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9/16/2025, 12:02:30 AM

「センチメンタル・ジャーニー」(全て一行詩)

山奥に来て感傷を流す雨の日
冷蔵庫開けたら少なさの孤独の買い物へ
消灯の豆電球に感傷一つの宿

9/14/2025, 9:19:44 PM

「君と見上げる…月🌙」(詩)

闇に紛れて
追っ手から逃げる輝夜姫
胸元には一羽の白兎を抱き抱え
足元には二羽の黒兎

ふと
月明かりが差し込み始めてることに
輝夜姫は気が付きました

走り出していた足を止め
二羽の兎も足を止め

後ろを振り向き
木々の間から
空を見上げた

(…あぁ…なんと美しい…しかし…あの
美しいモノから成らず者が少なくとも居る…(おる)

胸元に抱かれていた白兎
足元に居る黒兎二羽は鼻を鳴らす

「…そうじゃな。ここで足を止めてたら水の泡になってしまう。
一刻も早く…」

輝夜姫は再び走り始めた
月から放たれた追っ手から逃げる

輝夜姫の背中を月明かりが照らす

9/14/2025, 9:17:36 AM

「空白」(一行詩)

黒く塗り潰しされた記帳の中に碁石の白のように一つだけ丸い印が付けられていた

9/13/2025, 8:44:43 AM

「台風が過ぎ去って」(一行詩)
土の匂い、砂利の跡に、散乱するのは

9/12/2025, 6:24:40 AM

「ひとりきり」(全て一行詩)

死にたいを連呼しながらも明日を生きる術を考える
孤独感を海に捨てに来たら孤独感を拾うひとりきり

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