雨が降るのか降らないのか、どんより灰色に垂れ込めた雲の合間から、かすかにだけ差すやわい日差しの美しいこと。 うすぼんやりしたその光、鈍色の雲の向こうには確かに晴れ間があるのだと、そう教えてくれるあわいの足掻きか愛おしい。 だから、開かぬ傘を持ち、日差しもまばらな道をゆくのだ。「あいまいな空」
6/14/2024, 6:57:30 PM