『あいまいな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#あいまいな空
仕事で、昇進した。
課長になった。
だが、妻が死んだ。
心の底から愛してた。
幸福の代償があまりにも大きかった。
俺にはもう、空が何色なのか分からない。
私は、あいまいな空は嫌い
特に、雨が降ってるいるか、降っていないか
そういう時のあいまいな空が一番嫌い
かといって
晴れるのも嫌いだから
降るなら降ってほしいと思う
でも君は違うんだよね
君はいつも
「あいまいな空は好きだよ。だってそれって空も
悩んでるってことでしょ?人間だけじゃなくて、
空だって何かを考えてるかもって思っちゃう。なんだか
楽しいの。」
そう言った君の顔は、とても晴れ晴れとしていて
あいまいな空とは正反対だった
けど、君が好きと言うならば
私もあいまいな空のいいところを
探してみようかな?
昨日まで隣にいたはずの仲間の体温を感じられないまま僕は肩を落として河川敷を歩いていた
昨日まで日常だったはずの温もりが消え、今日からの冷たく重たい空気が僕を包み込んでいる
これからの日常に僕の存在が冷たく押し潰されそうになる
僕が空を見あげると、僕の目の前にある夕焼けが真っ黒な星空にゆっくりと食べられていくのが見える。
あぁ、僕の心と一緒だ、なんで僕はここにいるんだろう
夜か夕方かも分からない空を見上げながら、昨日までいたはずの仲間の顔が浮かび上がっては消えていく
居場所を捨てたのは僕なのに、どっちつかずの気持ちが真っ暗な空に落ちていく。
あいまいな空は雨が降るか降らないかわからない空。
心も同じ。
いつどんな出来事で雨が降るかが分からない。
水たまりにならないための傘を持っておこう。
言葉でも趣味でも何でもいい。例えば「君」でも。
『あいまいな空』
曖昧の対義語は明確ですね。
あいまいな空も明確な空も、意識したことがなくてピンと来ないのが正直なところですが、お題なので創作してみます。
『あいまいな空』
あのヒトの笑顔を
いまでも
まちつづける
いつかのあいまいな
なつかしい
そらの色は
ラピスラズリによく似た色だ
あいまいな空
今日は晴れるかな?雨が降るかな?
こんな天気だと、
自分の気持ちが決まらない。
いっそ、雨が降ってくれれば、
心が決まるのに...
#36「あいまいな空」
晴れては曇る、忙しい天気
雲がかけっこしているかのように動いている
そしてそれは私の気持ちを表しているみたい
まだよく分からない曖昧な感情
あの子のこと好きなのか嫌いなのか
あの友達と関わりたいか関わりたくないか
あれを練習したいかしたくないか
どれも私には分からない
この雲が無くなれば、答えは出るのかな
「……今日、放課後空いてる?」
「君に伝えたい事があるんだ」
『……わかった』
そう返事をし、君は教室を出た。
……。
放課後、教室を覗くと君が一人いた。
伝えられる。この気持ち……。
「待たせてごめん。……えっと…」
「実は、僕…空のことがずっと好きで……」
「…えっと…だから………その……」
「ッ……!ぼ、僕と付き合ってください!!」
手を彼女に差し出し、目を瞑って下を向いた。
だが、その手に空が触れることは無かった。
『……まず、告白してくれてありがとう』
『気持ちは嬉しい。……けど』
『私、好きって事がまだよくわからなくて…』
『だから……ごめん』
断られた……ってことか?
でも、今はまだわからないだけでアタックはしてもいいってことなのか??
