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5/4/2023, 12:13:30 PM

【大地に寝転び雲が流れる・・・目を閉じると浮かんできたのはどんなお話?】

 ただただ草原が広がっていて小さな村がひとつあるくらいの何も無い場所だ。
小高い丘には大きな一本の巨木が生えている。その巨木のそばは子供の遊び場となっていていつも賑わっている。子供なら1度はあの場所で遊んだことがある。そんな場所だ。

 ある日の夕方
誰もいない木の根元に寝転がり静かに揺れる風に耳を傾けながら目を閉じた。
再び目を開くとまるで水溜まりを覗いているかのような不思議な光景が拡がっていた。
空と陸の境がなくまるで空中に放り出されているような、でもちゃんと足は付いている。
でも動けない
足を動かそうとしても固定されたように動けないし声も出ない
ただふわふわと漂っていた。
それがなんとも恐ろしくまた眠るように目を閉じた。

気がつくと家の布団に居た。
眠っていた時間は思っていた以上に長かったようで母が心配して父と共に探しに来てくれていたという。
何があったのかと聞かれたが詳細が上手く思い出せなかった。
ただ地面のようで地面じゃない空間が広がる場所で立ってただけだと伝えた。
母はなにがなんだかわからないような顔をしていたが父は部屋に何かを取りに行ってしまった。
「それは、多分だが巨木の記憶だろう。お前のことを招いてくれたんだろう」
そんなわけが無い。あんな、あんな……
よく分からない人と何かが引っ付いたような生物がいたと言うのに
そんなものがこの世界に……

コンコンと家の扉がノックされた。
母がドアノブに手をかけて開けようとすると、何かわからない悪寒がはしった
「母さん!!開けちゃダメだ!!!」
「え……?」
開かれた扉の先には……


〜一言〜
あれぇ、なんか胸糞悪い終わり方しか書いてない気がします。なんかすいません……
これから先はご自身で想像してみてください。何が居たのかとか、主人公が何を見たかとか…
もしかしたら主人公の見間違いだとか、幻覚だとか?
まあ!胸糞悪い(((殴
ほんとすいませんわ、いい話が書けないバットばっかりで(泣)
あざした、次も見てくださいね🌱 ᐕ)ノ

5/4/2023, 5:49:21 AM

【「ありがとう」そんな言葉を伝えたかった。その人のことを思い浮かべて、言葉を綴ってみて。】


「よっ!お見舞い、来てやったよ!」
「別に頼んでないよ」
「ちょっとさぁー!!」
そんな当たり前のように呑気な会話。病院に入院して以来毎日のように見舞いに来てくれる幼馴染み。太陽のようで近寄れない存在の幼馴染みはクラスでも近所でも人気者で、病弱で根暗で人と話すのが苦手な自分とは真反対だ。温かいその存在は安らぎを与えると共に自分との差を見せつけられて悲しくなる。勝てるものがない。どれだけ努力しても何をしても幼馴染みには触れられないし近寄れない。それがどれだけ苦しいのか分からないだろうな…。どうせこの病気は助からない。ドナーは見つからないし見つかったとしても適応するかも分からない。どっちみち自分が生きれるなんて思ってないからこの会話や今までの思い出を全部閉じ込めて苦しまず早く…早く…消えちゃいたい。
「おーい?どうしたんだよ。なんか顔色悪いけど」
「え…なんもないよ?怖いなー眼科行ってきたら?」
「な!?そんな目悪くねえっての!!」
バンっと勢いよく扉が開く音がした。看護師さんが喜びを含んだ顔で走りよってくる。
「ドナーが見つかったわ!!」
「ドナー…?」
「ええ!適応もするはずって、先生がそう言ってたわ!良かったわね!!」
「……」
幼馴染みをちらりと横目で見ると喜びと不安?を含んだ顔で笑っていた。
(なんでそんな顔をするの?君も自分は居なくなった方がいいと思ってるの……)
「不安?」
「そんな訳ないけど…」
「良かったな!じゃあ俺そろそろ行くわー手術頑張れよ」
「…うん、ありがとう」

手術当日
不安は無いし希望もないような状態だった
いざ手術室に向かうと緊張してくるがそれも麻酔のおかげで全て無くなった
眠っている間は不安も何も無い
あるのは目を閉じた時の暗闇だけ
目を覚ますと歓喜に震える母親と父親
手術の成功に安堵する先生と看護師達
ふと思った
(幼馴染みが居ない…)
一番初めに祝ってくれるのはきっときっと彼だと思ったのに

あれからリハビリなどを行っていくと弱かったからだはみるみるうちに元気になった
性格も根暗だったのが嘘のように明るく気さくになった
これが自分なのかと思うことが増えたが移植した臓腑の影響で元の持ち主の記憶を受け継いだり性格が似たりとするらしい
元の持ち主はきっと気さくで明るい人だったんだろう
まるで幼馴染のように
「あ、そうだ。これドナーの子からお手紙よ」
「手紙?」
受け取った手紙にはタクマへと書かれている
手紙を開く

『タクマへ』
この手紙を読んでるってことは手術成功したのかな?
良かった
タクマには何も言わないで欲しいって言ってたから、多分わけわかんないよね
ごめんね
それに、改めて言うのは恥ずかしいけどさありがとね
俺の心臓で長生きしろよ!!
『コウキより』

