『「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「ありがとう」
私を好きでいてくれて
だから「さよなら」
振り向かないで
【ありがとう】
同じクラスの男の子に告白された。
私はそんなふうに思ったことなかったけど、きっと勇気を出して伝えてくれたんだと思う。
それなのにそのきもちに答えてあげられなくて傷付けた。
ごめんなさい。
そう思ったら涙が出てきて止まらなくて。
暫くすると、ずっと友達だと思っていた女の子に告白された。
私はそんなふうに思ったことなかったけど、きっと勇気を出して伝えてくれたんだと思う。
それなのにそのきもちに答えてあげられなくて傷付けた。
ごめんなさい。
そう思ったら涙が出てきて止まらなくて。
暫くすると、ずっと気になっていた男の子に告白された。
私もそんなふうに思っていたけど、きもちに答えていいのかなって、戸惑った。
だって私は二人とも振ってしまったの。それなのに私は私の気になっていた男の子となんて酷いもの。
ごめんなさい。
そう思ったら涙が出てきて止まらなくて。
私を好きになってくれてありがとう。勇気を出してくれてありがとう。
幸せになって、と言われたから、私は前を向いて歩くことにするよ。
#23 「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。
「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。
その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。
・大分長い題名だったので、珍しいと思い、書いてみた。
・さて、「ありがとう」と伝えたい人で真っ先に思い浮かぶのは、職場の同僚だ。
同僚というより、私が入るちょっと前から居たのでちょっとだけ先輩になるし、年上でもあるのだが、その同僚にはかなりお世話になった。
私はあまり喋れない性格なのだが、そんな私にも気さくに話しかけ、ご飯にも連れていってくた。美味しい店も教えてくれた。休憩時間や勤務中も、少し不器用だが、私のことを気にかけてくれた。
そして、私に投資のこととか副業のこととかポイ活とかマッチングアプリとか、生活を豊かにする色んな知識を教えてくれた。
それなのに、ある言葉に私は怒って冷たく突き放してしまった。自分のくだらないプライドか、弱い心がそうさせたのだ。
それでも彼は全く気にしていないようで、いつも通りに私に話しかけてくれた。
正直、こういう人はなかなかいないのではないか、そう思っている。
彼は私と違う世界で生きてきており、言うことも考え方も行動も破天荒でとんちんかんだと言われているが、私は彼を凄いと思うし、有難いとも思っている。彼に会えたのは幸運だとさえ思う。
私は恥ずかしがりやなのでなかなか「ありがとう」とは言えないが、ここでなら言える。
ありがとう!いつも気にかけてくれて支えてくれて、今の私がある!君のおかげで世界観が変わって色々やってみたくなったし、緊張も和らいだ!本当にありがとう!!
「ありがとう」
思い浮かぶのは、あの人たち。
名前はいくらあげてもキリがない。
だって、今日まで生きてこれたのは、
名前の分かる人たちと、名前も知らない人たちと
もうたくさんの人たちのおかけで、今の私は成り立っているから。
直接何かしたとか、そういうのは目に見えるから
分かりやすくて、ありがとうを言えるけれど
今までの私になるまで、
知らず知らずのうちに、私は助けられてる。
知らない人に。
道ですれ違う人に。
笑顔をくれる店員さんに。
ネットの向こうの人に。
誰かぎつぶやく言葉に。
誰かの生き様に。
存在に。
ありがとう。
私を生かしてくれて。
小さな貴方の存在が、
私を助けてくれているように
小さな私の存在が、
どこかの誰かを笑顔にできていたら
知らないうちに助けていたら
いいなって思うよ。
貴方たちがそうしてくれるように
私も、誰かのそんな存在に。
生かしてくれて、ありがとう。
そして、今日まで、がんばって生きる私。
ありがとう。
ありがとう、そんな言葉を伝えたい人はいない。
なにもかもがどうでもいい。なにもやる気がしない。生まれてこなければよかった。
生きるのはただ辛い。でも死ぬのは怖い。なんなんだこの人生は。
すべてが嫌になる。なにもできない自分が嫌でそれでもなにもできない。
そしてなにもできずにまた一日が終わる。どうにかしなければ。
ほんとうは、ありがとうなんて死んでも言いたくない。
でもあなたと出会って早三年、色々なことがあったその中には、ありがとうと言わなければいけないこともやっぱり含まれている。
だから、これを機にそれを吐き出してみようと思う。
好きだった人のことを思い出せたし、好きな人が増えて、そのおかげでたくさんのお友達もできた。
これは、……悔しいけれどあなたと出会わなければ有り得なかった現状だ。
今のわたしは、やっぱりあなたと出会ってしまったから存在している。
でもたくさんの方とのお別れだってあった。
何よりも一番辛かったのは、大好きな人が海を渡ってから好きになったあの人が、傍にいなくなってしまったことだ。
あれは、……本当に本当に苦しかった。
あなたさえいなければあの人がいなくなることはなかった!こんなに苦しい思いをすることはなかった!