どっちなんだ…。
帰り道を歩きながらそんな事を考えた。
ーあいまいな空ー
お題:あいまいな空
傘立てに入れてたはずなのに空っぽだった。
「降るかもしれないから」ってせっかく持ってきたのに雨降らず、傘は盗まれ。
ぜーんぶあいまいな空のせい。
「あー、その日頑張って空けてみるわ」
煮え切らない返事もあいまいな空のせい。
「最近天気悪いし」
それもこれもぜんぶあいまいな空のせい。
甘いものでも買おうとしたのにお財布空っぽ。
あ〜あ、からっぽ、からっぽ。
通知空っぽ。ポスト空っぽ。
冷蔵庫空っぽ。予定空っぽ。
頭空っぽ。心空っぽ。
なんかどっかに落としてきたかなぁ。
なにをどこに落としてきたんだっけ。
ぼんやりあいまいな空っぽ。
お題 あいまいな空
あいまいに生きて逃げてる
私みたいな人はどれくらい居るのだろう
本音を言えずに隠し続けてた
昨日にさよなら告げて
あいまいな空を消して
明日新しい自分に会えるよう
努力して素敵な未来手に入れたい
あいまいな空
空はいつもあいまい。それは天候が決めることだから。
私がいつもあいまいに踊っているように。
空は何で決まるんだろうね。
誰かとフィーリングして決まっているのだろうか。
そんな事をふと思ってしまった。
1日の流れが早く感じる。
今日も無事に1日を終えることが何よりなんだけど、
何かが足りない気がするんだ。
その何かはいまだに解らない。
安心感?冒険心?期待感?躍動感?……
そんな感情はとっくに無くなったのにね。
とりあえず、1日を無事に過ごすことができたから◯かな。
今日もありがとうございました。
あいまいな空
私の感情と空の模様はリンクしている。
悲しいとき、楽しいときとはっきりと空に出る。
けど、失恋したあの時だけは空が分からない認識できないようなぼんやりとした空だった。
これはテレビでも異常な空と報道された。
私の気持ちって何なんだろう。
わからないことを考えながら分からない空を見上げる。
あいまいな空
今の私の心を言葉で表すと「あいまいな空」だ。
自分の気持ちがわからない。
自分は本当に小説家になりたいのか。
それとも、親から進められた仕事について楽になりたいのか。
夢なんてないほうが良かったのかもしれない。
なにもかもがあいまいだ。
そんなどうしようもない気持ちを自分の彼氏の佐久(さく)に言ってみる。
誰かに自分の悩みを相談したのは初めてのことだった。
泣くつもりなんてなかったのに私はいつのまにか泣いていたようだ。佐久は私の涙をそっと優しくぬぐって優しい表情で言った。
「うん。話してくれてありがとう。
ずっと、那津(なつ)は苦しそうにしてたから相談してくれて嬉しかったよ。」
そうんなことを言われてもっと泣いた。
「じゃあさ?もしも那津が親からも何も言われないし、
自分の好きなようにやってみたらいいって言われたら那津はどうしてた?想像してみて?」
どうしてたんだろう?
何も周りのことを気にせず、自分のことだけを思って生きる。もしも、そんな現実だったら小説家になるようにもっともっと、努力して小説をネットにあげていたかもしれない。
それを佐久に言うと、佐久は優しく頷く。
「うん。それが那津の思いだよね。
でも、那津の想像通り現実は思い通りになってくれない。だからと言って那津が今この気持ちに折り合いをつけなかったらずっと苦しいままだよね?
だから僕は那津には前に進んでほしい。」
佐久・・・・・。やっぱり優しい。
「那津はやっぱり周りのことを考えずに考えたら小説家になりたいんだよね?
だったら自分の気持ちに正直になればいいんじゃない?でも、周りを気にしないって難しいじゃん?
僕はね、親は関係ないと思う。親に支えてもらわないと僕達はまだ生きていけないわけだけど、親の人生じゃないんだよ?親の言うことも自分を思って言ってくれてるから大事だろうけど、やっぱり自分が納得いかないと、ずっともやもやしたまんまじゃん。
だからまずは自分の納得いくまでやってみなよ。」
そうだよね。私は小説家になりたいんだ。
だからこんなに悩んでまで夢を諦められずにいる。
「ありがとう、佐久!私自分のやるべきことが見えた気がする。」
「力になれたなら良かったよ。
でもね、これだけは約束して?
1人で考えるのもいいけど、限界な時は無理せず、吐き出して?じゃないと、自分の中だけに溜め込んでたらいつかパンクするよ?」
佐久はいつも私のことを考えてくれる。
本当に最高で自慢の彼氏だ。
「これからもよろしくね!佐久!」
私の心はあいまいの空ではなく、青空に晴れていた。
完
書く習慣/71日目。
「あいまいな空」
あいまい…意味は、
内容がしっかり捉えにくく、はっきりせず
物事がはっきりしないこと。
二通り以上に解けれる あやふや さ。
そう思うと、
雨降りそうで降らない空なんだりうな…
曇り空なんだろうか?
