こんな荒削りな物語を読んで頂いて、本当にありがとうございますm(_ _)m
いざ書き出すと、まだ決まっていない設定があれこれ出てきて文字が進みません…(^_^;)
時代背景は30年前の1990年代です。でもイレギュラーな展開がある為、実際の90年代とは食い違ってくると思います。
たとえばインターネットの普及が早まったり、ドローン等の無人機が出てきたり。
少年たちのミラクリスト能力って何?超能力と何が違うの?
うーん…(゜-゜) 小さな対象に気力のような力を発生させるのが超能力。対してミラクリストは、
そこに居るだけで大規模な力が発生する。周囲にも何らかの影響が波及する…みたいな感じで考えてます。
ジャックという米国人は何者?
宇宙からやって来るある危機に対応する為に、世界中から特異な力を持った人間を集めて育成するのが彼の役割です。主に日本の担当で、他国にも彼のような育成者がいます。
危機って何?
まだ明確には言えません。彗星という説が有力。
…とまぁ、物語って作ると大変ですが面白いです(^o^)
頭の中を整理しながらやってますので、書き上がったらまた読んで下さい。
いつもありがとうございますm(_ _)m
[翌日。ゲームセンター]
メダルを入れてスロットを回すナツキ。
「もう1回!」[7… 7 …Bar]
いくら回してみても、昨日のようなスリーセブンにはならなかった。
「あれはジャックさんの力だからね。すぐにはできないよ」
振り向くと横沢タマキが。
「やっぱり?あんなことができれば、人生遊んで暮らせるよなぁ(-_-)
……って、何で色々知ってんの⁉」
「まぁ、それは後でね。でもそんな俗っぽい考えだと…成長遅くなるよ(^^ゞ」
「そのミラクリって、他にもいるのか?」
「日本にはとりあえず、三高の3組に同年代を集めて構成してるよ。正確な人数は分からないけど、多くはいないね」
「世界全体なら結構いる?」
「予備軍を含めれば、推定5万人くらい。機関で確認してるのは2万程度かな。だから、君は結構特別なんだよ(^o^)」
「なんかマンガの世界みたいで実感湧かねーよ(-_-;)。これから修業でもするの?」
「ふふ。心配しなくてもトラブルに見舞われるから楽しみにしててね。じゃあね(^_^)/~」
「なんだよトラブルって…あ!」
レバーを下げたら、バキッと折れてしまった。
店員が駆けつけて来る。
「お客さん、勘弁して下さいよ。昨日調整したばかりなんだから!」
「え?これが修業?(-_-;)」
時代はまたあの頃をなぞるのか。
豊かさと消費を貪った日々は息切れして、振り返れば遠く小さくなっていた貴重な記憶。
若いときは気力に溢れ、気がつけば傍若無人。それでも人並みに世渡りしてきたつもり。
無限に剥がしてきた日めくりにも、いつしか翳りが見えてきた。
後輩に説教なんて柄じゃないが、私が生きていた時より一日の価値は値上がりしているよ。
そのくせ、くだらない誘惑に足を取られているから、心配にもなる。
勉強に励むのもいいけど、世界はニュースや教科書なんかで教えてくれるほど親切ではない。
だからこそ生かしてくれた家族や友人に、経験させてくれた昨日までの日々にありがとう。
そしてありふれた、かけがえのない今日という日にさようなら。
前だけじゃなく、足元にも目を向けてほしい。
[とあるゲームセンター]
サトル・ナツキ・マスミが来る。
今日。俺たち3人はジャックさんに呼ばれて、俺たちが持つ"能力"について聞かされる…
で、この米国人は格闘ゲームに夢中(-_-)
とても真剣な雰囲気ではない。
「いやぁ、終わってもいいんだけど、連勝が止まらなくてさぁ…いっか。やりながらでも(・∀・)」
3人「キセキ!?」
「そうだよ。伝説とかに聞くだろ?海を割ったり、雨降らせたりと神懸かった聖人。あれだよ」
胡散臭い外国人の戯言も、ここまで来ると清々しい。もうこの人の話はマジメに聞いてはダメだ。
「口で言うより試した方が早いか。お前、どこの台でもいいからスロット押してみろ」
ジャックさんはナツキにメダルを3枚渡す。この後、台はスリーセブンが止まらなくなってギャラリーが集まる事態に(・o・)
「こんなの序の口だよ。キセキを必然にするチカラ…神の領域。俗に"ミラクリスト能力"って呼ばれてる」
…平凡な俺たちの人生はトンデモナイ方向へ向かいそうだ。あれからいくらか話は続いたが、脳が処理しきれない。
[サトルの自宅]
部屋に帰るなり、すぐベッドに横になった。なんだよキセキって?俺たちのカラダどうなってるんだ?ワケが分からない。
ピンポーン。郵便でーす。
自分宛ての封書だったが、差出人が書かれていない。怪しい…(-_-)
でも中の手紙に触れた途端、アタマにイメージが入り込んでくる感覚が⁉
[手紙の文面]
この手紙を受け取っている時は、きっと複雑な気持ちの中にいると思う。でも不安になることなく、今の自分を受け入れてほしい。
その持っている力は、限られた者にしか扱えない。だから必ず役立ててくれ。
大丈夫。君は一人じゃない。時期に同じ志に導かれた仲間が集まる。
だから、来るべきときに備えて努力してほしい。
…なんだろう。みんなの笑顔が伝わってくる不思議な手紙だった。
[10年後の世界。荒んだ都市部]
マヤ「サトル君。貴方のメッセージ、手紙にして届けたよ。君が初めて"チカラ"について知らされた日に設定して」
ありがとう。悪あがきかもしれないけど、早いうちから自分の意識を育てておきたくて…(^_^)
このイメージが見えるか?あの頃の俺。
これから世界は滅亡の危機に傾いていく。きっと想像を絶するだろう。
君のひらめきが今の自分に何かを与えるかもしれない。そんな淡い期待だけど、それさえもキセキに変えてみせる。
みんな元気だし、まだ諦めていないよ。
伝えたいことほど伝わらない。
それが言葉通りとは限らないから。
相手の目が、口調が、表情が…言葉と裏腹に展開することもある。
言いたいことがあるなら、ストレートに言いなよ?
でも言ったら、もっと隠れてしまう。そっと近寄っても一斉に飛び散るスズメの群れのように。
"本音"が裸なら、建前は衣服。厚着した本音が今日も人の間を行ったり来たり。白い息をともなって。
裸の気持ちは、きっと共感してもらえる。
みんなも意外と同じこと思っていたりする。
もっと薄着でもいいんじゃない?
春も近いし。