なにもしなくてもしにたいの。
おもいかえしてみると、どうしてあのときしななかったんだろうとおもったりした。
そうおもっただけ、べつにそこにいかりもかなしみもなにもない。フラットだあたしは。
なにもない、なにもない、なにもない。
うれしいもかなしいもにくらしいも全部そのフリをするのに本当は疲れてるの。
ただ、ただ私はそう思ったってだけで、その言葉があるだけで。
そう本当に何も無い私だから、全部取り繕いながら生きるのは相当に疲れるんです
ただ与えられただけの皮を動かして振舞って私がそこにあるかのように、多分これが生きるってことなんでしょうけれどこれがとてもつらいんです。
本当は何も無くても死にたいだけのこんなのが私なんです。
でも痛いのも怖いのも嫌だからただ何も無いままいたいんです。
あのとき、今も記憶はすっぽり抜けてるあのとき、ご飯がある環境だったから食べたんでしょう。お風呂が使えたから体を洗ったんでしょう。用を足すことは出来たんでしょう。
そのまま野垂れ死ねるほどかんたんにはいかないものでしたね。
死にたいって激情に駆られたこともあったりはしたけど、そこまでじゃなくてでもいつも平然と呼吸の代償のように死にたいんです。
こわいくせにね
10/6/2024, 1:52:48 PM