あいまいな空』の作文集

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あいまいな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/14/2024, 10:03:53 PM

せっせと顔を洗う猫
突然の冷たい風
道を渡る蟻の行列
低空飛行のツバメ
晴れマークなんて
ひとつもなかった今日の予報
諦めきれなくて
晴れ雨兼用の傘を手に
雲の切れ間を探している

6/14/2024, 10:00:07 PM

『あいまいな空』

あたしの名前はモブ崎モブ子!
私立ヘンテコリン学園に通う高校一年生。

蒸し暑い雨季が訪れ、
湿った空気が肌に絡む今日この頃。

空を仰げば、灰色の厚い雲が空を覆い、
いつ雨が降り出してもおかしくない
重たい雰囲気が漂っていた。

「天気良くないね」
「だね~」
友だちのリディルちゃんと
口を揃えながら下校するモブ子。

(今日は傘持ってきてないから、
途中で雨が降らないといいけど)

「じゃあね!モブ子ちゃん」
「またねー」

河川敷を早足で歩いていると、
モブ子が想いを寄せている同級生の
セバスチャン・フェンリル君の姿を視界に捉えた。
彼は今日も捨てられた子犬の
お世話をしているみたい。

声を掛けようか迷っていると、
突如、荒々しい雨が地面を叩き付け始めた。

「うわ、最悪!」
雨に打たれまいと、
急いで橋の下に避難するモブ子。

突然の来訪者に彼が声をかけた。
「あんたは……」
「あ、どうも……」

川面を激しく打ち付ける
雨粒の音が響く中で黙り込む二人。

ザーザーと滝のように降る雨を
興味津々で眺める子犬。

雨は余計な雑音を振り払い、
まるでこの世界に二人きりで
取り残された気分に陥らせてしまう。

すると子犬がモブ子の足元に近寄ってきて、
遊びに誘うようにじゃれついてきた。

「きゃんきゃん!」

小さなしっぽをふりふりさせる子犬の
愛らしい仕草にモブ子の頬が緩む。

「かわいい……」
「こいつ、あんたに遊んで欲しいみたいだ」

すぐそばで聞こえてくる低い声音に、
胸がドキドキしてしまうモブ子。

「ねえ、この子……ずっとここにいるの?」
「ああ……早く飼い主を見つけてあげないとな」
「あの、だったらさ!うちでこの子飼うよ!」

モブ子の口走った言葉に
目を見開くフェンリル君。

「本当にいいのか?」
「うん。うちの家族みんな犬好きだし、
ね、うちにおいでよ!」
「きゃん!」

頭を撫でながら声をかけると、
子犬は嬉しそうに返事をした。

やがて雨は上がり、雲間から光が射し込む。
二人は金色に淡く光る曇天の空を見上げた。

「あんた、名前は?」
「も、モブ崎!モブ崎モブ子です!」

フェンリル君はモブ子を見つめ、
柔らかく微笑んだ。

「ありがとうモブ崎。また明日な」
彼はそう言い残し、
子犬の頭を優しく撫でて去っていった。

「……」

(名前、呼んでもらえた……)

腕の中の子犬をぎゅっと抱きしめながら、
嬉しさに浸るモブ子。
それから彼女は陽気な足取りで
帰路についたのであった。

6/14/2024, 9:57:01 PM

雨は
  降りそうで
  降らず

  君は
  来るはずなのに
  来なくて

  わたしは
  泣きたいけれども
  泣けず

  何もかもが
  あいまいなまま…



  今日もまた
  終止符を打てずに

  暗い夜に
  独り
  堕ちていく






          # あいまいな空

6/14/2024, 9:55:08 PM

『あいまいな空』

受かっているのかどうかは
天の神様次第の受験の日。
そんな日に限って、空色は青だった。

天気予報は午後から雨でも
何度見上げても青空である午前。
そんな日に限って、空色の移り変わりは早い。

気持ちが移り変わる春
あの人の返事に緊張する放課後。
大空に対して、二人の姿なんて
ゴマ粒にすぎなかった。
だが、大空は二人のアイアイ傘のように
二人の気持ちを揺るがすように
無限の可能性を秘めていた。
そんな日に限って、空色は―。

6/14/2024, 9:49:16 PM

曇りと雨は、どちらか分からないなんて思うことはないが、晴れか曇りか、判断する時にどっちなのだろうと思ったりする日がある。

僕はこれを感情表現に捉えたりもする。
晴れは笑い
曇りは憂いに満ちている
雨は泣き

泣いているところは一目見てすぐに分かる。
でも、憂鬱な気分な時、頑張って皆に合わせるために笑っているのは見ていてすぐには分からない。

6/14/2024, 9:40:59 PM

あいまいな空

 メッセージの通知がきた。

 ごめん。急用出来た。待ち合わせ2時間遅らせて。


 ため息が出た。朝にあいまいな空を見て出たので、今日2回目のため息。

 ここ数週間、自分の中で何かが燻っていたのは確かだ。相手はそんなこと思いもしてないだろうけど……。

 
 2時間の間に、雨が降り出してくれればいいのに。

 今日はやめておこうって言いやすいから。


 

