とある恋人たちの日常。

Open App

 
 桜舞う季節。
 花より俺の視線を奪う彼女がニコニコしていて、それだけで嬉しくなる。
 
「あ、こんにちはー!!」
 
 彼女は俺を見つけて、小走りで近寄ってくれる。それがまた可愛くて頬が緩みそうになるのを何とかこらえた。
 
「こんにちは」
 
 見つけてくれたのも嬉しいんだよね。
 こんな表情を見ていると更に笑顔が見たくなって、さっき買ったばかりの炭酸飲料を差し出した。
 
「これあげる〜」
「なんですか?」
 
 ペットボトルのラベルには俺と彼女が好きなクリームソーダが描かれている。それに気がついた彼女は花が咲き乱れるように笑ってくれた。
 
 
 
おわり
 
 
 
六九四、春爛漫
 
 
 

4/10/2026, 1:32:55 PM