かっぱえびせん

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2/10/2025, 4:26:59 PM

星に願うってのは、ガキっぽいと思うか? いや、実際、大人になっても星に頼りたくなるもんだよ。現実は厳しいし、ちょっとくらいは夢見たくもなるさ。でもな、星にお願いして、寝転んで待ってるだけじゃ何も変わらねェ。

願うのはいい、けどその後だよ。願って終わりじゃねぇだろ? その願いが本物なら、ちゃんと自分の力で動けよ。星も、お前が動かない限り手助けはしてくれねぇぜ。


星に願って

2/9/2025, 6:26:42 PM

「君の背中」

君の背中は、いつも少し遠い。
手を伸ばせば届きそうなのに、
指先はほんの少しの空気をつかむだけ。

夕暮れの影が長くなるたび、
その背中は、まるで別の世界へ続く扉のようで。
「待って」と言えたなら、どれだけ楽だろう。

言葉にできない想いが、
風になって君の背中に触れる。
振り向かなくてもいい。
ただ、その歩幅のままでいい。

君が歩くその道の先に、
私もいられたら、それだけでいい。

1/12/2025, 12:30:48 PM

【あの夢の続きを】

あの夢の続きは、突然、駅のホームに立っている私。
目の前には、知らない列車が止まっている。
「これに乗らないか?」と、知らない男の人が微笑んで声をかける。
私はうなずこうとしたけど、足が動かない。
列車のドアが閉まりかけたとき、男の人が一歩踏み出して、
手を差し伸べてくれる。

でも、その手は、すぐに消えてしまった。
列車が走り出す瞬間、私はやっと気づく。
その列車は、もう二度と戻ってこない。
男の人も、消えてしまった。
ただひとり、駅に残された私は、
「乗りたかったな」と、心の中で呟く。

夢の中でも、手に入れられなかったものがある。
切ないほど、手が届かなかった何かが。

1/10/2025, 5:20:30 AM

「星のかけら」
夜空を見上げて、
君のことを考える。
星が一つ、また一つ消えていく。
でも、願いは叶わない。
たぶん、私の星は君には届かないから。

12/25/2024, 3:10:59 PM

「クリスマスの過ごし方」

イルミネーションが光る街中、
私の目はケーキの列をロックオン。
「よし、ターゲットは苺ショートだ!」
でも、敵(他のお客さん)は手強い。

ツリーの下のプレゼントも、毎年サプライズだって?
いやいや、去年は靴下の中にインスタントラーメン。
ありがとうサンタ、来年は味噌味で頼むよ。

「メリークリスマス!」なんて言いながら、
友達のプレゼントを開けたら中身はカップラーメン。
被ってるじゃないか、サンタ!何か通じてるのか?

それでも笑い声が溢れる夜、
ケーキの最後のひと切れを巡る熾烈な戦い。
「これが私のクリスマスだ!」と叫びながら、
今年も勝利を信じて戦場を駆け抜ける。

クリスマス、平和でないのがちょっと楽しい。

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