SOS

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10/10/2022, 4:15:21 PM


私の涙の理由?

ふっ…(  ・᷄֊・᷅ )。そんな野暮なこと聞くなよ。

そんなの決まってんじゃん。






いいね数が全然増えないからだよ。

10/9/2022, 10:47:41 AM

とある雨の日、僕はゴミ捨て場にいたロボットを拾った。

名前も知識もない、空っぽなロボット。

それを、いつしか自分と重ねてしまっていたのかもしれない。

だから、僕は自分に問いかけるようにして言った。

『知っているかい?
 人は生きているだけで、心躍るものなんだよ。』

「ココロオドル…?」

『そう。だから僕たちは共に生き続けよう。
 心躍る日を求めて。』

「…ソウシタラ、アナタハ…ワラッテクレマスカ?」

『………』

僕は何も言わずに、動かなくなった彼を抱きしめた。

10/8/2022, 3:42:18 PM

八方美人で、自己表現が苦手な私。

友達はもちろん、家族の前でも気が抜けない。

そんな私の、束の間の休息。

それは、トイレの時間。

あの狭い空間の中では、誰も私の存在に気付かない。

だから私はトイレにいる。

唯一、呼吸ができる場所なの。

唯一、自分らしくいられる場所なの。

だからね、お願いだから…。


『私をここから出して…。』

10/6/2022, 2:25:03 PM

仕事へ向かう途中、狭い道で昔の親友を見かけた。

横目でチラッと見ると、交わる視線。

しかし、それはすぐに平行線に戻ってしまった。

それもそのはずだ。

私は彼女との約束を破ってしまったのだから。

「卒業しても、ずっと友達でいよう」

高校を卒業した日に、彼女と交わした約束。

それを先に破ったのは私。

大学に進んで、一から友達作りをしなければならなかった私には、過ぎた日を想う余裕すらもなかった。

だけどきっと、それは向こうも同じ。

友情なんてそんなもんでしょ?

特に女の友情なんて、ガラスみたいにすぐ壊れる。

信用なんて出来ないし、して欲しくもない。

けど、これだけは信じて欲しい。


『貴方といられて幸せだったよ』




10/5/2022, 5:51:34 PM

小さい頃、どこの誰かも分からない相手と、星を見ながら話をしたことがあった。

「人ってさ、死んだら星になるらしいぜ。」

『そうなの?』

「そう。だから俺、早く星になってあの星座みたいに他の
 誰かと一つになりたいんだ。」

星に手を伸ばして微笑む彼は、今にでも消えてなくなってしまいそうで、思わず私は彼の袖をぎゅっと握った。

『私もあの星座みたいになれる?』

「…どうだろうな。」

私の頭をポンポン撫でて、さっきよりも儚げに笑う彼。

それが、彼の笑顔を見た最後の夜だった。

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