白い鳩が空を飛ぶ
鐘の音を受け
まばゆい光を受け
どこまでもどこまでも飛んでゆく
丘を越え
畑を越え
海を越え
目指すは空の向こう側
陽が落ち
陰が昇る
しかし光は数多煌めく
深い海より現れる
陽が昇るまでもう少し
———————————〈追記〉——————————
【報告】
期日前投票行ってきました。
初めは日本人ファーストに賛成していたのですが
公式のホームページにある憲法草案
(ゼロから憲法を作り直す)を読み諦めました。
//メニュー → 政策 → 新日本憲法より
結婚条件の同意を削除、第九条にある戦争放棄の削除、
平等権の削除、必修科目に修身(第二次世界大戦前の道徳)や武道、神話を追加する等。
私はコレに大日本帝国味を感じ、急ぎ他の政党について調べましたが他日本人ファーストの政党でピンとくるところが無く、諸派等調べました。
そこで良い未来を目指す政党を見つけました。
この政党ではテクノロジーを使い政治と金の問題を解決させることや子供の数に応じ所得税を軽減させること、社会保険料の減額、確定申告の自動化等。今の日本に必要な事を正しく理解していると思います。詳しい政策は公式ホームページの政策マニフェスト(公約とは違い実現可能性を重視した政策)より見られます。
1議席だけでも変わります。1票だけでも変わります。
勿論政党は他にも沢山あるのでご自身の考えに合う政党に投票してください。ですが決して海外に金を流す政党を選ばないでください。日本に目を向けてくれる政党に票を入れましょう。大変長くなりました。読んでくださった方、本当にありがとうございます。
19歳 白灰
トクベツな日。
食卓に、スキな料理が並んでいた日。
綺麗な石を、見つけた日。
トンネルを掘り、貴方の手が触れた日。
電車に乗り、初めて周りを見渡した日。
学校の横を過ぎる時、音楽が耳に触れた日。
貴方に、チョコレートを渡した日。
路地を歩き、ネコに挨拶をした日。
雨も降っていないのに
傘を差してくれた、貴方に出会った日。
新年の挨拶を、貴方とした日。
食器棚に、新しいコップが増えた日。
生まれた命に、名前を付けた日。
お母さんに、感謝を伝えた日。
お父さんに、時計を渡した日。
———あの日から、数百年。
木陰で2人の男女が木に背を預け、
手を繋ぎ眠っていた。
2人には、
花が咲き、
苔が生え、
木の根が絡まっていた。
人類は、眠りについていた。
神の怒りをかったのか、
何らかのウイルスによる影響かは不明だが、
起きている人間などいなかった。
人類は、自然と共存していた。
自然破壊をする人間など存在しない。
戦争をする人間など存在しない。
地球は平和になった。
2人の上をリスが走る。
2人の上で小鳥が歌った。
2人の周りで兎が踊った。
人間を傷付けるものは居なかった。
動物たちは、人間が動物の一種だった事を忘れたのだ。
文明は崩壊した。
幾ら待っても、技術を理解する動物は現れなかった。
それでも、時計の針だけは進み続けていた。
風が吹き、
木陰が揺れる。
昼時、駅のホームで待っていた私の耳に声が届いてきた。階段の裏で恋人同士が話し合っているらしい。
ーーー昨日は、ごめんね。私、貴方に迷惑かけたく
なくて、、、でも、まさか見られてたなんて。
ーーーいや、俺の方こそ。そんなに困っていたなら、
誘ってくれてもよかったのに。
ーーーそんな、できないよ、、、でも、ありがと。
あんなこと、貴方以外に頼めないから。、、、
ねぇ、あの後はどうしてたの?
ーーー大丈夫。いつもの場所に捨ててきたよ。
ーーー本当?、、、ごめんね。私がする筈だったのに。
あの人、執拗だったから。
ーーー仕方なかったんだよ。
私はそれ以来、その駅に近寄っていない。
深い深い森の奥。
2人の兄妹が住んでいました。
甘い甘い誘惑に負け、
起こした事件の重大さも忘れて。
落としたパンくずはいざ知らず、
親元を離れたにも関わらず。
お菓子に囲まれて、
2人だけの、2人だけの世界で————