 ダメだよね、自分のあいまいな気持ちを天気に任せちゃ。

6/14/2024, 9:36:12 PM

キレイになりたいから痩せるんちゃうやもん


天国ヘ逝って幸せになりたいから
脂肪削って軽くなって飛べるように
痩せるんや

痩せたら、羽が生える
天国ヘ飛ぶんや

6/14/2024, 9:29:34 PM

あいまいな空
? 自分なりに解釈しよということ?
私の心にあいまいな部分は確かにある
まあ、決断力がない それは確かに誰にも有ると思うわ
この世の中、曖昧にしておきたい部分多いよね 俗にいうグレー部分だよね

6/14/2024, 8:59:57 PM

あいまいな空

どんより空
すごくソワソワする
洗濯物大丈夫かな、乾くかな
傘必要かな

でも、少し湿った空気は好き

6/14/2024, 8:57:11 PM

「あいまいな空」

洗濯物を外に干そうかしら
それとも中に干そうかしら

天気予報と睨めっこ

6/14/2024, 8:54:13 PM

今日のあいまいな空みたいに
君の気持ちは僕には読めない
僕が風を吹かせて
晴らしてあげたいけれど
雨が降ったらどうしよう

6/14/2024, 8:51:22 PM

【あいまいな空】

今日の雲行きは怪しい
さっきまであんなに晴れていたのに
天気予報なんてあてにならない
誰にも予測なんてできない

どんより黒い雲がおおっている空
それでもまだ一向に雨は降ってはこない
まるで涙を必死に堪えているよう

今日は重なるように嫌なことがあったのに
私はまだ耐えられるみたい
しばらく感傷に浸っていると雲の隙間から光が覗いた

君が話しかけてくれるだけで
こんなにも私の天気は変化する
私の誰にも予測することの出来ない
不安定であいまいな空を

君はいとも容易く晴れ渡らせる
安定させてくれる

私だけの天気の子

6/14/2024, 8:29:39 PM

空を見上げると、どんより曇っていて不安になった。

 雨が降るのか心配していると、急に太陽が出てきました。

 空は不思議だ、雨が降るかと思わせておいて晴れたり、晴れたと思ったら雨が降ったりと、まるで人間の心のように予測不可能だ。

 しかし、それでも満天の星空は綺麗だと感じた。

6/14/2024, 8:07:12 PM

夜が朝になっていく
山の稜線が深蒼から紫
そして橙色に染まる
朝日が昇るまで
曖昧な始まりのとき

6/14/2024, 7:40:46 PM




金融機関
軍事施設
コンビニの惣菜パン
鉄道会社
讃美歌


そして、僕の真っ黒なたましい。

6/14/2024, 7:12:23 PM

あいまいな空


今日は朝から、曇り空だった。
空を見上げただけでは、
雨が降るのか、降らないのか、
解らない様な、曖昧な空。
俺は傘を持たずに、家を出た。

街を歩いていると、
ポツリポツリと、
空から雨粒が落ちてきた。

だが。
俺は、傘を買う気にも、
雨宿りする気にもなれず、
少しだけ足早に歩き続けた。

見上げると、空は相変らず曖昧な色で、
落ちてくる雨粒は涙の様で。
まるで、今の俺の心の様だと、
一人苦笑いする。

急に。
青空が恋しくなった。
こんな俺のような曖昧な空の色じゃない、
アイツの笑顔の様な、青空が見たい。

家に帰ったら。
アイツに手紙を書こう。
『今度の休みに、一緒に出掛けないか?』
と。

6/14/2024, 7:09:30 PM

てるてる坊主
         窓際で見てる
         隠れてる太陽
         顔を洗う子猫
         泣かないでと
         願ってる子供
         揺れてる灰色
         てくてく歩く
         あの場所まで
         晴れるように
         お結びふたつ
         寄り添ってる
                          

        『あいまいな空』

6/14/2024, 6:57:30 PM

雨が降るのか降らないのか、どんより灰色に垂れ込めた雲の合間から、かすかにだけ差すやわい日差しの美しいこと。
 うすぼんやりしたその光、鈍色の雲の向こうには確かに晴れ間があるのだと、そう教えてくれるあわいの足掻きか愛おしい。
 だから、開かぬ傘を持ち、日差しもまばらな道をゆくのだ。

「あいまいな空」

6/14/2024, 6:29:48 PM

ここ最近は、ひどく暑かったから、たまの曇天が心地よい。
空もたまには休みたくなるんだろう。そう考えると、遥か上の景色に変な親近感を覚えた。
辛い時は泣いていいんだよ、と思ったけど、やっぱ泣くな。

6/14/2024, 6:28:16 PM

君はふらつきながら顔を上に向け、思い切り口を歪めた。ビール瓶を持った手を突き上げ、あいまいな空を怒鳴りつける。

「なんて空模様だ!降るか晴れるかどっちかにしろよ!」

僕はどうにもおかしくて、くすくす笑いが止まらない。
君の赤らんだ顔。くしゃくしゃのシャツ。僕のネクタイはいつのまにか、どこかへ消えてしまった。
君は僕を睨んだ。

「おい、笑うなよ。おまえも一言言ってやったらどうなんだ」
「……空に?」
「そうだよ」

僕はにやりと笑って、ぐずつく空を見上げて叫んだ。

「降るなら早く降れよ!」
「いいぞ、その調子だ」

君は満足気に僕の背中をばしばし叩く。
背中はひりひり痛んだが、僕はとても嬉しかった。
すでに君の目は半分閉じている。
空が怒って本気で降り出す前に帰ろうと、僕は君の肩を押す手に力を入れた。

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