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10/14/2025, 12:48:51 AM

「La La La…good-bye」(一行詩)
傘をさしながらLa La La…と歌い、手を振る 「good-bye、boy」

「どこまでも」(一行詩)
引き摺られてどこまで行くのかわからないけど、背中…熱いんだけど?

「未知の交差点」(一行詩)
スクランブル交差点の真ん中にワープのマーク 何処に出るかは未知の交差点

「一輪のコスモス」(詩)
窓際に置かれた
一輪のピンクのコスモスに
恋をした雀は
白のコスモスを一輪挿しにさした

10/10/2025, 1:33:56 AM

「秋恋」(2025/10/10)
秋めいた日にしか思ふ彼岸花は燃えて
秋冷めの道に貴方の手の温もりに浮き足になり

「愛する、それ故に」(詩)
営みした後に
君は僕を撲ることが
営みの一つとして捉えてるみたいだね。
撲った後にまた
君は僕の逸物を弄り○紋に逸物を挿入して
快楽を味わうことで
君は僕への愛する、それ故に
また営みをした後に
僕を撲るんだね

10/8/2025, 2:28:54 AM

「静寂の中心で」(一行詩)

町中で雨の音だけが静寂の中心部で響き
静寂に包まれた部屋の中で聞こえるのはランプの燃える音
スクランブル交差点に立つ躍動感は静寂の中心に
静まり返る部屋の中心で君は木魚を一心不乱に叩く
点灯夫は静寂の中心に沿って灯し歩く

10/7/2025, 9:43:31 AM

「燃える葉」(詩)

境内で焚き火してる坊主
般若心経を唱えながら
鋏で燃え盛る葉を寄せたり避けたりしながら
火加減を調整している
坊主の背後から一人の男の姿

「坊主自ら内で焚き火するか?」
「自分の家だし、ちゃんと水も用意してある。
 腹ペコにゃ仏も勝てねぇのよ」

般若心経を唱えるのを止め
燃え盛る葉を避けながら葉の中から取り出したのは
アルミホイル包まれた物

軍手を手にはめ、そっとアルミホイルを剥がしていく
剥がされたアルミホイルから顔を出したのは

「焼き芋か」
「ほい。」

坊主は半分程アルミホイルを剥がした焼き芋と
軍手を男に手渡したのだった

10/4/2025, 6:05:57 AM

「誰か」
迷い込んだ森の中
誰か居ませんか?
誰も居ないと分かっていても
問い掛けるのは
寂しいからかも知れないからだ
相手が誰であれ、
この見知らぬ場所から
離れたい恐怖心から逃れたいから
誰でもいい
「誰か」居ませんか?
「誰か」居ませんか?
迷い込んだ森に響く
ヒトリの
「誰か」

「遠い足音」
廃墟の何処からか足音が聞こえる
一つの足音かと思えば
二つ
三つと増えては消える
此方側に向かっているような
此方側に向かっていないような
遠い足音は
此方側に足を見せることもなく
姿を見せることもなく
一つ
二つ
三つと足音が増えたり減ったりを繰り返している

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