「紫陽花」(一行詩)
来てくれぬアナタを待つ紫陽花の群れ
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色を変え毒を持つ君と紫陽花を重ねては
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一枚の花弁に青ざめて
「あいまいな空」(一行詩)
降るか降らぬ空に焦らされ
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蛇の目傘の出番を用意してはしょんぼり雨女
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鉛色の空と珈琲を交互に見つめる待ち人来ず
6/14/2024, 11:52:53 PM