とある恋人たちの日常。

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4/24/2026, 1:24:25 PM

 
「ただいまぁ!」
 
 元気よく玄関を開けて家の中に入ると、部屋の奥からバタバタと音がして廊下に恋人が現れる。
 そのまま走って俺に向かって飛びついた。
 
「おかえりなさい〜」
 
 パァっと花が咲き誇る。そんな笑顔だった。
 そして俺は彼女を抱きしめる。
 
 この温もりが愛おしいんだ。
 なにより、辛い時に彼女の体温を感じると、なんか落ち着くんだよね。
 
 少しだけ雰囲気が悪い時でも、必ず帰った時に抱きしめると、彼女の方が大切だと思って嫌な気持ちが飛んでいっちゃうんだ。
 
 たから、これが俺たちだけのルール。
 
 
 
おわり
 
 
 
七〇八、ルール
 
 
 

 

4/23/2026, 12:18:25 PM

 
 よくない、よくないぞ。
 今日はダメな日だな。
 
 こういう時は気晴らしするに限る。
 
 俺はスマホを取りだして恋人に電話をかけた。
 
『もしもし、どうかしましたか?』
「あ、ごめんね。お願いがあってさ」
『私でよければ喜んで!』
 
 元気な声でそう言ってくれる彼女に嬉しくなる。
 
「あのね。元気、分けて」
『お安い御用です!!』
 
 少し間をおいて、スゥと空気を入れる音が聞こえた。
 
『大好きですよ』
 
 そっと囁かれる甘やかな声に耳が一気に暑くなった。
 
 てっきり大きな声で応援されるかと思ったんだ。
 だからこの声は予想外で、ドキドキしてしまった。
 
「ありがとう。めちゃくちゃ元気出た」
 
 ホント、単純なもんだ。
 
 
 
おわり
 
 
 
七〇七、今日の心模様
 
 
 

4/22/2026, 12:36:22 PM

 
 彼を本当に想っていた人がいるの、私知ってた。
 でも、ごめんなさい。
 たとえ彼が私を選んだことが間違いだったとしても、私は彼を譲れそうにない。
 
 そんなことをぼんやりと彼に伝えたら、両頬を横に引っ張られた。
 
「俺が君を選んだのは間違いじゃないよ。ふたりで幸せになればいいんだからね!」
 
 そこで見せてくれた彼の笑顔は、私の大好きな太陽のような眩しい笑顔だった。
 
 
 
おわり
 
 
 
七〇六、たとえ間違いだったとしても
 
 
 

4/21/2026, 1:19:17 PM

 
 悲しい時にこぼれ落ちて、嬉しい時にもこぼれ落ちる。
 
 そして今、私は幸せで雫が頬をつたう。
 腕の中で精一杯泣いている声に安心を覚えて、自然と口角が上がる。
 
 産まれてくれて、ありがとう。
 あなたのお母さんにさせてくれ、ありがとう。
 これからよろしくね、私たちの天使。
 
 
 
おわり
 
 
 
七〇五、雫
 
 
 

4/20/2026, 1:42:54 PM

 
 大好きな人と気持ちを通わせることができた。
 嬉しくて身体が軽い。
 一緒に心も軽くて踊り出しそう。
 
 それくらいの気持ちだった。
 
 こんな幸せ、初めてで。
 ずっと胸が暖かくて、もう何もいらない。そんなふうに思ってしまった。
 
 あ、違う。
 何もいらないなんてない。
 私は彼と気持ちを合わせてより欲張りになったの。
 
 もっと、頑張って幸せになるんだ。
 
 
 
おわり
 
 
 
七〇四、何もいらない
 
 
 

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