辛くて悲しくてやるせなくて。毎日毎日泣いた。
でも、そんなわたしを慰めてくれたのは、くやしいけれどやっぱりあなたがくれた『友達』だったんだ。
本当はありがとうなんて言いたくない。
あなたはたくさんの人を傷つけてきた。
だからありがとうなんて口にはしたくない。
でも、わたしはくやしいけれどこれを言わなければいけないんだ。
…………ありがとう。
もし、あなたが去年あの時、わたしのもとにやってこなければ……お父さんのこの病気は今でもわかっていなかったかもしれない。
勿論そんなの結果論でしかないのはわかっている。
それでも、あの時のあなたとの毎日を考えると……もしかしたらと怖くて仕方ないんだ。
あれだけあなたと接触しないように気を付けていたわたしのところにあなたがやってきたあの日は、きっとおばあちゃんやおじいちゃんが守ってくれたんじゃないかなと、そう思っているんだ。
でも次あなたがうちにやってきたら、お父さんは大変なことになる。だからもう終わりにして欲しいんだ。
教えてくれてありがとう。
あなたには、悔しいけれど少しだけ感謝している。
でももういい加減、いなくなってください。
………大嫌いな、新型コロナウイルスへ。
pakaより。
No.47『圧倒的感謝』
散文/掌編小説
たまにひとりになりたい夜がある。そんな時に限って、連絡して来るひとがいて。
『もしもし。元気してた?』
彼女から連絡して来る時はいつも通話で、ひとりになりたい時でも、不思議と通話に出でしまう。
「元気元気! そっちは?」
空(から)元気だと悟られないように、営業スマイルを顔に貼り付けて口にした。
『こっちは元気! てか、何かあったでしょ?』
わたしの精一杯の虚勢も、彼女には何故か通じない。
「ないない。元気元気」
これ以上掘り下げられたくなくて、下手くそな演技を続けると、
『……良かった。元気そうで』
少しの間のあと、
『ところでさ……』
いつもの取り留めのないお喋りが始まった。
ごめんね。そしてありがとう。
今は少しだけ、そっとして欲しい。
心の中で謝りながら、それ以上に、感謝の言葉を彼女に送った。
テーマ:「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。
わたしのあたりまえは
この世界の別の人にとって
あたりまえじゃないと思う。
でも、自分なりの生き方でいいと思う。
私と関わってくれる皆様
支えてくださる人々
そして、世界中の皆様に感謝しています。
ありがとう
【「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて】
あれは、高校1年生のとき。
日直だった僕は日誌を書き終え、担任だった先生に提出した。いつもなら「あぁ、ご苦労さん」で終わるのに、その日は日誌に目を通した先生が僕を呼びとめた。
「お前、ホント文章書くのが好きだよなぁ」
それは、感心しているというよりも半ば呆れたような口ぶりだった。
「いえ、特別好きというわけではありませんが…なぜですか?」
「お前が提出する行事ごとの感想文も日直のときの日誌も、やたら細かい字で枠内いっぱいに書いてくるじゃんか。他のやつはだいたい2、3行で片付けてるっていうのに。だから、こいつは書くことが好きなんだなぁって思ったんだが」
そのとき初めて、先生が僕に対して抱いている印象を知た。でも僕は、それを真っ向から否定した。
「それは、学校教育の弊害によるものです」
「弊害?」
「僕が通っていた小中学校では、テストの答案は「質より量」だと教えられました。たとえ正解がわからなくても、何かしら関連することを書いておけば部分点がもらえると言われて、それで…」
