部屋の片隅で
部屋の片隅でふと考える自分のこと。
ミスをしてしまったり
つい強く当たってしまったり
他の人と比べてしまったり。
必死に言い訳を考えている自分が
本当に大嫌いで、、
けれど何処か溺れていくように
どうでも良くなってしまう。
逆に自分ですごいと思うこと
珍しく褒めてくれたこと
ちょっと嬉しかったこと。
不思議だよね、皆にとっては当たり前で
しょうもないことだけれど
自分にとっては本当に頑張れるようなこと。
部屋の片隅でふと涙が零れる。
死にたいって思ったり
イライラしてしまったり…
しかしそれを言葉にする事は難しい。
笑いすぎて涙が零れたり
幸せで涙が零れたり…
それほどの幸福感は人を強くする。
部屋の片隅で想うこと。
部屋の片隅で悩むこと。
部屋の片隅で眠りに落ち
部屋の片隅で朝を迎える。
自分にとって部屋の片隅は
とても大切な存在なんだ。
逆さま
────深い眠りにつき
僕は不思議な夢を見た。
今日はその時の話をしよう。
夢の中で目が覚め辺りを見回すと
なんとも言えない感覚に覆われた。
窓を覗いた時僕は思わず呟く。
「なんだ…地面が上にある…?」
それに机も椅子も小物達も
全て逆さまになっていた。
もしや、夢か?と思っても
もしかしたら現実かもしれないと
不安になっていた。
更に僕の重力は反対側に引っ張られている。
家を出たら空に飛ばされてしまうと
思った僕はこの夢から抜け出す手掛かりを
探すため、家の部屋を探し回る。
不思議なことにお腹も空かないし
思っていたよりちゃんと歩ける。
とはいえ、このままだと困るので
ベッドに置いてあるスマホを取りだし
夢から目覚める方法を調べようとしたが
ネットが通じていないのか
画面はフリーズしたままだ。
どうしようという不安と
このままだったらという焦りで
いっぱいになり突然目の前が白く霞む。
───ピロロロロピロロロロ……
目を開けると青い空が見えている。
「なーんだwやっぱり夢だったのか」
僕は安心して微笑んでしまった。
けれど、なんでだろう…背中が熱いんだ。
それにピーポーピーポーと音が聞こえる。
身体も動かない。
あ…そういえばなんで空が見えるんだろう。
僕はそっと目を閉じた。
眠れないほど
───いつもと変わらない朝を迎え
今日も寄り道をしながら学校へ向かう。
朝は寒いし眠くて堪らないけれど
少し前から気になる子が出来てからは
教室に向かうのが楽しいと感じた。
その子は朝早く教室に来ては
窓際にある花瓶の花に水をあげたり
近くの席と楽しそうに話している時
微笑んでいる顔が可愛くて
僕の胸に刺さってしまった。
今ではその子を目で追っては
目が合ったら照れくさくて
目を逸らしてしまう。
本当は話したいけど
嫌われたら…なんて考えで
なかなか近づけることは出来ない。
あー少しでいいから話してみてー
なんて思いながら過ごしてく。
───ある日のこと。
学校行事でペアを組むことになり
僕は友達が居なかったので
サボろうとした時
「良かったらペアならない?」
その子から声を掛けられた。
ビックリして声が裏返ってしまったけれど
その時の君の顔は今も忘れられない。
眠れないほどの思い出。
夢と現実
僕が思う「夢」は未来
理想や目標に向かって
努力し実現させるのは
苦労や困難様々な壁を
乗り越えないと難しい
夢のような事だけれど
努力を続けてる人達は
きっと夢を諦めないで
踏ん張ってきたと思う
僕が思う「現実」は過去
嬉しい悲しいの思いは
全て僕が感じた感情で
どんな時でも前を向き
時には背を向けて休む
時間は戻らないけれど
一つ一つの積み重ねで
一秒一秒を生きていく
自分を信じているんだ
「夢」と「現実」
それぞれに意味を持ち
人々も個性が全て違う
でも僕はそれでいいと
今日も今を生きていく
さよならは言わないで
僕はさよならが嫌いだ。
だって楽しい時間が終わってしまうから。
僕はさよならが大嫌いだ。
大切な君が居なくなってしまうから。
僕はまたねが好きだ。
また会えると分かってるから。
僕はまたねが大好きだ。
君の笑う顔がまた見れると思うから。
僕は君に伝えたい。
大好きだと、愛していると。
僕は君に言った。
さよならは言わないで。
「ずっと一緒に居よう」