未だ嫁修行

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1/26/2024, 8:26:56 AM

【安心と不安】

頭と体はほどほどに忙しい方が良い。
暇だとあれこれ考えて不安が募る。

ポジティブな性格なら良いけど私は真逆。
何でも悪い方へと思いを巡らせてしまう。

とても不安なことが起きて、どうにか乗り越えてホッとして安心する。
でもまたすぐに別の不安がわき上がる。

コップに水がまだ半分ある
コップに水がもう半分しかない
私は後者の性格
それなら憂いがないよう準備万端すれば良いのに、それはしない。
全く矛盾だらけの人間なのだ。

環境など外的要因で 不安があるならわかるがそんな大変な状況でもないのに常に不安がつきまとっている。
つまり私の心の中の問題なのだ。

大腸に善玉菌と悪玉菌がいるように私の心の中には安心菌と不安菌がいて、たぶん安心菌が少ないのだろう。
不安菌を殺す薬か安心菌を増やす食べ物なんて、どこかにありませんかね?

1/23/2024, 8:00:52 AM

【タイムマシーン】

タイムマシーンがあったら、どの時代に行こうか?
普通は過去に戻りたいけど、とっとと今を時代を越えて90歳の時代に行くのもありか?

私の子どもは結婚してる?
孫はいる?
そもそも私は生きている?

うーん、やっぱり過去に行ってやり直せる時代に戻るのが無難かな?
でもそうしたら今の子どもに会えないかもしれない、そもそも夫に会ってないかもしれないのだから…

やり直すとすれば中学生
安楽に暮らし、何も考えてなかった頃…
あの頃にもっと学ぶことの大切さや真摯に生きることに気づけていたら、きっと私の高校時代はもっと充実しそれなりの成績になっていたはず…

でもなぁ…仮に良い大学に入り、いわゆる大企業の社員や公務員になったとしても、激務で体を壊したり仕事一筋で楽しみを感じることもない生活だったら…と思うと
それはそれで寂しいよね。

結局、貧乏でもほどほどに優しい夫と素直に育ってくれた子どもに恵まれたことに満足してる自分で良いと思ってる。

タイムマシーンがあったら!と空想の世界で楽しむことにしよう。

1/22/2024, 9:54:53 AM

【特別な夜】

振り返れば確かに特別な夜はいくつかあったと思うが、時を経た今ではそれが特別だったかさえ定かでない。

現在の特別な夜は
夫がいない夜(笑)

美味しいものをスーパーで買ってきて料理もせず洗い物もする必要がない夜
極楽、極楽と思いながら好きなテレビ番組を見たり、録りためたものを見る。

そうして夜は更けてゆき、ふと思うと少し寂しい。
極楽な夜は夫のいない少し心細い夜になっていく。

結局、今の特別な夜は夫の存在を改めて気づく夜なのかもしれない。

1/21/2024, 9:25:14 AM

【海の底】

♫みんなひとりぽっち 海の底にいるみたい だからだれか どうぞ上手な嘘をついて♬
中島みゆきの「孤独の肖像」の歌詞の一節である。

本当の海の底は、やっぱり孤独のイメージ。
ダイビングができるくらいの海なら仲間もいて光もさし色とりどりの魚たちも鮮やかだろうが…

深海の底は光も届かず真っ暗闇、魚たちもじっと息を潜めているような…もっとも水圧が高いから、どれほど生き物がいるかさえわからない。

私は山よりは海が好きだし、死んだら海に還りたいと思っている。
それは海の底が孤独なところだと思っているから。
でも光もささない真っ暗な海の底に沈んでいくのは、やっぱり怖い、淋しい。それは死への恐怖と同じなのかもしれない。

陽の光にキラキラ輝く海は明るく、それだけを見ていれば綺麗で憧れてしまうが、世の中のすべての物は表裏一体。
輝く海の底は真っ暗闇の世界。
人の人生もそんなものなのだろう。

たぶん私はキラキラ輝く思い出を胸にいつかは底へと沈んでいく。
それで良しと心に決めている。
(と言いつつその時がきたらジタバタ沈んでいくのかもしれないが…)

1/20/2024, 6:39:06 AM

【君に会いたくて】

会いたくても会えない人がいる。
会えないと思うからなおさら思いが募る。

この世にいる人なら何らかの方法を使えば会える可能性があるけど、この世にいない人はどんなに手を尽くしても会えない。
だから余計に会いたい。
それは慕う気持ちが今なおあるからだ。

その一方で
生きているうちに言えなかった文句や不満を言いたくて会いたいと思う相手がいないわけではない。
でもそんなことに時間や労力、感情を使うのはムダなこと。
わかっているけどさんざんな思いをさせられ挙げ句の果てに死んでからまで、その負の遺産に悩まされていると、面と向かって文句の1つも言いたくなるのだ。
しかし、そういう相手を君とは呼ばない。あいつ、お前、とんでもない奴、そんな呼び名が似合うだろう。

だから「君に会いたくて」というのは、私にとって本当に大切な愛おしい唯一無二かけがえのないあなたなのだ。
会って何をするのかと言えば、ただお礼を言いたい、感謝を伝えたい。
生きているときにもその時々に伝えてきたつもりだったけれど、今が最期というときに改めて伝えたかったのだ。
別れは突然である。

だからそんな「君」がいるならば、悔いのないように今から伝えておかなければならないだろう。
でも、あらたまって
「本当にありがとう」なんて言ったら、今、この世に生きている君はきっと「ギョッ」として訝しげに私を見るに違いない。

伝えるというのはなかなか難しいものだ。

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