「冬晴れ」
痛くらいの寒さが体の感覚を鈍らせる
だんだんと動けなくなっていく
手足の感覚が無くなっていく
痛いのか、寒いのかそれすらも分からなくなって
思考すら低下して、何も考えられなくなって
凍ってしまうと、思った時、一筋の光が目に飛び込んだ
眩しいくらいの光
辺りを溶かすくらいに暖かくて眩しい光
その光に照らされて、だんだんと感覚が戻ってくる
消えていた寒さや、痛みを感じ始める
それでも、照らされた光は優しくて、暖かくて
その時、確かに喜びを感じた
1/6/2025, 10:14:16 AM