空を見上げれば容赦のない日差しが降り注ぎ、湿気か更なるデバフとなり、身体中から汗が滝のように流れ落ちる。
「あっっつい!」
俺は持っていたペットボトルのキャップを勢いよく開けてそのままの勢いで飲みものを喉に流し込んで飲みほす。
こんなに一気に飲んでも良くないのは大いに分かっているんだけれど、さすがにこの暑さで喉が渇いてしまって止められなかった。
これ、後でトイレ近くなりそうだなー。
そんなことを考えながら自販機で新しい飲み物を買った。
俺はカバンにペットボトルをしまって、また歩き出した。
俺はスマホを取り出して恋人にメッセージを送る。
『今日も暑いから、熱中症に気をつけてね。飲みものをこまめに飲んでね』
おわり
四二四、夏
7/14/2025, 2:20:10 PM