私「まぁ…晴れてば、あいまいな空じゃないから大丈夫だろう」
外出た瞬間…天気がいいのに、
日向雨 (♪) だった
(晴れてるのに雨が降っている)
私「何?、天気雨?…狐雨?…もっと別な何かって?、曖昧だな〜…」
…誰もが、曖昧で空だ。
味方でも敵でも無い有利な方へ…
可哀想と思うだけで行動しない…
右か左か、間違っていてもそっちに行く…
何かを犯したら曖昧な嘘でやり過ごす…
言葉や行動が法律すらも、あいまいだ。
あいまいで矛盾だらけ…
…曖昧すぎると困る時はある。
まぁ…生きていると そんな時があるよね
何か悩んで空を見ても
考えは、あいまいなだけ…
だから、あいまいな空に見えるのかな?。
なんか、はっきりしないな〜…
まぁ…私の発言も曖昧なのかな?。
では、また明日…
曖昧な運命だけど頑張るしかないさ
『あいまいな空』 No.86
「よし、じゃーあ~、明日晴れたら公園つれてって!」
そう言って次の日が来た。
…曇りって、どうしたらいーの?まま。
お題『あいまいな空』
天気予報が嘘をついた。
夕方から降り出す予報だった雨が、午後からぽつりぽつりと。
梅雨に入ってからというもの、毎日毎日曖昧な空模様。
今日の主様のお召し物は、衣装担当のフルーレが仕立てたアジサイモチーフのワンピース。主様はカラフルなそれを着て、庭に出たいとおっしゃられたので俺がエスコートさせていただいた。しかしその途端に雨が降り出してしまったのだ。
それでも楽しそうにはしゃいでいた主様だったけれど、風邪をひいてしまっては大変なので、すぐさま引き返してお風呂のご用意をする。
オレンジスイートのアロマバスにした。湯加減も大丈夫。
「主様、お風呂のご支度ができました。ゆっくり浸かって温まってくださいませ」
バスタオルを頭からすっぽり被って居室のソファで足をぶらぶらさせていた主様は、パッと顔を明るくさせると、俺にとんでもないことを言い出した。
「久しぶりにフェネスもいっしょに入ろう!」
もうすぐ十歳になろうとしている女性と入浴するのは、俺の方が居た堪れなくなる。
「いえ……俺は外に控えていますので……」
「それじゃ他の……そうだ、ハウレ」
えっ! いや、ハウレスは。
「もっとだめです!!」
これは独占欲なんかじゃなくて、俺の父性、俺の父性……そう自分に言い聞かせながら主様を浴室に押し込んだ。
主様、お願いです。今時分の空模様のような曖昧な言動で、俺の心を試さないでください。
あいまいな空
空があいまいとな
灰色で、湿気もたかく
やる気もおきない
体も不調になりがち
いっそ雨降らないかなって気分
強いていうなら
月明かりや太陽の光が雲の隙間からでる景色は
なんとも言えない風景ですよね
……雨上がりとかに多いから
あいまいな空なのかは、知らんけど
あいまいな空
あいまいな空はいつも
届かない思いの行き先
もうわからなくなって
全てに手を伸ばしたら
なにもかもをと焦って
結局、何かをわからず
すべてあいまいになり
そもそもがなんなのか
わからないまま歩んで
この空から逃れられず
心を覗かれてる気分で
今日という日を過ごす
あいまいな空でも、きれいなときはきれいだよね。
僕は、あいまいでも、きれいなのは好きだよ。
ほら、こうやって君の心臓を高々とあげて、空と重ねてみたらもっときれいに見える。
はぁ、きれい。
あいまいな空はゆっくりと揺れて時間を告げていた。君が消えたことを嫌と言うほど分からせてくる赤色の夕焼けはまるで私を皮肉っているかのように美しかった。じりじりと日が沈んで暗くなっていく。
あぁ、最悪だ何故今日に限って君が好きな星空がこんなにも美しく夜空を照らしているのだろう。死んだら星になるなんて大嘘だ君がこんなに私を攻め立てるようなことするはずないのだから目に落ちてきたあいまいな空は私に涙を流させた。