「愛があればなんでもできる?」
1年前と同じお題を提示され、正直どう書こうかしばらくの間、頭を悩ませた。
さて、どうしたものか。
その結果、せっかくなので書き比べて見ようという結論に至った。
良ければ読み比べて貰えばと思う。
1年前
結論から話すと愛の大きさにもよるが
なんでもという点では叶えるのは容易では無いと思っている。
つまりどれだけ愛があっても、出来ない事はある
というのが私の考えだ。
何故なら根本的に出来ないものがあるからだ。
非現実的な事や論理上無理とされた事などを
愛の力で実現できたとしたら、こう言ってはなんだが、それは実に出来すぎた話で、もし仮に愛を持っているだけでなんでも出来たなら皆苦労しないだろうと思ってしまう。
しかし、なんでもという点では無理であるが
愛の力は人を動かす原動力や力になるとは思っている。愛は形に出来ない為に証明は出来ないが、形にして測れないからこそ愛には大いなる可能性と未知なる力があると私は考える。
もしかしたら、不可能を可能とする力をも
持っているかもしれない。
あくまでも可能性の話だが。
1年後
愛があればなんでもできる。
そんな考えは正直言って甘いと思う。
しかし、そのような考えで居られる人を羨ましいとは思う。
何故なら、その人には愛する人が居るからだ。
愛を知っているから、なんでもできると言える。
愛に溺れているから、そのような考えが出来る。
なんでも出来る。など、そう簡単に思えることでは無い。
愛という事をよく知らない私にとっては羨むほどに手に入れたい考え方だ。
現実的な考え程につまらない考え方はないだろう。
夢を見ている、夢に溺れている人程、幸せな人はいないだろう。
傍から見れば浮かれている人に見えるかもしれない。
周りとは浮くかもしれない。
それでも本人が幸せならそれでいいのだ。
少なくとも私はそう思う。
けれど私は現実的な考え方しか出来ないつまらない人間なのだ。
けれど、いつか愛を知れたなら。
愛に溺れる事が出来たなら、私も現実離れした楽しい毎日を送れるかもしれない。
「遠くの空へ」
飛んでゆきたい
そして淡く儚く消えてしまいたい
誰にも知られることなく
ただ静かにひっそりと
それを望んでいると思い込みたくて。
誰かと一緒に居るとどちらかが傷ついてしまうから、悲しい思いをしてしまうから。
友に捨てられる事が怖いだなんて
離れていってほしくなくて。
ずっとそばに居て欲しい。
でもそれは叶わぬ願いだから
いつか辛い思いをする事になると分かっているなら
静かに消えてしまいたい
余計な感情が入り交じる前に早く消えてしまい。
でも、もう知ってしまったんだ。
暖かさも、心地良さも。
何も知らないまま、遠くの空へ消えられたらよかったのに。
この心の温かさは消えてくれない。
捨てられると分かっているのに求めてしまう自分に空が答えるように冷たい風が頬を撫でた。
「春爛漫」
咲き乱れて散る桜
桜吹雪の中、舞い踊る君
それは、それは、なんとも美しく
言葉で言い表せないほどに魅了させられる
さくら、さくら、舞えや、吹雪け
花散らして、この身を奪え
踊れや、歌え
さくら散るまで終わることなく
その身削りて、魅了させ
桜と共に美しい君、散ってゆく
せめてその刹那で君を魅せたい
多くの人に君を覚えて貰うため
君の舞を心に刻むため
歌えや踊れ
汗も涙も忘れるほどに
痛みも苦痛も感じぬほどに
疲れさえ、呼吸さえ忘れて舞い踊れ
君に幸せを届けるために
僕のこの命捧げよう
「これからも、ずっと」
不定期でも続けるよ。
好きな事だから。
私の夢への一歩でもあるから。
なにより私の書いたものを読んでくれる人がいるから。
読みたいって思ってくれる人がいる限り、やめたりしないよ。
やり通してみせるよ。
だから読んでくれたら嬉しいな。
読んでくれる人がいること、もっと読みたいと思ってくれる人がいる事が書き手にとって何よりの幸せだから。
*
投稿してない間も読みたいを送ってくれた方々ありがとうございました。
諸事情がありしばらくお休みしていましたが、また今日から再開します。
今年は受験という事もあり空いてしまう日もあると思いますが、なるべく毎日書けるように頑張ります。
学業と夢を両立 出来るよう頑張ります。
受験生で夢(趣味)も両立させると言うとは難しい話しだと思います。
甘い考えなのも分かっています。
本来なら勉学に集中するべき時期です。
それでも私はどちらも疎かにしたくないんです。
絵も小説も大人になってからでも出来ます。
それでもそれじゃ遅いんです。
今やれるなら、今やりたい。
今にしか作れないものがある。
今だから出来ることがある。
でも勉強を疎かにするつもりもありません。
なので全部承知の上で両立させてみせます。
結果も全てありのままを報告します。
無理を承知でやります。
全部こなすのは無理かもしれません。
それでも諦めはしません。
なのでどうか、無茶なこの計画のその行く末を、どうか見守って欲しいです。
3月の結果報告をしますね。
イラストは塗りを中心にやっていました。
小説は長編を書き始め現在まだ書き途中です。
勉強は英検に向けて勉強中です。
4月の目標
イラストは塗り、描き共に1週間に1回はデジタルイラストを完成させる事。
小説は今書いている長編を物語の中盤まで書くこと。
勉強は模試に向けた試験対策と英検に向けた勉強を中心にすること。
「もっと知りたい」
私のことを知りたいって思ってくれる人がいたらどれだけ幸せだろうか。
私に興味を持ってくれる人がいたならどれだけ嬉しいだろうか。
私はダメダメだから。
何をやっても上手くいかない私は誰からも知りたがられない。
誰も私を欲しない。
才能も、技術も、個性もない私はぼんやりと霞みがかってくすんでいる
努力しても、努力しても結果が追いつかない
みんなより出来ない
何もかもが遅れていて、平均以下。
脆い心も私を駄目にする。
落ち込んでしまう。
ポジティブでいることさえできない。
そんな私を誰が欲すだろう。
誰かに必要とされたかった。
誰かに私をもっと知りたいと思って欲しかった。
共感されたかった。
だから自分なりに足掻いてもがいて、食らいついた。
でも私は簡単に落ちてしまった。
襲い来る負の連鎖を断ち切ることが出来なかった。
それでも、地の底にいるにも関わらず、私はまた
足掻こうとしている。
微かな希望。望みの薄い淡い未来を夢に見て私はまたもがき始めそうだ。
醜く惨めなその様を、誰かは笑うだろう。
それでも諦められなかった。
私は意思だけは固いようだ。