「なるほど、わかったよ。でもな、たとえそれが理由だったとしても、文章を書くことを嫌ってたらあれほどは書けないと思うんだ。実際、いつ読んでもお前の文章って面白いし」
自分の書いた文章が面白いなんて言われたのは、あの時が初めてだった。その後、僕は何となくその気になって自分なりの文章を書き続け、何となく送った文芸賞に入賞し、先生以外の人にも「この文章、面白いね」と言われる機会が少し増えた。
先生のあの一言がなかったら、僕は今も文章を書き続けることなどなかったし、自分の文章を多くの人に読んでもらうことなどなかったと思う。
先生、僕の文章の最初の読者は間違いなくあなたです。あのとき、僕を「書く」方へと導いてくださって本当にありがとうございました。
「ごめんなさい」「私のせいで...」「私が悪いの」
私は毎日謝っている。
皆は『君だけのせいじゃないよ』『謝らないでよ』
でもね、どうしても自分を責めちゃうんだ。
私の親友は何時も私が謝ると、
『ごめんなさいじゃなくて、ありがとうって言った方がいいよ!!』
彼女は私にそう教えてくれた。
でも、その度に私は「何時もごめんね。私の為に」
そう言ってしまう。
だから彼女に伝えたかったなぁ、"ありがとう"って。
もう遅いかもだけどさ、言わせてよ。
「今までありがとう。」
私の声は風と共に消えたが、私には彼女が
『遅いよ!でも、嬉しいなぁ』
そう言われた気がした。
お題〚"ありがとう"そんな言葉を伝えたかった人〛
星降る夜に旅立った君よ。あれから幾年が過ぎただろう。かつて小さな子供であったぼくたちの記憶は遠い空の向こうに取り残されたまま。背丈が伸びようと、あの頃より高く手を伸ばそうと、瞬く光には届かない。君だけが幼さを残した姿で星の間を駆けている。そんな夢を未だに見る。
別れの言葉も交わせなかった君よ。ただひとつ心残りなのは、最期までぼくの友でいてくれた感謝を伝えられなかったことだ。もう帰ることはできないあの夜を思いながら静かな水面へと花を流す。そしてこの川が遠くの銀河まで続いて君のもとへまで届きはしないかと、宝石を散りばめたかのような空を見上げながら祈った。
カチカチ、ペン先を収めるためのノックを2回。
書き上げた日誌の字面を眺めながら、シャーペンをしまう。
私の前の席で、その様子を見ていた春田さんが、ニコッと笑う。
「やっぱり水沢さんの字、綺麗〜! 内容もまとまってるし、ほんと助かる! 」
興奮気味に告げられて、もごもごと返事する。
春田さんは気にした様子もなく、私の前の日誌を閉じて、小脇に抱える。
「じゃあ、あとはわたしが先生に提出しておくね! 今日は本当にありがとう!」
彼女がまたニコッと笑う。
その笑顔に、じんわり胸が温かくなった。
あのあと、荷物をまとめて一人帰路に着いた私は、誰とも話さずに自分の家にたどり着く。
玄関のドアを開けて、右足を靴から抜いていると、お母さんが顔を出す。
「あら、おかえり。もうご飯できるわよ」
「た……ただいま」
パタパタと忙しそうな音を立てて歩くお母さんの後を追ってふと思いつく。
「お母さん……いつもありがとう」
「え?」
お母さんは、きょとんとした顔をしてから、照れた様子を滲ませて笑う。
「うふふ、どうしたの。改めてそんなこと」
嬉しそうなその姿に、わたしはまたじんわり胸が暖かくなったのだ。
「言葉の魔法」/「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人を思い浮かべて、言葉を綴ってみて。
ありがとう 会いたいなぁ、母さん。私の事がわかる? もうおばさんになっちゃったよ。
それでもやっぱり会いたいと思う。甘えてもいいですか?
