とある恋人たちの日常。

Open App
4/12/2026, 12:42:29 PM

 
 仕事のストレスが溜まると、青空が見たくなって高層ビルの展望フロアまで足を運んでしまう。
 
 空の広さに自由を感じて感動するんだ。
 重くなっていた心が晴れて行く気がして、空の近くに行きたくなる。
 
 俺の仕事はお医者さんだから、失敗は基本できないんだ。
 でも、ままならないことが溜まれば心が疲弊する。
 そういう時に展望フロアがある高いビルに遊びに行った。
 
 地上にいても遠い空。
 全然届きはしないけど、それでも手を伸ばしたくなるし、近いところに行きたい。
 
 でもさ、最近ちょっと違うんだよね。
 好きなものがやたら被っている子がいて、最近よく話す。
 
「あの子になら……一緒に見たいかもな」
 
 なんでだろう。
 
 そうは思うけど、その疑問には見ないふりして空を見続けた。
 
 
 
おわり
 
 
 
六九六、遠くの空へ
 
 
 

4/11/2026, 1:13:50 PM

 
 どうしよう。
 彼女からの返事が嬉しくて何も言えない。
 
 うっかり伝えてしまった心の奥にしまっていた気持ち。それに彼女は応えてくれた。
 
 どうしよう。
 嬉しい。
 
 手を伸ばして彼女の頬に触れる。
 俺の手に彼女の手がおおって、頬を擦り寄せてくれた。
 
 頬を赤らめながら笑う彼女は今まで見た中で一番可愛いんだから、本当にズルいよ。
 
 
 
おわり
 
 
 
六九五、言葉にできない
 
 
 

4/10/2026, 1:32:55 PM

 
 桜舞う季節。
 花より俺の視線を奪う彼女がニコニコしていて、それだけで嬉しくなる。
 
「あ、こんにちはー!!」
 
 彼女は俺を見つけて、小走りで近寄ってくれる。それがまた可愛くて頬が緩みそうになるのを何とかこらえた。
 
「こんにちは」
 
 見つけてくれたのも嬉しいんだよね。
 こんな表情を見ていると更に笑顔が見たくなって、さっき買ったばかりの炭酸飲料を差し出した。
 
「これあげる〜」
「なんですか?」
 
 ペットボトルのラベルには俺と彼女が好きなクリームソーダが描かれている。それに気がついた彼女は花が咲き乱れるように笑ってくれた。
 
 
 
おわり
 
 
 
六九四、春爛漫
 
 
 

4/9/2026, 1:03:30 PM

 
 気になる彼の周りには、女の子が沢山いる。
 彼が優しい人だから、普通に悩みを聞いているうちに〝その気〟になっちゃうみたい。
 
 私は悩みと言うより偶然の重なりで、色々話しているうちに……ああ、でもやっぱり彼の優しいところが気になっちゃう。
 
 でもね、私知っているんだ。
 クリームソーダが大好きなこと。
 青が好きなこと。
 うさぎが大好きなこと。
 あと、ちょっとイジワルなところがあること!
 
 他にも、他にも……。
 
 仕事のことは、いそがしいってことは知っているけれど。そこはお互い様かな。
 
 誰よりも、ずっと。
 なんて言えないけど。
 
 私は瞳と閉じて、彼の笑顔を思い出す。
 その笑顔は太陽みたいに輝いていて、とても眩しい。
 
 私だけ知っている笑顔、だったらいいな。
 
 
 
おわり
 
 
 
六九三、誰よりも、ずっと
 
 
 

4/8/2026, 1:07:54 PM

 
 今日はお引越しです。
 お付き合いしてそんなに経っていないけど、恋人と一緒に住むことにしました。
 
 彼のお仕事はお医者さんだから、中々時間が取れない。
 一緒にいる時間を確保したいとのことで一緒に住むことにした。
 
 不安も少しあるけど、ちょっとだけワクワクしている。
 私だって彼との時間を大切にしたいの。
 これからも、ずっとね。
 
 
 
おわり
 
 
 
六九二、これからも、ずっと
 
 
 

Next