かっぱえびせん

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1/12/2025, 12:30:48 PM

【あの夢の続きを】

あの夢の続きは、突然、駅のホームに立っている私。
目の前には、知らない列車が止まっている。
「これに乗らないか?」と、知らない男の人が微笑んで声をかける。
私はうなずこうとしたけど、足が動かない。
列車のドアが閉まりかけたとき、男の人が一歩踏み出して、
手を差し伸べてくれる。

でも、その手は、すぐに消えてしまった。
列車が走り出す瞬間、私はやっと気づく。
その列車は、もう二度と戻ってこない。
男の人も、消えてしまった。
ただひとり、駅に残された私は、
「乗りたかったな」と、心の中で呟く。

夢の中でも、手に入れられなかったものがある。
切ないほど、手が届かなかった何かが。

1/10/2025, 5:20:30 AM

「星のかけら」
夜空を見上げて、
君のことを考える。
星が一つ、また一つ消えていく。
でも、願いは叶わない。
たぶん、私の星は君には届かないから。

12/25/2024, 3:10:59 PM

「クリスマスの過ごし方」

イルミネーションが光る街中、
私の目はケーキの列をロックオン。
「よし、ターゲットは苺ショートだ!」
でも、敵(他のお客さん)は手強い。

ツリーの下のプレゼントも、毎年サプライズだって?
いやいや、去年は靴下の中にインスタントラーメン。
ありがとうサンタ、来年は味噌味で頼むよ。

「メリークリスマス!」なんて言いながら、
友達のプレゼントを開けたら中身はカップラーメン。
被ってるじゃないか、サンタ!何か通じてるのか?

それでも笑い声が溢れる夜、
ケーキの最後のひと切れを巡る熾烈な戦い。
「これが私のクリスマスだ!」と叫びながら、
今年も勝利を信じて戦場を駆け抜ける。

クリスマス、平和でないのがちょっと楽しい。

12/23/2024, 12:29:59 PM

「プレゼント」

君に渡すつもりだったプレゼント
形にならなかった気持ち
伝えたかった言葉も
胸の中で詰まったままで

選んだのは、君が喜んでくれるもの
でもその瞬間が来る前に
私はその贈り物を
手のひらからこぼしてしまった

本当は、その中にある全てを
君に届けたかったのに
だけど、君には届かない
その想いが、切なくて仕方がない

12/22/2024, 12:22:12 PM

ゆずの香り

駅のホームでふと香ったゆずの香り。
その香りに導かれるように歩くと、目の前に現れたのは、
昔通っていたカフェのオーナー、リョウさんだった。

「おお、久しぶり!」
リョウさんは笑いながら、手にゆずを持っていた。
「これ、君にちょうどいいと思って。」
「え、なんで急にゆず?」
私は驚きながら聞いた。

リョウさんは少し照れくさそうに言った。
「君が好きだったジャム、覚えてる?それを作ったんだ。」
「あのジャム…」
私は懐かしさに微笑んだ。

「君にもぜひ試してほしいな。」
リョウさんはジャムを手渡してきた。
「ありがとう。」
私はそれを受け取ると、ふと心が温かくなるのを感じた。

その香りが、あの頃の静かな記憶を呼び起こし、
私は少しだけ胸が締め付けられるような気持ちになった。
でも、それでも歩き続ける。
あの頃の私が、今もどこかに残っている気がしたから。

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