【20歳】
当時バラ色の人生が待っているとは思ってなかったし現に今、還暦を過ぎバラ色とはほど遠い人生を生きてきた私。
何でもできそうな、何にでもなれそうな気がしながらも少し不安もあった20歳
今でも忘れられない人に出逢い片想いに胸を痛めていた20歳
自由なはずなのに何かに縛られていた気がする20歳
今もし20歳の私に声をかけるとしたら…
なりたいものになれるとは限らないけど、やりたいことは何でもやってみたら!
片想いでも好きな人がいることは幸せなこと、失恋しても良いから告白しなよ!
親や世の中の価値観に縛られないで、自分の価値観で生きなさい、そのかわり責任は伴うから、後悔しないようにね!
そして人と比べることなく自分で考え判断し生きていくしかないのよ、と話してあげたい。
【雪】
昨日、このお題が出た時間くらいから雪が降り始めた。
雪を見ると中島みゆきの「雪」を口ずさんでしまう。
♬雪 気がつけばいつしか なぜこんな夜に降るの 今 あの人の命が長い別れ私に告げました♫
しんしんと降る雪は周りの雑音を吸い取るように降り積もる。
いつもはうるさく聞こえる往来の音や車の音、なぜかそれらは聞こえなくて…
サラサラというかシャカシャカというかカサカサというか、例えられないような音をさせながら雪は降る。
こんな夜は昔、懐かしい人を思い出しながら眠りにつくのが良いだろう。
きっと夢に出てきてくれる、明日も頑張れと言ってくれる。
そんなことを思いながら眠ろう。
雪はいろんなことを思わせてくれる少し寂しい小道具みたいだ。
※またまた時間遅れの投稿です
【冬晴れ】
今年の年末年始はお日様が見られて良かったと思っていたら地震や飛行機事故
冬晴れでもなんとなく心は晴れない。
※時間に間に合わず遅れてしまいました。
【幸せとは】
すごいボロ屋でも雨風しのげて、とりあえず食べるものもあって、ほどほどのお金もある。特に病気もなく、心身共に病んでない。
それを幸せといえば幸せ
でも世の中をぐるっと見回せば…
豪華な家に贅沢な料理、使っても使いきれないお金を持ち、もちろん体も健康。
そんな家を見たとき今の私も幸せと心から思えるのだろうか?
母の口癖は
雨風しのいで飲んで食べていければ良い。
上見て励め、下見て暮らせ。
だった。
まさしくそんな暮らしをしている自分。
家、食べ物、お金…
ただ、それらは目に見えるものの比較
それなら目に見えないものはどうなのか?
見えるから比較してしまうけど
見えないものも劣っているのか?
負け惜しみかもしれないけれど目に見えないものは豊かであると、そしてそれが幸せの物差しなのだと思いたい。
幸せとは
見えないものの豊かさだと
【日の出】
大学生の時、日の出を見ようと友だちと海へと車を走らせた。
海の近くに停めて朝を待つわけだったが、波の音があまりにも大きくて目を閉じると車が波に持っていかれそうな気がして怖くて怖くて…
結局、日の出を見ずに帰って来てしまった。
時は流れて…
結婚し夫と子どもと日の出が見られる宿に宿泊し私だけ早起きして日の出を見た。
神々しく輝く日の出は人に生きる希望を与えてくれるような気がした。
というのも私は基本、朝日よりは夕陽が好きで辺りが濃いオレンジ色に染まり心を深い眠りへと誘うような…日の入りの風景に魅力を感じていたからだ。
それに比べるとやはり日の出は明るい。朝日の色は夕陽のそれに比べればオレンジ色も薄い。
松田聖子の「瑠璃色の地球」の歌詞のように本当に光の矢を感じる。
生きろ!生きろ!と心に向かってくるような…
人生は日の出と日の入りを繰り返しながら進む船なのかもしれない。
心が張り裂けそうな時の日の出の光の矢は痛すぎる。そのときは日の入りの濃いオレンジ色に癒されよう。
でももう少し頑張れそうな時は日の出の光の矢に刺激され明日への活力をもらおう。
これらは私たちに宇宙がくれた癒しと活力の源なのだから。