昼顔

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振りも型もいらない、出鱈目な舞を踊ろう。一人舞台、扇子と花弁が日に照らされて淡く輝く。ここでは楽の音も響かない。
浴びる程の光。息をするのも忘れてしまいそうな、美しい景色。
腕の動き、足の動き、その一挙手一投足で巻き起こる小さな風が、落ちた花弁を舞い上げる。
短き春の陽気に包まれて、私は一人花に成る。

「お題 春爛漫」#221

4/11/2026, 4:28:22 AM