ようやく伝えられたと言うか、もう逃れられないから彼女に伝えた自分の気持ち。
それを聞いてビックリした彼女表情は、見る見るうちに弾ける笑顔になった。
本当は少しだけ怖かったのに、その彼女の笑顔があまりにもキレイで。
元々彼女に心を奪われていたんだけど、さらに俺の心を捕らえていきました。
おわり
六一〇、美しい
彼と恋人になってから、世界がキラキラしていると感じる。
この都市に来てからも色付いて華やかな時間を過ごしていたと思った。
彼を好きになって、彼を大切に思って。
一度はその気持ちを閉じ込めたけれど、彼から気持ちを伝えてもらってから更に輝きを増した。
一番キラキラしているのは彼の太陽のような笑顔だから困る。
彼のことが大好き過ぎるの!
おわり
六〇九、この世界は
「どうして……」
冷や汗が落ち、首筋を流れる。
言いようもない緊張が私と恋人の間に走った。
「ごめん……」
「ひどいです」
彼の手元にあるのは私がとっておいた大切なプリン。
「ふたりで食べようと思ったのにー!!」
そのプリンのひとつを食べていた。
「お腹すいてたのー、ごめぇん!!」
「ひどいです、ひどいですぅ!」
私は頬を膨らませて彼の背中をパシパシ叩いた。
後日、お詫びのデートでお高級なプリンを食べに行きました。
仕方がない、許します。
おわり
六〇八、とうして
夢見たい。
気になっていた彼と両想いになりました。
色々話し合った結果、一緒住むことになって緊張しつつ、どこかふわふわしている。
ずっとずっと胸の奥にしまっていた気持ちを開けてくれた。
誰にでも優しい人だけれど、ちょっと寂しさ抱えている気がして、彼のそばに居たいと願ってしまったの。
そんな夢を見ていたい。
そう思っていたけれど、彼のことを本気で好きだと言う人がいることを知っていた。だから私は心に鍵をしていたの。それを開けてくれたんだ。
胸が苦しかったけど、開放された気がして素直に「大好き」と言えたんだ。
太陽のような笑顔を見ていると自然と言葉にしちゃうの。
「だいすき」
おわり
六〇七、夢を見てたい
彼女と恋人になってそれなりに経つ。
注意したり、注意されたりすることはあってもケンカはしたことないなぁ。
一緒にいて心地良くて……いや、もう離れられるかと言うと、きっと難しいんだよ。
眠る時も彼女がそばにいないとなんか分からないけど不安になる。
ひとりだった時は上手く眠れなかったのに、一緒に住むようになってから眠れないことの方が少ないんだ。
ずっとこのままがいいって、思っちゃうんだよね。
そう、ぼんやり考えてしまうけど何かモヤモヤしていた。
このままでいいわけないんだ。
でも、ずっとそばにいて欲しいから、彼女にお願いしようと思うんだ。
この先も一緒にいてくださいって。
おわり
六〇六、ずっとこのまま