7/14/2025, 11:34:43 AM
キミのスカートが風にさらわれヒラリと揺れる
キミはその黒髪を頬に貼り付けボクに笑いかける
キミの額から太陽の光を受けキラリと光る筋が流れる
キミは隣に座りかき氷を食べる
キミの手が止まり綺麗な瞳が閉じられ、口が結ばれる
キミは唸り脚をバタつかせる
キミと一緒に夜を待ち、
キミと一緒に空を見上げ、
キミと一緒に花火を見る
ボクはそうしてキミとこの夏を過ごしたい
7/13/2025, 10:47:34 AM
ほんとはね、ほんとうはね、
きらいだったの。
朝、窓から差し込むひかり。
チャイムのおと。
友だちとの約束。
子どもたちのはなしごえ。
鳥のさえずり。
いつも、いつも来なければって、、、
ほんとうに、ほんとうに、
きらいだったの。
でも、あなたがいたから————
朝が少しだけ、許せた気がした。
7/12/2025, 8:12:21 PM
暖かな日差しから風が吹き込んでくる。
それは暖かく、涼しく、色をのせて、
チリリンと鳴く。
そのとき、世界が広がった気がしたんだ。
どこかの景色、どこかの匂い、どこかのざわめき、
どこかの、、、
わたしは居ても立っても居られなくなり、
立ち上がった。踏み出した。
しかしそれは、消えてしまった。