君のいない未来なんて想像ができない。
君のとなりにいる未来も想像できない。
「帰国子女みたい」
そんな風に言われるほど美人な君は、
僕にとっては高嶺の花すぎました。
運動もできて、勉強もでき、そしてユーモアもありました。
だけど、そんな君にとっては褒め言葉の数々も、
僕にとっては嫉妬の対象でしかありませんでした。
「〇〇の何処を見てそう言えるの?」
と、問い詰めたくなるのです。
部活も時々サボるけれど、嫌いだった人にも優しく接してくれるんです。
生徒会も部活もなにもかも両立して頑張っているんです。
僕はそんな君の素敵なところをひとことでは言い表せません。
笑顔が似合う君には、ずっと笑っていてほしいんです。
あじさい:「浮気」「移り気」「無常」
叶わないからこそ、
あなたの幸せを想って
諦めた方がいいのかもね。
君のこころに一切傷がいかないように。
僕が持ちたくてたまらなかったものを
あなたは持ってた。
性別、容姿、性格、
そして___君からの愛情。
なのに、
「単純にタイプじゃなかったんだよね」
それだけで切り捨てるんだ、
それが死ぬほど欲しかった人がいるのに。
僕はそれが死ぬほど欲しかったのに。
だいすきだって一言でもいってほしかったのに。
断られた時、君はどんな顔してたんだろう?
泣いてたのかな。やっぱりってなってたのかな。
何よりも嫌なのは、
僕もあなたが好きになりそうだったってことだよ。
街を歩いて、妄想に想いを浸す。
君に想いを向けながら
かろうじて幸せといえるぎりぎりのラインを
今日も生きる。
君がまた想いを保存するのは別の相手であることを
僕は知っているけれど
君が泣いている時に僕が笑顔にできるように
僕の記憶の中に全て混ぜ込んであげられるように
僕はいろんなことを経験する。
そうでもおもわないと
僕は溺れてしまいそうだから
誰にも言えない秘密。
依存体質なこと。
家族が死ぬほど嫌いなこと。
母親はヒステリックで情緒不安定。
父親は普段はにこにこしてるけど、自分が人を傷つけたって知らない。すぐ忘れる。
妹はお母さんに媚びを売る。生まれながらの末っ子。いいな。
弟はうちより努力しなくても人並みに愛されてる。ずっと頑張ってきた自分が馬鹿みたい。
嫉妬、妬みで構成されてるであろう自分が嫌。
生きている自分が嫌。
笑ってる自分も嫌。
他人にどれだけ可愛いと言われても、数時間後にはもう死にたいと願う。
何をもって、愛を示せばよいのか分からない。
依存体質を克服する、って言うのは簡単だけど
うちはこの愛し方しか知らない。
すぐ突き放すがすぐ過保護になる。
自分がどちらの遺伝子も持っていると思うと嫌になる。
家には味方がいない。
「愛が重い」って言われたくないから付き合わない。
突き放されるのが死ぬほど怖い。
「嫌い」って言われて突き放されるのも怖い。
その瞬間に、この世と必死に繋ぎ合わせてた糸が解けそうで怖い。
完璧主義で、病んだこともあるようなネガティブ思考で、気分屋で。
全部全部嫌になる。
全部投げ出したくなる。
大好きだなんて言えなくなる。
だから、死んでもいいから、
君を幸せにしたいと願った。
そんなのは、ただの願望だけど。笑
テーマ:「誰にも言えない秘密」