色んなことに挑戦する。
そして1人で沢山抱えちゃったぶん、人に沢山頼る。
今年は編入試験無事受かったことがすごく嬉しかった!高校生の頃頑張れなかった自分にコンプレックスを感じてて、短大生になって死ぬ物狂いで勉強に打ち込んだ。その結果無事合格をいただけた。
合格っていう言葉も凄く嬉しいし、人として成長できたのもすごく嬉しい!!ローラさんの「人生にリセットボタンはないけれど、スタートボタンは何度も押してもいいんじゃないかな?」っていう言葉に本当に剥げまされた。私4年大学無事受かったよ!!過去の自分に打ち勝てたよ!!!努力は絶対裏切らない。というより、結果が出るまで打ち込むことって大事なんだって身をもってしれたよ。
今年楽しかったこと、心残りなこと、全部来年も楽しくやっていきたいなぁ。
今日は贅沢してたくさん美味しいもの食べて、紅白を見て、まったり過ごしましょー!
皆さん良いお年を!!
#ゆずの香り
一日の終わり。片手には買い物袋。
新雪をふかふかと踏みしめながら、私は家までの帰路を歩く。静かな住宅街の中、突発的に鼻歌を歌い出したくなるほど、私はとあることで胸を踊らせていた。
「ただいま〜」
普段は口に出さない言葉。ひとり暮らしなので勿論返事は帰ってこない。荷物を下ろしたところで、私は颯爽と風呂場に向かう。いつもなら早くベットに横になりたいところだが、今日はお風呂場への足取りが異様に軽い。
お湯が沸いたところで、私はようやく取っておきの「アレ」を袋から取り出す。丸くてさっぱりしたいい匂い。私はそれをすっとひと吸いしてから、お風呂の中にボチャンと入れた。ぶくぶくと音を鳴らしながら、それはあっという間にお風呂の中に溶け込んでいく。ほぼ無くなりかけた頃には、ゆずの香りが辺り一面に漂っていた。私はそれを噛み締めるように吸い込み、お風呂に入る。
仕事終わりの寒い日。一日のご褒美。
「バスボム、買ってよかったなぁ」
カツンカツンと杖を頼りに1歩ずつ歩いてゆく。
見ると、どうやら右足が正しく使えていないようだった。季節はもうすっかり冬らしくなり、新雪がちろちろと降っている。杖を握る指が真っ赤に染まり、かじかんできたであろう頃、杖をついたその”少年”はふと立ち止まった。
いったいその足が正常に機能しなくなってからどれ程経ったのだろうか。杖の扱いには慣れているようであった。そう思っている間に少年はついと顔を上に向けた。その瞳孔は虚空を描いている。つられて私も上を向く。目の前に広がったのは、ぼんやり白みがかった青い空。
#大空
心に直接触れてくる言葉に会うと、元々涙脆い私は途端に崩れて落ちてしまう。