8/8/2025, 12:33:31 AM
「心の羅針盤」(詩)
針がぐるぐる
回っている
自分で止めようにも
止められない
不安定な心
誰か
このぐるぐるマワッテいる針が
止めて
自分を
安定感のある
心の羅針盤に直して
「またね」(一行詩)
またねと鐘を付く日はそうないのだ
「泡になりたい」(全て一行詩)
黒麦酒の泡泡が吹き出す夏の夕刻
石鹸の泡になりたい君が浴びるシャワーの音
秘部から溢れ出す泡に泡を吹き出す
8/5/2025, 7:06:28 AM
「ただいま、夏」(全て一行詩)
ただいまの声がなかった5年前の夏
ただいま 積雲が顔を出す夏の空
只今、海水に浸かってますの張り紙
8/4/2025, 3:52:13 AM
「波にさらわれた手紙」
見ることも読むことも出来ない海の海原の旅の手紙
「ぬるい炭酸と無口な君」
真夜中の海にぬるくなったラムネを砂浜に置く 無口な君に捧げる波に
8/2/2025, 2:01:24 AM
「8月、君にあいたい」
半日電車に揺られて
君に逢いに行く
たった1ヶ月の間に
数回しか逢えない君
行って必ずしも逢えるかわからない君に
1ヶ月の間にどれぐらい逢えるか分からないけど
お土産を持って逢いに行くよ
8/1/2025, 7:38:02 AM
「眩しくて」(詩)
ガラス越しに見るネオン街は
今日も眠ることなく
ネオンを眩しく輝かせている