誘喜

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3/1/2025, 10:07:55 AM

 例によって、芽吹きの意味を知らなかったので、調べてみた。
芽吹く……春になって、芽がほんのちょっと出る。
 芽吹きのとき、というのは春、ということか。そうか、もう春は近づいているのか。寒波がなんやらかんやらニュースでしていたので、まだ冬気分が抜けずにいたのだが、もう3月。季節は春、といっても過言ではない時期だ。まだ、暖房をガンガンにつけているのだが、まもなくいらなくなるだろう。春になって芽が出るのは植物だけではない。人間も同様で、進級進学就職とまあ、春は色々な人生の節目がある。
 新たな出会いも、同時に別れもある。でも、文字通り人間は芽吹いて、成長していく。さぁ、芽吹きのときだ。一緒に踏み出そう。想像も出来ない新たな世界が僕達を待っている。

2/28/2025, 10:09:46 AM

 今、凄く脳がボーーっとしてるんです。脳が使い物にならない状態なんです。何故かは分からないけど。だから、このお題を最初に見たとき、書けないっ!と直感しました。小説文で逃げたいと思います。

 今、凄く脳がボーーっとしている。ここがどこかも分からない。雪山に取り残されたらしいと思い出したのは数瞬後のことである。何故、雪山に。その答えが出たのはさらに数瞬後のことである。仲間に見捨てられた。信頼できる仲間だった。自嘲するように笑顔を作る。ヤバいと思いながら、どこか自分を客観視している自分がいる。寒い。あの日の温もりが愛おしく思えるほどに。しかし、数秒後、自分の本当にいる場所を知る。そうか。逆だった。寒かったのではない。熱すぎたのだ。憎き仲間の顔がこちらを見ている。一体今、私は何者なのだ。私は私自身を見つめる。そこに肉はない。
 まもなく私は、埋められた。

2/27/2025, 10:11:27 AM

 だから英語はダメだって。苦手なんだよ。中二の定期テストの結果見るか?国語90点、数学88点、社会92点、理科85点、英語58点だぞ。社会と英語の点数差34点。
 そんな僕でも流石にcuteの意味は知っている。可愛いとかそういう意味だろ?でも「cute」だけでは文は作れない。後に「!」が続くということは「How cute!」とか、「What a cute cat!」とかいうことだと思う。一つ目を直訳すると「なんて可愛いの!」、二つ目は「なんて可愛い猫なんだ!」。日本語ではそんなこと言わない。飼い猫を見せて、アメリカンな感じで「なんて可愛い猫なんだ!」なんて言われようものなら頭がどうかしたのか心配になってしまう。
 そこは英語ならではかもしれない。日本語ではなるべく静かな感じ。英語では感情を前面に押し出して。うーん、難しい。ますます英語を嫌いになりそうだ。

2/26/2025, 10:07:18 AM

 中学校に入って部活として選んだのは卓球部。卓球には陸上部や水泳部のような記録というものはない。卓球で世界記録達成とは言わない。
 記録としては残らないかもしれないが、記憶には残る。小学生の頃から卓球をしていて凄く強かった人から1ゲーム奪ったときはもう、嬉しかった、なんて言葉では表せないくらい嬉しかった。顧問の先生も嬉しそうだった。それは確実に頭に焼き付いた「記憶」である。
 記録があるから頑張ろうと思える一つの目標になる。しかし、記憶があるから後から記録を喜べる。どちらも大切なのかもしれない。
 ちなみに、水泳もしたことがあるが、こちらは才能がなかったのか、記録があまりよろしくなかった。したがって、地獄の合宿の記憶だけが脳にこびりついている。思い出しただけで吐き気がしそうなほど。

2/25/2025, 10:09:34 AM

 幼い頃は冒険ごっこ、と言って街中を探検したものである。川の中、山の中、民家の中……。今はそんなことをしない。冒険するとしたら「あつまれどうぶつの森」の無人島の中である。
 スマートフォン、ゲーム機などの普及でそこにいなくても冒険できるようになった。それはグローバル化を推し進め、世の中は一段と便利になった。しかし、それを真の冒険と呼ぶのだろうか。野を駆け回り、川を越え海を走り、アザだらけ、傷だらけになりながら夕方5時に家に帰る。これが冒険ではないだろうか。ワンタップで行くエッフェル塔に、ピラミッドに自由の女神像に価値などあるだろうか。
 君には足がある。手もある。意志もある。ほら立ち上がって、ドアを開けるのだ。きっと世界は明るい。
さぁ冒険だ!

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