とある恋人たちの日常。

Open App

 
「ただいまぁ!」
 
 元気よく玄関を開けて家の中に入ると、部屋の奥からバタバタと音がして廊下に恋人が現れる。
 そのまま走って俺に向かって飛びついた。
 
「おかえりなさい〜」
 
 パァっと花が咲き誇る。そんな笑顔だった。
 そして俺は彼女を抱きしめる。
 
 この温もりが愛おしいんだ。
 なにより、辛い時に彼女の体温を感じると、なんか落ち着くんだよね。
 
 少しだけ雰囲気が悪い時でも、必ず帰った時に抱きしめると、彼女の方が大切だと思って嫌な気持ちが飛んでいっちゃうんだ。
 
 たから、これが俺たちだけのルール。
 
 
 
おわり
 
 
 
七〇八、ルール
 
 
 

 

4/24/2026, 1:24:25 PM