猛暑の夏が過ぎ、秋から冬へ
白い吐息の君は、眩しい笑顔で飛んでいった。
僕の青い鳥を連れて、飛んでいった。
君は、何も無かったように優しいままのようだ。
相変わらず、山小屋は満室で
登山客で、ごった返している。
僕は、泣いた君をみたことないから
強いと勝手に思っているけれど
僕の予想は、多分ヒットしてて
あなたを思うと目頭が熱くなります。
君はせっかちで、答えを知りたがり
僕は、のんびりで、できるだけ答えたくない。
多分、君か君の友人にいただいたであろう
マグカップは、ちょうど20年になる。
古ぼけているけれど、君のノックした音と声が
買え変えられない理由だ。
その時も、僕は海外にいて
何度も、何度も、悲しい思いをした。
そして、青い鳥は羽ばたいていく。
あなたのもとで。
白い吐息と共に・・・。
ありがとうが、届かないふりをして
あなたは、自由となった。
僕は、何億の光の線を辿り
今夜、あなたを探すことをやめた。
深く、深呼吸をしたら
喉が、ゴロゴロと鳴いたから。
ゆっくりと流れる時間と、君との
たわいもない会話は、時を重ねるごとに
愛しくなる。
有り余った時間は、天使からのプレゼントのような気がして、心が喜びで疼く。
同時に、切なくて、ずっと掴んでいたくて少し
背伸びをする。
出かけようと
黒を背負った僕は、真面目すぎて
帽子で、目を伏せることにした。
家が、どんどん雪山の途中にある山小屋みたいに
暖かくなってきた。
ほんの瞬間、恋をする。
ほんの瞬間、喧嘩をする。
玄関のランタンが、気丈に振る舞い
街は、クリスマスへと駆けていく。
君と紡ぐ時間は、決して
荒々しくない。
外の、殺伐とした世界も、個人の見る目では
ロマンチックにもなるのだろうか
砂時計を逆さにし、時間が経つまで
お願い事を言う。
今日も、登ってくる太陽に
お水をあげながら、この瞬間に感謝する。
君は、時折笑い
時折、怒る
山の頂上は寒くて、目の前が真っ白だった。
と、同時に砂時計の最後の砂がスッと落ちた瞬間だった。
空を仰いだ、一人ベランダから。
青とも、水色とも言えぬ空をキャンパスに
雲が優雅に、駆け巡る。
その雲の跡は、心の寂しさを消し去るような、
自由さがあった。
ラジオから、クリスマスソングが流れてくる
もう、そんな季節だ。
小学校の頃、サンタクロースに手紙を出したことがある。そこから夢が始まったような気がしてならない。
純粋、どんなに叫んでも君には敵わない。
朝早く起きて、フランキンセンスの線香で部屋を清める。こうやって、昔を思い出しながら
書いていると、涙が出てくるのは僕だけだろうか・・
みんな、月に帰ってしまったようだ。
ビーンズsoupに、パン、目玉焼きに、サラダ。
朝食のような、夕食が、やけに美味しかった。
そうやって、今日も1日が更けて行く。
そう、こうやって静かに更けて行く。
それが、あたりまえ、最低限の日常であり
最高の1日である。
愛してる・・・。
言いかけた時、君は君になっていた。
君の君とは、もう会いないのであろう。
さよならは、誰も言わなかった
最後まで、かっこよく
イケてる。
君に言われたこと、今でも鮮明に覚えてるんだ。
忘れないよ、
忘れないように、空にでも書いておくね
どこからでも、わかるでしょ・・・。
時を繋ぐ
あえて、僕はやめとくよ。
夜空と、空で、会話。君らしいよ
愛し合っていた・・愛し合っている僕らへ
あなたからの手紙には、紅葉した銀杏の葉が押し花になって入っている。
教会に行った時以来、あなたの姿はみていない。
影から見ていた僕は、いつも悲しそうで
僕まで、気分が落ち込んでいた。
落ち葉は、綺麗で街を鮮やかに優雅に色づかせる。
あなたは、回復しただろうか
笑えているだろうか・・・
人は。自分さえ良ければ
もしくは、間違った正義感や
劣等感から、やってはいけないことをするのか・・・。
有頂天さに、輪をかけて
みんなが、走り狂い
どうでもいい、制裁を私に投げかける。
そして
私は、朝からお酒を浴びる
行きたいところへ行けるからだ。
ジンのダブルをレモネードで割ってもいい感じ
制裁と至福。
どちらが本当の幸せなのだろう。
ああ、内臓までお酒が染み込んでいく・・・
止まらない。
そんな朝は、貴方のことを思い出す。
涙が止まらない。
綺麗になるから、愛してると言って・・・。
どこへも行かないと言って
パソコンの横には、銀杏の葉が黄色くなって
私を呼んでいる・・
指輪を外して、あなたの横顔を見つめる、、
無理して見つめてたんじゃない
楽しかったから。
鏡越しに見る、その手放された時間は、
もう、僕が拾っても返す場所がない。
それならば、僕も拾わない
新しい時間へも移行せず過去を捨て
今を生きる。
以前から、時が止まれば良いと思っていたふしがあったので、そうなっても驚かない
今、僕のいるところは何年で、どこだろう
電話はかろうじて、通じるが
相手が、未来か僕が過去か今は知らない。
挽きたてのコーヒーを飲んで指輪を見つめる。
みんな、また旅に出た。
美しかった世界へ。
僕の部屋は、テレビから流れる激しい英語と
パソコンのキーボードのサクサクした音しかない
今日は気分が穏やかだ。
ランタンは、不運を飛ばしてくれるのか
感謝し、祈っていると
君が現れて涙を浮かべる。
そんな時はお酒を、片手に時を待つ。
君と会うためだけに、祝杯しよう
そうウソをつきながら、
僕は大切なお酒を捨てた・・・。