新しい髪飾りをつけようかなと思ってお店に行ったり、新しいメイク方法を試したり、いつもは付けないイヤリングをつけようかなって悩んだり。
大好きな人だと、会うまでの時間もなんだか楽しいんだ。
#君に会いたくて
木枯らしがびゅうびゅうと吹き、そのあまりの寒さに思わずぶるりと身を寄せる今日この頃。
窓の外をぼんやり眺めていると、荒々しい風と共に、ひらひらと木の葉が舞っているのが見えた。それはまるで足並みを揃えてくるくる回る踊り子のようであった。その足並みは非常に激しく、しかしとても優雅であった。1、2、1、2と練習の成果を観衆に見せつけるかの如く力強く全身でその魅力を表現する。
その後木枯らしは満足するまで踊り終えたあと、まるで終焉を告るかのように空の彼方へと勢いよく舞い上がり、散っていった。
#木枯らし
「性格」ってね、外見に出ると親友は言うの。そしてそう言われて他の人の顔を見るとね、優しい人って歳を取ってる取ってない関係なく、目元に優しさが全部出てるの。「目元は歳を取らない」ってとあるプロの探偵屋さんが言ってたけど、本当なんだなってそのとき強く思ったよ。
#美しい
不動なものなんてないんですこの世の中。
でも、いじめにあって価値観とか人格とか色々変わってしまった私に、「いい所は何一つ変わってないから、貴方のこと今でもずっと好きなんだよ。」と声をかけてくれた親友。ずっっと大好きだよ。
#ずっとこのまま
かじかむ手をアウターの袖に隠して、早足で学校に向かう。そうして歩いていくと、だんだん耳が痛くなっていく。荒い息が白い煙となって目の前を覆ったのち、そしらぬ顔をして空気に溶け込んでいく。気にもとめず、私は必死に歩き続ける。
その景色の中で、ふと霜ばしらが目に付いた。
ダメだとわかっている。時間もない。しかし1度目についたそれを無視するほど、私は大人ではなかった。決めたら一瞬。カシャッという音を立てて、霜ばしらは呆気なく壊れた。その爽快さに、足の裏もまるでその感触を味わっているようであった。満遍なくすり潰し、跡形もなくなった後、私は急いで学校へと向かった。
#寒さが身に染みて
Ps 最近お風呂に入るハードルがめっちゃ上がってつらたん