NoNameという名前

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9/20/2024, 10:05:31 AM

時間よ止まれ

願うは彼の幸せ。
我、寸秒の間、流星に想いを告げる。

いつの日か、もう覚えてはおらぬが、人伝で小耳に挟んだ話がある。
其れは、「流れ星に三回、願いを唱えるとその願いが叶う」と、云うあくまで噂話だが。
まあ実に、胡散臭い話であろう。自覚はしている。
しかし、そうも云っていられなくなった。
我に出来ることはこの程度のもの。
無心に願いを唱えるが、流れ星は異様にはやい。
それもそうか、と納得するも、これでは三回どこか、二回も願いを唱えることが出来まい。

あゝどうか、時よ、時間よ





(我ながら雑な締め方だな。時期も普通、七月とかだろうに。)

9/16/2024, 8:16:42 AM

君からのLINE

まだかな、まだかな、
君のことで頭がいっぱいで、他のことが考えられないんの。
いつ、お返事をくれるかな、とか思ってソワソワしてしまうの。
今だって公式からの通知に飛ぶように反応して、冷静になって、一人で恥ずかしくなってる。
好きなんだよな、本当に。

9/15/2024, 5:13:25 AM

命が燃え尽きるまで

私と貴方の命が燃え尽きるまで
私を愛するって約束して。
残りの生涯をともにするって
私を置いていかないって約束して。
私の愛は重いけど、理解してほしい、
この命尽きるまで、私は貴方を愛すわ。

9/12/2024, 10:31:36 AM

本気の恋

何を根拠に其れが本気であると云えるの?

「此は心からの愛だから、本気だから、君を後悔させない。」
なんて、言葉だけなら幾らでも云えるのよ。
こんなこと言ったら、きりがないのもわかってる。
けど、ごめんなさい。

私は[愛着障がい]だから、貴方を心から愛せない。

けどね、私は知っている。
恋をしている人は皆、輝いていることを。
その度に素敵だなと、憧れたの。
いつか、もしものいつか、
私が人を信じられるようになれたら
私もしてみたいな「本気の恋」とやらを。




(何か、話が繋がっていないような……)

9/10/2024, 2:37:35 AM

世界に一つだけ

「死にたい」
うっかり、口から滑りでた言葉
この後返ってくる言葉は想像つくのに、話し合うだけ時間の無駄なのに。
私は自分の口の軽さを後悔した。

案の定、近くにいた母はこう云った。
「世界に一つだけの、貴方の命なのだから大切にしなさい。」
きしょくがわるい
無理だ、どうしても身体がうけつけない。
虫酸が走る
理解しようとしても出来ない。気持ち悪い。
思わず自分の部屋に駆け込んだ。
うずくまって、私は呟いた

「無責任」




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