自分の心身が健やかなとき、遠くても近くても距離を取るのは大体うまくいく。
その一方で、悩み事があったり、どこかに痛みがあるときは、簡単に距離感を間違って、正面衝突したり、届かなかったりする。
普段の自分は距離感を取るのがうまいねと言われる方で、こちらとしては無意識なんだけど、誰といてもあまり緊張させることはないらしい。
逆に、恋愛中というか、片想い真っ最中というのは、もう、にっちもさっちも行かなくて、正面衝突も暴走もしまくりなのがしんどかった。
ホント、恋愛は人生修行ですね。
真っ最中の方、頑張ってください。
あなたが遠くにいて、私が慰められない時は、泣かないでいてほしいと想う。
近くにいるなら、抱きしめて頭を撫でてあげられるから。
微熱があると感じたら、ゆっくり息を吐きだして、いそいそと寝込む準備をすべし。
水と天然塩とがあればいい。元気なうちにプロテインも飲んでおけば、もっといい。
そして、スマホイヤホンを指して、好きな音楽でもラジオでもいいから聞くようにすれば、寝るに寝れないときの煩わしさに摑まることもない。
あとはゆっくり目を閉じて、次に目覚める時は体の修復が終わっていると信じていればいい。
こんな風に過ごすようになってから、微熱は楽しみなイベントになったんだけど…そうなるとなかなか熱を出さなくなる。いけずやね。
呼び名に愛を込める。
他の人が呼ぶことはない、ちょっと変な呼び名が、独占欲の表明だったりする。
わかりやすい言葉より、その呼び名と目に溢れる感情が、毎日降り注がれるから。
愛の言葉を口にすることはなくても。
雨の音で目が覚める。そんな朝は気持ちがいい。
起き出してみれば雨は小雨になり、青空もときおり見えるくらいで。
どこまでも美しい青空に、大きく腕を伸ばして深呼吸する。秋の空気は冷たくて、でも日差しはまだ暖かくて、ふかふかの落ち葉の上に寝転びたい衝動はどうにか抑えて。
気持ちがいい、その感覚を満喫できるときは身体が健やかなときで、気持ちいいとは想うけど…と面倒臭さが先に立つときは、自覚していなくても疲れが身体の奥に沈殿しているとき。
そんな小さなアラームを聞き逃さずにいることで、健やかな生活は積み重ねていける。