時間は等しく流れる。
どんなに過去を悔いても
どんなに未来が怖くても
進みも、戻りもしない。
ただ、ただそのままに流れる。
私が死んでも
君が死んでも
地球が終わっても
宇宙が終わっても
ただ流れ続けるだけだ。
遠く遠くのいつかの空へ
この一歩が続いていますように
変わらず、もしくはもっと鮮やかに見えていますように
あなたの笑顔を託せるものでありますように
最期に見ても悔いのないくらいのものでありますように
あなたや私を思い出せる場所でありますように
世界中を繋いでいますように
君は1人ではないと伝えられるものでありますように
ただ、ただそこにありますように
そう願います
絆と呼ぶには変だけれど
お酒がなくちゃ過ちは生まれなくて
惰性で燻らせた紫煙が
私たちの視線を交わらせたのを覚えている
ずるずる繋いでった日々が何かを紡いで
それは紛うことなきインモラルだったが
正直なとこ
馬鹿な私たちにはこれくらいが良かったと思ってる
よく似たもの同士の私たちは
惰性と衝動で生きてる私たちは
毒と知らぬままにこの日々を過ごしてしまった
それが確かにこの命を紡いだ
なってしまえばと言うか、2人になった時から、着々と別の景色を積み上げてきた
缶ゴミが出なくなっても
ライターが必要なくなっても
それでも柵越しに伸びてった2人分の煙を覚えている
おそらくね
その時でも忘れないよ
これからの日々には、二人の日々があったことを
私はずっと、忘れない
笑ってはぐらかしたり、顔を背けたり、手で押しのけたりした夜があった。
純粋に気持ちが悪かった。
上に立ちたいのか、思い上がったのか理由は様々だけど、皆それぞれに気持ちが悪かった。
君はそこだけ違ったね。
変にもだもだしたことを言うくせに、そういう勘違いだけはしまいと必死なようだった。
必死で必死で、可愛かったんだ。
ちょっと目も当てられないくらいに。
絆されただけなんだよ。
自覚症状もあやふやなまま、口からぽろんとまろびでた。
「キスしてくんないの?」
いつかあなたも乗るのでしょうか。
きっとそうだといいな、と思う
小さく柔いあなたの手はしっかりと鎖を握る
冷たさにびっくりしてしまうかもね、私もそうだったから
少し、本当に少し、私が揺らしてみる
その時はまだ、私や彼の背中と似た心地なんでしょう。
でもいつか、自分の足で蹴ってふわりと浮かんだその瞬間
あなたが1つ大人になるのね
と、まだ早すぎる想像をしてみる。