『あいまいな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あいまいな空
昨日6月15日の空は綺麗だった
雲があって
あいまいというより淡い感じかな?
淡いってなんだっけ
たしかほんのり感じれれるとかそういうのだった気がする
空と雲の境目がないところもあって
ほんのり雲を感じられるような気がした
多分そんな感じ
とりあえず綺麗だった
皆さんが住んでるとこの空は
どんなだった?
「紫陽花」(一行詩)
来てくれぬアナタを待つ紫陽花の群れ
◆
色を変え毒を持つ君と紫陽花を重ねては
◆
一枚の花弁に青ざめて
「あいまいな空」(一行詩)
降るか降らぬ空に焦らされ
◆
蛇の目傘の出番を用意してはしょんぼり雨女
◆
鉛色の空と珈琲を交互に見つめる待ち人来ず
あいまいな空
暑い
雲が多い
仕事に行った日の
うっすら暗い夕方
考え事をするにはちょうどいい
今日の反省 黄色で交差点に突っ込み
右折車が近寄ってきたので思わずクラシック
鳴らしちゃったわよ。
私も止まれん。
ごめん(_ _;)
今日のイイコト
夕食の蟹玉がいい出来だった。
カニカマだけどね
いっぱいいれて甘酢あんたっぷり。
仕事はまーまーだったわね。
自分をなだめ同僚をなだめ 良い人になってみた
もう二度とおあいしとうございません
夕焼けの華々しさもなく暮れてゆく
少し不穏な日が落ち着く空模様。
空は彼方で引き上げられ、のし掛かり、そして彷徨う。
それはレジデンスの窓から辿る不確かな返事。
物音は机の小さなコーヒーカップに飲み込まれて消えていく。
通りでは晴雨兼用の傘が曖昧な無表情さで空に向けられていた。
「あいまいな空」
最近、「もういつでも雨降らせようと思ったらできまっせ」というどんよりした天気が続いている。傘はいるのか。でも天気予報は軒並み晴れのち曇りで降水確率も低い。もうすぐにでも降るかもしれない雲行きだが、荷物になる折り畳み傘を持って歩くには癪な予報だ。結果降らないことだってあるのだから。
だからこそ、そう言う時に体調のすぐれない場合には、傘を入れておくことにしている。万が一降った場合、傘がなくて「やっぱり持っておけばよかった」とさらに落ち込むのを防ぐためだ。降らなかったとしても、「用心深い私」を装っておける。
体調のよい場合には、傘は持たない。なにせ元気なので、「やっぱり降ったねハハン」とも思えるし、「降らなかったねラッキー」とも思える。体調と気分は直結している。体調が良くないとオトナの対応はできない。
あいまいな空模様の、その結果を決めるのは結局自分という話。
朝焼けと夜明けの狭間から
あなたとわたしの隙間から
燃え尽きるまでの切なさを
あいまいな空
ある晩、裏の日本と繋がった。
私は珍しい名前の新卒員
あいまいな空が私を見下ろす。
今の私にはこんな空がお似合い、
なんてバカみたい。
でもホントはっきりしない私の心は
こんな空をしているのかな。
早く気持ちを確かめないと
彼を想う気持ちがなんなのか。
─────『あいまいな空』
孫が来て 親子の仲も 良くなった
素晴らしい フジコ ヘミング ラ カンパネ~
あいまいな空といえば、夜の緻密な闇にどこかにわずか光が注がれた、まだ確かに夜なんだけど朝がしっかり始動している、夜明けのさらに直前の時間がいい。
(実際には徹夜しちゃってたいへんなんだけど。)
なんだろう、なんか、あいまいな空だ
なんていうの?なんかびみょいっていうか
晴れてるとも言えるし、かと言って晴れてるかって聞かれると違う気がするし、
曇り?いや、それも違う、でも、確かに曇ってるような…
あぁ!もう!なんかあいまいっていうか、微妙すぎない!?
もっとはっきりして欲しい!
