とある恋人たちの日常。

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7/15/2025, 1:27:11 PM

 
 新しい部屋には独特の匂いがする。
 それがなんとも嬉しい。
 
 私はダンボールを開けて棚に荷物をしまっていく。私自身の荷物はそこまで多くないから、自分の荷物をサッと終わらせてリビングやキッチンを整頓したい。
 
 とは言え、仕事が休めなかった彼が帰ってきてからじゃないと出来ないことも沢山ある。
 
 私は一度手を止めてリビングに足を向ける。
 まだまたガラーンとした場所だけれど、明日はここに彼と二人で使うものを買いに行く予定だ。
 
 それが凄く楽しみで口元が緩んでしまう。
 
 今日からここが、私と彼。二人だけの〝場所〟だ。
 
 
 
おわり
 
 
 
四二五、二人だけの。

7/14/2025, 2:20:10 PM

 
 空を見上げれば容赦のない日差しが降り注ぎ、湿気か更なるデバフとなり、身体中から汗が滝のように流れ落ちる。
 
「あっっつい!」
 
 俺は持っていたペットボトルのキャップを勢いよく開けてそのままの勢いで飲みものを喉に流し込んで飲みほす。
 
 こんなに一気に飲んでも良くないのは大いに分かっているんだけれど、さすがにこの暑さで喉が渇いてしまって止められなかった。
 
 これ、後でトイレ近くなりそうだなー。
 
 そんなことを考えながら自販機で新しい飲み物を買った。
 
 俺はカバンにペットボトルをしまって、また歩き出した。
 
 俺はスマホを取り出して恋人にメッセージを送る。
 
『今日も暑いから、熱中症に気をつけてね。飲みものをこまめに飲んでね』
 
 
 
おわり
 
 
 
四二四、夏

7/13/2025, 1:11:54 PM

 
 やったやったやった!!!
 
 昨日、お医者さんの彼になんとか隠れて、検査して結果を貰ってきた。
 
 同じ病院内にいるから、コソコソ行ったけれどきっとバレなかったと思う。科が違うし、大丈夫……だよね。
 
 彼が返ってくるのを待とう。
 
 嬉しい。
 
 私はリビングのソファに座ってお腹をさする。
 お腹はなにか変わっているわけじゃない。それでも大切に大切にさする。
 
 昨日一日だけの秘密だったけれど、彼に真実を伝えるのが楽しみ。
 
 赤ちゃんができたよって。
 
 
 
おわり
 
 
 
四二三、隠された真実

7/12/2025, 12:20:17 PM

 
 暑さを紛らわせたくて、気に入ったものを奮発してポチりました。
 
 最近は個人商店のお店のオンラインショップがあって、気軽に買えるから本当に助かる。
 季節に合わせた商品をおすすめにしたダイレクトメールで見て即買いしてしまった。
 
 ステンドグラスの風鈴。
 
 冷房の温度を上げ、サーキュレーターを使って冷風をリビングに回るように首振りの設定をする。
 その風が通る場所に風鈴を取り付けた。
 
 リィンと涼やかな音が部屋に響き渡る。
 
「いい音だぁ」
 
 彼が帰ってくるまで、もう少しあるから少しだけ休憩しよう。
 
 
 
おわり
 
 
 
四二二、風鈴の音

7/11/2025, 1:44:15 PM

 
 日々日差しも湿気も強い。
 夏だし暑いらか熱中症の患者さんが増えるのは仕方がない。
 救急隊の俺は、救助で出動し、戻ってきては休む間もなくまた出動を繰り返している。
 
 仕方がない暑さだとは思う。
 でも予防や準備は必要だ。
 
 俺の恋人は冷房の効く場所で仕事をるわけじゃい。だから、仕事に入る前にはアイススラリーを口にすることや、仕事中もこまめに水分を摂るように言っている。
 
 それでも彼女の勤めるお店の近くや、時々はお店のお客さんだったりと、出動要請があるんだ。
 
 急に暑くなったからね。
 
 そんな感じで、俺は日々疲弊していた。
 その事が彼女にバレているのも理解している。最近、凄く優しい……というか甘いからね。
 彼女が先に帰っていると夕飯の支度をしてくれていて、上げ膳据え膳をさせてもらっている。
 
 涼しくなったら彼女を旅行に連れていきたいなー。
 
 いつものデートじゃなくて、彼女が喜びそうなサプライズを考えたいな。
 
 と、心だけでも逃避行しながら、出動要請された住所に近づいた。
 
 さあ、頭を現実に切りかえよう。
 確かに大変だけれど、人を助ける。
 それが俺の仕事だ。
 
 
 
おわり
 
 
 
四二一、心だけ、逃避行

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