渡した。
その箱の中には私の物よりも輝いたものが入ってた。
※attention
にじさんじ創作
本人とは関係なし。
苦手な方は回れ右。
それらを了承の上読んでください。
中の人は創作物よりも
二次創作を書く事が多いです。
苦手な方は自衛よろしくお願いします
登場人物
長尾景
甲斐田晴
弦月藤士郎
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
長尾景には捨てられないものがあった
それは…
晴「おはよみんな」
藤士郎「おはよー晴くん」
VΔL Zのみんなでお泊まり会
昨日はみんなでスプラしたりマリカしたりで
寝不足気味だ。今日はみんなで出かけるというのにね
景「……」
晴「景?どうしたの?」
景「ああ…いや、なんでもないよ…晴…」
藤士郎「その表情だと昔のことでも思い出したの?」
あーあ。藤士郎はすげーや
すぐバレちゃう、察しがいいんだ
でもここで2人に迷惑かけたくないから
なんとか誤魔化さなきゃ…
景「大丈夫!なんでもないよ!晴!藤士郎!早く準備しようぜ!今日は隣街まででかけるんだろ!!」
晴「そうだね。早く朝ごはん食べて行こうか!」
藤士郎「楽しみだね」
『ねえ…なんで…どうして今出てくるの…』
俺は昔の同僚…もう殉職しちまったやつのことを
なぜか今更、思い出してしまったのだ。
なんで今なんだ。もう涙も出ないとおもってたはずなのに、もう悲しむことなんってないと思ったのに
死んでしまった彼との懐かしい思い出がフラッシュバックしていたのだ。
長尾景が捨てられないものそれは…
【死んでいった祓魔師達との思い出】
〜Fin〜
【いつまでも捨てられないもの】
捨てられないもの、といえば
数えきれない程あるのだけれど
アノコからの手紙
近所の人から貰った折り紙の靴
今までを綴った日記
大切なぬいぐるみ
いつまでも捨てられないもの
思い出と共に増え続けるって分かってる
いつか気持ちの整理が出来たら
有難うと言ってさよなら出来るかな
(もっと読みたい200 感謝(*'▽'*))