とある恋人たちの日常。

Open App
1/26/2026, 12:52:03 PM

 
 一緒に住んでいる彼は今日は夜勤で帰ってこない。
 
 寂しい時間が続くけれど、早めに眠って目を覚ましたら彼を元気な顔で出迎えたいんだ。
 
 時計を見つめると今日が終わりを迎えようとしていた。
 
 明日の朝ごはんの支度もしてあるから、あとは寝るだけ。
 
 私はベッドに潜り込む。
 隣が広くてやっぱり寂しいから、早く目を閉じて彼が帰ってくる時間を楽しみにしよう。
 
 
 
おわり
 
 
 
六二〇、ミッドナイト
 
 
 

1/25/2026, 2:12:46 PM

 
 気持ちを認めていいの?
 彼が好きだと認めていいの?
 
 胸がキュッと締め付けられる。
 
 彼を異性として好きだと言っている人がいるのは知っている。
 
 だから胸の奥にしまっていたんだけど、止められないくらい溢れ始めていた。
 いつか彼に気持ちがバレてしまうかもしれない。
 
 それが怖い。
 
 彼の前でいつも通りに笑顔でいられたらいいんだけど……。
 
 変わらない笑顔の仮面。
 彼が来ても問題なく付けていられたら安心するのにな。
 
 
 
おわり
 
 
 
六一九、安心と不安
 
 
 

1/24/2026, 12:07:04 PM

 
 ようやく、ようやく彼女に想いを伝えた。
 
 けど失敗した。
 ちょうど彼女の背中から太陽の光が差し込んでいて、彼女の表情が見えない。
 
 彼女の反応が分からないから不安が募る。
 
 視線を逸らして、うつむいてから俺の方を見ている、と思う。
 
 うう……何か言って欲しい。
 怖くて喉が乾いて痛い。
 
 ゴクリと喉を鳴らしてしまうとそれが聞こえたのか、身体をびくりと震わせてから俺に向かって一歩、また一歩と近づいた。
 
 そして見えるのは彼女の笑顔だった。
 
「私もです!」
 
 その声と一緒に俺の手に彼女の温かい手が添えられた。
 
 
 
おわり
 
 
 
六一八、逆光
 
 
 

1/23/2026, 1:05:54 PM

 
 可愛い天使を抱き上げて、満面の笑みを俺に向けてくれる愛しい人。
 
 抱き上げられた赤ちゃんも彼女によく似た笑顔で本当に天使だ。
 
 愛しい人も少しだけ大人びていて、胸のときめきが止まらない。
 
 ああ、なんて幸せだろう。
 
 そんな夢を見たんだ。
 数年前にね。
 
 ガシッと俺の足を両手でつかみながら俺を見上げていた。
 
「ママから逃げてきたな〜」
 
 天使を抱き上げると、楽しそうにキャッキャと笑っていた。
 無邪気過ぎて怒れないなー。
 
「あ、捕まえてくれたんてすね。ありがとうございます」
「大丈夫だよ。むしろいつも見てくれてありがと」
 
 彼女は天使のほっぺをつんつんとつつくと、天使は楽しそうにニコニコしていた。
 
 ああ、本当に幸せだ。
 
 
 
おわり
 
 
 
六一七、こんな夢を見た
 
 
 

1/22/2026, 1:35:03 PM

 
 タイムマシーンがあったら、どこへ行きたい?
 
 そんな雑談に耳を傾けていた。
 
 俺の行きたい場所を考えると、俺は少しだけ前に行きたい。
 
 恋人の過去を知りたい……かなって。
 彼女がこの都市に来る前の話を、ね。
 
 それとなく聞いたことがあったけど、はぐらかされちゃうんだよね。
 
 その時に見せた彼女の表情を思い出すと、胸が締め付けられる。
 
 代わりに今朝家を出る時に見た顔を思い出す。
 彼女の眩しい笑顔が愛おしくて胸が暖かくなった。
 
 もし。
 俺が彼女の過去を知ったら、彼女の表情はどうなるんだろう。
 
 そう思ったらもっと胸が苦しくなった。
 
 彼女にそんな顔させたい?
 過去を知ったら、あの笑顔をまた見せてくれるかな?
 
 なにより彼女を傷つけたら、俺は愛想尽かされちゃう。
 
 そんなの嫌だ!!
 
 タイムマシーンなんていらないや。
 俺には彼女がそばに居てくれるなら、それでいい。
 ううん、それがいい!!
 
 
 
おわり
 
 
 
六一六、タイムマシーン
 
 
 

Next