NoNameという名前

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世界に一つだけ

「死にたい」
うっかり、口から滑りでた言葉
この後返ってくる言葉は想像つくのに、話し合うだけ時間の無駄なのに。
私は自分の口の軽さを後悔した。

案の定、近くにいた母はこう云った。
「世界に一つだけの、貴方の命なのだから大切にしなさい。」
きしょくがわるい
無理だ、どうしても身体がうけつけない。
虫酸が走る
理解しようとしても出来ない。気持ち悪い。
思わず自分の部屋に駆け込んだ。
うずくまって、私は呟いた

「無責任」




この文章を読んで不快に思った方がいらっしゃれば謝ります
すみませんでした

9/10/2024, 2:37:35 AM