【木枯らし】
時代劇、木枯らし紋次郎を思い出す(笑)
【美しい】
ずっと以前、インドで見た夕日がすごく大きくて美しかった。
クルーズ船から見た夕日が美しかった。
山形の湯野浜温泉から見た夕日が美しかった。
青森の不老不死温泉から見た夕日が美しかった。
どうしても私は夕日に惹かれる。
近所から見える遠くの雪をかぶった山が美しい。富士山みたいな有名な山ではないけど、白く染まった山は登れないからこそ惹かれる。
自然が醸し出す美しさは作ろうと思って作れるものではない。
人もまた同じ。
着古した物をまとい、化粧もせずイヤリングもネックレスも身につけてなくても、その人に本来の美しさがあれば、きっとその人は美しいはず。
私もそうありたい。
(高価な物を持たない者のせめてもの負け惜しみですが…)
【この世界は】
ありとあらゆるもの、こと、ひとがありのままに混在しているところ。
生あるもの、無機質なもの
小さな生あるもの、既に亡くなっているもの
人の心で言うなら喜怒哀楽
嫉妬や欺瞞や希望や夢や理想
後悔や懺悔、望みや期待
そういう世界で私はどう生きるのか?
どう死んでゆくのか?
どんな強い意志があっても生きたいようには生きられない
死に方も選べない
この世界の中で見えないものに流されるまま漂うように生きるだけ
それならばこの世界を俯瞰してせいぜい楽しむことにしよう
生あるかぎり
【ずっとこのまま】
このままじゃいけない、この家も私の暮らしぶりも…
そう思っているけど
せめて自分の行動はもう少しきちんとすべきだよね。
わかっているのにその1歩を踏み出せず行動を起こせずにいる
いや違う、起こせずにいるのではなくただの怠慢。
楽な方へ流れる私、ずっとこのままいられるならそれが楽だと思っている私
いつかそのしっぺ返しがくるだろう、だからその前に今年こそは1歩を踏み出し怠慢な私から脱皮したい。
できるかな?
いやいや、できるよね!だよ
できるかな?と思うことはやる気がない証拠。
できる!自分に言い聞かせよう。
できるよ!私。
ずっとこのままじゃいけない。
【寒さが身に染みて】
前から少し引っ掛かり気味だった店の戸が昨日さらに明け閉めしにくくなった。
夫(今年、齢68歳)が生まれる前から建っていた普通の家を店舗に改装し、そのまま店舗兼住宅になり、その後はリフォームもせず嫁いだ私も住んでいる。
東日本大震災にも耐え、かろうじて建っている建物。いつどうなってもおかしくない古い家屋。
いずれはどうにかしなければならないことは夫婦でも暗黙の了解。
しかし先立つ物(お金)と義母が別棟に住んでいるので、もし新築すれば同居しなければならなくなることへの恐怖(私の)と義祖父母の代からの物の多さと(義母に捨ててはダメと言われている)…
何をどこから手をつければ良いかわからない状態に新築の「し」の字も言えずにいる。
そんな時に店の戸の明け閉めが困難になって…不安と面倒とこれからを思うと
寒さが身に染みて…
いや身だけではない、心の奥まで寒さが染み込んできたのである。