6/29/2025, 9:03:12 PM
「夏の気配」(一行詩)
金魚の靡き姿の喇叭の音
「青く深く」(一行詩)
夏のソーダは一時の恋のように青く深く沈みいく
6/28/2025, 3:51:52 AM
「まだ見ぬ世界へ!」(一行詩)
谷間の残り水の世界に旗を立てる
秘部に挿入したりまだ見ぬ世界の奥深さの体感
6/27/2025, 4:07:07 AM
「最後の声」(詩)
或る町にある百貨店からは
午前十時、正午、 午後三時、午後五時になると
屋上に設置されているスピーカーから
音楽が流れる
来る日も
来る日も
決まった時刻になると
屋上のスピーカーから
音楽が流れる
或る日
百貨店は廃業になることが決まった
店の入り口には
閉店のお知らせの張り紙
町の人たちは別れを惜しむように
店で最後の買い物を楽しみ
店員との会話を楽しみ
店内の喫茶店で楽しんだ
最終営業日の
いつもの時刻に
音楽が流れ
営業最後時間を迎えても
日付が変わる時刻まで
音楽が流れ続けたと云う
6/26/2025, 2:06:24 AM
「小さな愛」(詩)
小さく切った黒い生地に
青と赤と紫の小さなビーズで縫った花弁
小さな愛をひっそりと縫い針も隠し縫い
貴方の靴に忍ばせて
6/25/2025, 3:29:34 AM
「空はこんなにも」(詩)
群青色の空から淡いピンク色に変わる時刻に
「空はこんなにも」色の表情を魅せる時刻に手を合わせ