朝、おはようと言い合うこと
たわいもない会話をすること
美味しいご飯を食べること
時には叱られたり
苦手な勉強をすること
メッセージのやり取りや
何でもない電話をすること
そして最後はふかふかの布団で
眠りにつくこと
当たり前の日常は
たくさんの人のお陰で成り立っている
そんなわたしの日常を
形成してくれる皆へ
「ありがとう」
私のためにたくさん話聞いてくれたり心配してくれてありがとう!上手くいかなかった時、泣いて過呼吸になった時も支えてくれて助けようとしてくれてありがとう!
#「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった
「ありがとう」って言ってくれたあなた
こちらこそ、「ありがとう」
「ありがとう」の種を蒔いたら、
蒔いただけ、「ありがとう」が
返ってくる。
だから、「ありがとう」は、欠かせない。
「ありがとう」の花が咲く。
✾「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。✾
-僕が「ありがとう」を伝えたいと思ったのは、
今まで出会ってくれた人達です。
今まで出会ってくれた皆さんのお陰で今の僕がいます。
何かに挑戦する事を怖がっていた僕の背中を
押してくれた人。
壁にぶち当たった僕にアドバイスをくれた人。
目の前が真っ暗になった時、僕の手を引いてくれた人。
泣き出してしまった僕を優しく抱きしめて、
弱い僕を受け入れてくれた人。
一緒に笑って毎日を楽しく過ごしてくれた人。
多くの人が僕の人生を作ってくれました。支えてくれました。そんな皆様へ、ありがとうございます。
☂そして、僕のただただ拙い文章を読んで下さる皆様へ、
こんな、思いついた事をそのままぶつけたような文章を
読んでくださって、「もっと読みたい」と仰って下さって
ありがとうございます!その言葉を励みにこれからも
想いを言葉にぶつけていきます、良ければ読んでいってほしいです!
改めまして、僕、零を見つけて下さり、
僕の言葉を受け止めて下さりありがとうございます!
「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。そう友達に言った。次の日友達は言葉を綴った紙を私に渡してきた。私は一体どのような内容が書いてあるのだろう、彼のことだきっと長々と話が書いてあるのだろうと思っていたがそこに書いてあった言葉は短く何よりもシンプルなものだった。それにはありがとうと大きく書かれていたのだ。その時は意味が分からなかったが貴女が現世にいなくなってしまった今なら分かる。
貴女にどうしても伝えたいことがあるのだ、今日空に向かって私は言う。「ありがとう」
貸していた本がいつの間にか戻ってきていた。
昼休みを終えて戻ってきたら机の真ん中に置かれていた。興味があると言ってくれたので嬉しくなって貸したお気に入りの一冊。こちらが離席している時に返しにきてくれたようで、その人の姿はもうどこにもない。
「Thank you !」
少し傾いた、でも綺麗な筆記体で綴られたメモ用紙が、本の表紙に乗っていた。
印刷されている罫線をまるで無視した伸びやかな文字。普段の元気な挨拶や明るい笑顔、意外と思い切りの良い仕草なんかが脳裏に浮かんで、思わず頬が緩んだ。
今度顔を合わせたら感想を聞いてみよう。もしかしたらもう一冊のお気に入りも紹介できるかも。
何だか会うのが待ち遠しいような、照れくさいような。そんな気持ちと一緒に、相手からの感謝を大切に胸ポケットへとしまう。
【「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人 のことを思い浮かべて、 言葉を綴ってみて。】
(ありがとうを綴る)
その人との別れは突然ではなかった。
薄々分かっていた。
なのに、私は口に出せなかった。
今も出せずにいる。
出そうとすると喉がキュッと締まり、涙が溢れてしまう。
けど、心の中では何回も、何回も、言ってるんだよ、
本当に、本当に、ありがとう。
そばに居てくれてありがとう。
生まれてきてくれてありがとう。
私のことを愛してくれてありがとう。
失ってからあなたの存在の大きさに気づいた私は本当に馬鹿者です。
そして、何度も何度もおとずれる別れに背を向けてしまう私は愚か者です。
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私の場合人ではなく愛犬、愛猫がパッと思い浮かびました。
別れが訪れることを知っていて、その度に辛い思いをすることを知っていても、その辛さを埋めるにはやっぱり命ある者なのですよね。