「…人間も、こんなふうにあいまいなまま生きていくんだろうな…」
隣でぼそりとつぶやく君の言葉は、なぜかチクリと、心に刺さった
それは、自分が曖昧に生きていると、わかっているからだと、遅れて気づく
この世界は、曖昧すぎる。曖昧すぎる故に、いいことも、わるいことも起こる。それは、この世界の揺るがぬルールなのかもしれない。
あいまいな空
曇っていると思ったら光が差し込む。
そして雨が降る。あいまいな空。気分屋な空。
「精霊さん、精霊さん。明日の太陽をバラ色にしてください」
真夜中に眠そうな目を擦りながらそう唱える横顔があまりにも真剣だったから。
精霊って天気の操作できるんか?とか。
誰にも見られちゃいけないなら俺が見てるのは大丈夫なんか?とか。
まあ、ただのおまじないに突っ込むのも野暮か?とかなんとか思いながら朝を迎えた。
「ほらね、言ったでしょ! キャンディのおまじないって、よく効くんだから」
昨日のあいまいさとは打って変わって見えた青空に、窓を開けたお嬢の笑顔もピカピカに輝いてる。
「おう。すんげーな」
俺は眠そうにあくびをしながら隣に立って、朝っぱらからキラキラというよりギラギラな太陽に目を眇めた。
バラ色ってーよりヒマワリみてーだぞこれ。
……おまじない、効きすぎたんじゃね?
あいまいな空
曖昧模糊としたはっきりしない
ぼんやりした天気 さっきから短い
天気雨が 降っては止みを繰り返し
止んだと思ったら またお日様が顔を
覗かせていた。
あいまいな空がまるで優柔不断な俺の
心の様だった。
「まだ悩んでるの?」とうとう母親に
話し掛けられた。
「うるさい こんなはっきりしない天気が
悪いんだ!」
「まるであんたみたいだね」
母親に、俺自身が思っていた事を指摘された。
傘を持って行くか それとも折り畳み傘にするか 持って行かないかと言う
下らない三択で悩んで早数分
「そんな事で、悩んで学校に遅刻して
先生に言い訳を考える方が大変だと
思うけどね!」 ごもっともである。
「別に天気雨だし 濡れたってすぐ止むん
だから良いじゃないか 水も滴る良い男に
なってきな!」
母親の決断力が男らしくて格好良い
本当に俺は、この母親の息子だろうか
俺が産まれる時に誤って遺伝子が
誤作動を起こしたんじゃ無いだろうか....
きっと母親の中では傘を持って行くか
持って行かないかその二択しか無いのだろう....
そしてその母親の息子である俺は
悩んだ挙げ句 結局その中間を選ぶ
俺は、折り畳み傘を手に持ち鞄にしまう
やっぱり予防線を張ってしまう
優柔不断なあいまいな俺
俺は、母親に見送られ自分と同じ
あいまいな空の下に飛び出した。
「行ってきます!」
曇りでも晴れでもない曖昧な空
でもそのくらいがちょうどいい
曇りでも晴れでもない私たちの関係
でもそのくらいがちょうどいい
そのくらいがいい
あいまいな世界の
あいまいな社会に
よく似合った
あいまいな空
みーまいんな空へ
なんだかはっきりしない空だなぁ
アンタが空を見上げてぽつりと何気なく呟いたから、つられるように上を見る。
【思いついたらかきます。】
あいまいな空
あまいない空
あまいな空
あいまな空
あいま空
あ、いま空
あい、空
I Sky
love skies
あいまいに、ゆっくりと、様変わりしていく空。
日差しが遠のいたかと思えば風が吹き厚い雲が覆う。雨が降るのかと思えばまた光が差し込む。
一つの空間で、多くの模様が混じり合っている。
まるでマーブル模様。
あいまいな空を見上げて、ふっとため息をつく。
朝、ふと吸いたくなってベランダに出てきたはいいがなんとなく見た空が感慨深くて、タバコを箱に押し込めた。
偉業を成し遂げることもない。大げさに人助けをできるわけでもない。
でもきっと、この生活は続いていくんだろう。