「え……?」
大粒の涙が手紙に跡を残していった……


〜一言〜
めちゃめちゃにお久しぶりです
あと、めっちゃ下手になりました。元から下手ですがもっと下手になりました。すいませんでした
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
気にしないでください、それではまた今度🌱 ᐕ)ノ

1/23/2023, 1:34:26 PM

〜こんな夢を見た〜

実話です
これは自分が体験した夢
体がものすごい浮遊感に包まれ目を開くととても幻想的な場所にいた
言葉では言い表せないくらいに綺麗だった
白いコンクリートの壁に隙間から入る光
幻想的で目を奪われた
所々崩れている所からは草木が生えていてまるで漫画やアニメの人シーンかと思うように綺麗だった
あの様子を目が覚めても覚えていた
何度も思い出しうっとりとしていた
でも…
浮遊感がある、と自分は書いている
顔を上げると太く錆び付いた鉄パイプがありました
そこには頑丈そうなロープが結び付けられていてそれは自分の首に巻きついている
取れないようにガチガチに巻き付け後ろで固結びにされて外せなかった
でも不思議と苦しさはなくて、逆に体の力が抜けていくようだった
ここで夢は終わった
近未来のようで遠い未来のような、崩壊した日本のような、そんな綺麗な光景だった

そんな夢を見た

自分はベットで寝ている
でも、外から自分が寝ているベットを見ている
母が部屋に入ってきて寝ている姉を起こす
そんな、解離というか幽体離脱というかという体験をした

そんな夢?をみた

1/8/2023, 2:35:40 PM

〜色とりどり〜

一番乗りにくると冷えた空気が横を通っていく
勢いよく開けたドアの前で身震いをする
冬の美術室
暖房も何もつけずに一番乗りで来るといつもこうだ
今年の発表会と言うかコンクールのために先輩も後輩も同期も力を入れている
テーマは色
あやふやなテーマだ
私はこのテーマで絵を描くのに苦戦してるためキャンパスは真っ白
色とりどりのキャンパスが並んでいる
人がまだ来ない美術室はしんと静まりかえっている
油絵具の匂いや木材の匂いが絡まる

才能がないと散々言われたが頑張って続けた絵だ
コンクールには何回も出しているがひとつも賞を取ったことがない
「ん?おー相変わらず早いな」
「あら、一番乗りじゃない教室暖めててくれてありがとうね」
「先輩こんにちは!」
ゾロゾロと人がやってくる
「今年は優秀賞行けるかしら」
「行けんじゃね?」
「先輩なら行けますよ!才能凄いですし!」
優秀賞を取ること
私の目標はその先輩のように細かく綺麗な絵を描くこと
でもいくら模写してもいくら技術を学んでも書けない

「まだ真っ白ね、どんな作品を描きたいの?」
優しい先輩はよくアドバイスをくれる
細く綺麗な絵を描きたいと伝えると困ったような顔をされる、やっぱり私には無理なのだろうか
「貴方の絵のいい所は自由奔放に色を乗せていくところよ、他の人には出来ないような大胆さや迫力がある」
だからそこまで考えこまないでも自分の好きなように書いてみるといいとアドバイスを貰った
正直それでいいのか自分じゃ分からない
私の絵は大雑把でぐちゃぐちゃしている
自分の中では満足ができず1度絵を描くことをやめた
たくさん色を持っていたのにその時はグレー1色で何を混ぜても暗くなって言った
でも先輩の絵を見てからまた色が溢れ出してきた
色とりどりの景色を見せてくれた
そんな先輩のアドバイスだ、信じる意味はあるかもしれない

コンクールに出して2ヶ月程が経過した
結果はまだ届いていない
先輩は優秀賞を取れたのだろうか
私は1度でもいい入賞したい
「これ貴方の作品じゃない?」
審査員賞に載っていたのは間違いなく私の描いた
先輩からアドバイスを貰い描いた絵だった
「良かったわ、私も準優秀賞だった惜しかったけれどとても嬉しかったわ」
あれからも先輩の言った通り自分らしさの絵を描いた
コンクールに何度も何度も応募し賞をたくさん取っていった
その度先輩に褒めて貰えた
とても嬉しく心の中の色がまた溢れていった


嗚呼、楽しい

12/22/2022, 6:02:08 AM

〜大空〜

高いところから落ちる夢を見た
その日は、ものをよく落としたり、本が頭に落ちてきたり、人が落ちたりした

電車が横切る夢を見た
その日は電車が遅延したり、脱線したり、飛び込みをする人がいた

海の中にいる夢を見た
その日は、津波が来たり、船が沈没したり、入水する人がいたりした

大空を飛ぶ夢を見た
その日は、鳥がたくさん空に飛んでいたり、飛行機が事故を起こした

なにかに追いかけられる夢を見た
その日は、友達に追いかけられたり、近所の犬に追いかけられたり、通り魔から逃げてる人を見た

ナイフで刺し〇される夢を見た
その日は、針が指に刺さったり、花のトゲが刺さったり、〇人事件が起きたりした

真っ暗なところに1人で佇む夢を見た
今日は、時間が過ぎるのが早かった、真っ暗な場所に1人寝転がっている

見た夢が現実になる
夢を見ることで周りの人が死んでしまう
負のループを睡眠によって続けている
いつになったら犠牲者は減るのだろうか……
この苦痛もいつ消えるのかな

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