4/13/2026, 3:38:13 AM
手を伸ばしても伸ばしても、届かない。
高くて、遠い、遥か彼方。
いつか、あの空の果てまで飛んでいくのを夢見ていた、子供の頃。
小さな体で、小さな手の平で、全てを掴める気がした。
どんな事もできる気がした。
大人になった手の平は、あの頃より大きくなった。背も少し、空に近づいた。
けれど、届かない。
あの頃よりも成長したのに、あの頃よりも遠ざかった気がする空の彼方。
己の無力と変わり映えの無い日常に、翼はとっくに折られて飛ぶことはできない。
それでも、果てまで飛び去りたい夢を、今も見続けている。
「お題 遠くの空へ」#222
4/11/2026, 11:53:12 AM
何か違う、どこか違う、どれだけ言葉を尽くしても、どれも中途半端に感じてしまう。
書き散らした言葉はどれも未完成で不格好で、誰かに見せられるようなものじゃないことくらい、自分が一番、分かってる。
けれど手はペンを握り、言葉を綴る。
心に浮かぶ、言葉にならない想いを拾い集めて、いつか貴方の心に届く言葉になるように。
私は書き続ける。
「お題 言葉にできない」#219
4/11/2026, 4:28:22 AM
振りも型もいらない、出鱈目な舞を踊ろう。一人舞台、扇子と花弁が日に照らされて淡く輝く。ここでは楽の音も響かない。
浴びる程の光。息をするのも忘れてしまいそうな、美しい景色。
腕の動き、足の動き、その一挙手一投足で巻き起こる小さな風が、落ちた花弁を舞い上げる。
短き春の陽気に包まれて、私は一人花に成る。
「お題 春爛漫」#221
4/9/2026, 1:39:19 PM
誰より劣っていても、誰より足りなくても、
夢見るこの想いだけは、誰にも負けたくない。
「お題 誰よりも、ずっと」#220
4/9/2026, 2:35:43 AM
たとえ、私の言葉が届かなくても。
紡いだ言葉が、創りあげた物語が、いつか見つけてくれた誰かに、何かを届けられるように。
私はこれからも、書き続けていこう。
「お題 これからも、ずっと」#218