お題『良いお年を』筆者のコトバ②
新年明けましておめでとうございます。
昨年はお世話になりました。
良いお年をお迎えできましたでしょうか?
お題が私の投稿する日とずれてますね(苦笑)
2025年は何やら都市伝説界隈や占い、怪談予言界隈などでは色々言われております。あぁ、あと昭和100年問題なんてものも……。色々言われておりますが、
本年も何卒よろしくお願いします。
2025年1月1日🍀🐍
お題『1年を振り返る』筆者のコトバ
このアプリ(書く習慣)を見つけてユーザー歴まだ3ヶ月と1日しか経っておりませんがこれまで書いてきた作品に多くの♡を押してくださった皆様そしてアプリを制作して下さった方々には感謝しております。
「ありがとうございます」
私は♡が匿名で送れるところに惹かれたのと、お題で小説を書いてみようと思ったのが、きっかけです。
お題で書いた小説は別サイトにて加筆及び修正を入れて投稿しています。現在24‘12/30の時点で小説は第2作品めを走っている最中になります。そこで本日のお題「1年を振り返る」に因んで小説を簡潔にまとめてみました。
第1作目ファーストストーリー
お題「静寂に包まれて部屋」(24‘9/30)から「すれ違い」(24‘10/20)までのお題より全21話。
概要;作品ジャンル【ホラー】脱出系ゲーム風×一人称視点作品。主人公は男性(大学生)
第2作目センカンドストーリー
お題「始まりはいつも」(24‘10/21)から「みかん」(24‘12/30)現在71話まで連載中
概要;作品ジャンル【ラブコメ】学園×日常×心の悩み等様々なオリキャラを登場させているラブ少なめ作品。主人公は女性(女子高生)ただしお題によって主人公が登場しません。作者都合。
こんな感じです。トータル合計と合わないのは一部お題を同じ日に2つ投稿した為です。まだまだ第2作目は終われそうにないのでゆっくりがんばろう思います。
来年も何卒よろしくお願い致します。
2024年12月31日🍀
お題『みかん』
ゲリラ豪雨が止むまでカフェで休憩していた萌香、真珠星(すぴか)、委員長の3人は萌香の注文したデザート『みかんシャーベットムース』について議論し始めた。議論をする前に3人が一口ずつ食していく。
まずは『みかんシャーベットムース』について簡単に説明しよう。シンプルに2種類のみかんがヨーグルトムースの上に乗っているだけだ。2種類と言っても実は同じみかんである。ただ調理法が違うだけだ。一つはみかんを凍らせた「冷凍みかん」、残り一つは「みかんのシロップ漬け」だ。
萌香「2人の評価は星いくつ?あたしは星5だよぉ!」
真珠星「私は星3かな」
委員長「私(わたくし)は星4ね」
萌香「二人とも低くない?」
真珠星「そうか?私は普通に美味しいって思ったからそう評価したんだけど……あと私、知覚過敏だから冷た過ぎるのはちょっと辛いんだよ」
萌香「その割には冷たい飲み物飲んでるじゃん!」
真珠星「それとこれは別なの」
委員長「私も普通に美味しいと思う。けれど……」
萌香「まさか!?委員長も知覚過敏?」
委員長「えっ?!ふふふ((笑))……違うわ。私が思うに少しインパクトが薄いっていうか……物足りなさを感じるのよ。ヨーグルトムースの中にもみかんの風味があっても良いんじゃないかなって」
真珠星「なるほど。じゃあこういうムースはどうかな」
真珠星が提案したのはヨーグルトムースの中にみかんの粒が入った物だという。
委員長「穂先(ほさき)の提案だとみかんの食感が三つ味わえそうね。そう言えば輪通(わづつ)さんの星5という評価はどうして?」
萌香「う〜ん。ちょ〜う美味しかった!それにみかんが大〜好きだからだよ✌️」
萌香の答えがシンプルかつ個人的好物だったそれ2点で星5の評価をしたようだ。
これにて『みかんシャーベットムース』議論を終了いたします。(笑)
End
お題『冬休み』
伊多孝雄(いだたかお)、彼は萌香達の通う市立高校の校長として勤務している。一部の生徒達(夏季補習生)を除いて生徒達の夏休みが始まったと同時に3日間。有休休暇を取った。
そんな短い日程の中で彼は片道、飛行機で約11時間かけて日本を飛び出し兄が住むNZL(ニュージーランド)の首都オークランドを訪れることにしたのです。
『7月◯日 NZLは【冬】私は生徒の皆さんより一足も二足も早い『冬休み』を満喫したいと思います。
朝から日本を出発しオークランドは現在夜の22時。日本から出発する前に兄に到着時間を伝えていたので、空港から出ると兄はすぐにを私を見つけ、車の助手席に乗せ自宅まで車を走らせてくれました。』
孝雄(校長)「兄さん、こんな遅い時間に到着してごめん」
孝雄の兄「どうして謝るんだ?別にお前のせいじゃないだろう」
孝雄「まぁ。……そうだけど」
孝雄の兄「明日どこに行くんだ?俺も一緒に行ってやるよ」
孝雄「本当に?助かるよ。あのさ、マウント・イーデンってあるだろ。そこにある展望台から見える景色が見たいんだ」
孝雄の兄「O〜K!他に行きたいとこは?」
私は兄の質問に対し「特にない」と答えた。それと同時に兄の住む自宅に着いた。
兄の家で軽く晩酌をして深夜1時ごろ私は義姉(兄の妻)が用意してくれたゲストルームで朝まで眠った。
End
お題『手ぶくろ』
父方の祖母に家に引っ越しして間もない頃、赤い紐付きのミトン型の手ぶくろをつけて、雪が積もったある日、まだ名前も知らない近所の子供達と公園で大きな雪だるまを作った。
雪だるまの上部(顔の部分)には落ちている葉っぱや小石、細い木の枝をつけた。下部(胴体部分)の左右に中ぐらいの木の枝を上からさした。中心部分には上部と同じく葉っぱや小石で飾っていく。完成間近の雪だるまを見て子供達は悩んでいた。
『雪だるまに手ぶくろをつけてあげたい』
だけど自分達が着けている手ぶくろを雪だるまにつけるはなんだか気が進まないようだ。すると一人の少女が––––。
少女「この手ぶくろをつけてあげるよ」
少女は自分のつけていた赤い紐付きのミトン型の手ぶくろを外しそっと雪だるまにつけてあげた。
すると近所の子供達は口々に「かんせいだ〜〜!!」っと喜んでいた。
もちろん手ぶくろを雪だるまにつけた少女も喜んでいる。
公園の中に設置してある太陽電池電波時計(時計塔)から夕方を知らせるメロディーが流れると少女を除いた近所の子供達は各家へと帰って行く。
しばらくしてメロディーが鳴り終えると一人の老婆が公園にやって来た。
老婆「可崘(かろん)ちゃん、ご飯だよ」
名前を呼ばれた少女はその老婆の元へ駆け寄り手を繋いで家に帰る。帰り道老婆は孫に問うた。
老婆「手ぶくろどうしたの?」
可崘「雪だるまにあげたの」
老婆「そうかい。可崘ちゃんは優しいねぇ」
後日その老婆は可崘に新しい毛糸で作った白い雪だるまの絵が入ったミトン型の手ぶくろをプレゼントしたのでした。
End