魔法
僕には優秀な双子の兄がいます。世界に貢献する素敵な魔法を開発しました。学力もスポーツもできる兄さん。
そのせいでよく比べられました。
(うわぁ。また来たよwあんな魔力ねぇならなんで通ってんだろw) ※陰口
「気にすんなよ?〇〇。」
『ぁ、あぁそうですね。██さん』
いつからだろう。名前では呼べなくなった。兄さん、ともね。
『い"、辞めっ』
(優秀な☆☆と全く似てねぇなwおらっ、)
「おい、何してんだよ!!?」
☆☆は助けてくれた。
「なぁ、何か悩みがあるなら話してくれ。助けたいんだ…だから話し合おu」
『…っるさいな!!俺だって好きで嫌われ者してるんじゃねぇよ、!いいよなお前は魔法界のヒーローだもんなぁ!!』
『親からの愛は全てお前ばっかで…俺は、俺は独りだったんだ。いつもいつも周りを気にかける優秀な兄をもつ俺は…、兄さんなんか大嫌いだ』
涙で顔をぐしゃぐしゃ。、こんな事が言いたい訳じゃなかったけど、これが本音なのは間違いない。
_________________________
「僕は…」
〇〇の為に生きてきた。物心ついた時から僕は〇〇を支えてきたと思っていた。開発だって、〇〇が生きやすい世界を作るためだッ!!!全て、〇〇を思って…。
『___兄さんなんか大嫌いだ』
怒りと悲しみが感じられる声、顔も涙でぐしゃぐしゃだ。
「僕は〇〇を愛してるよ。」
※ 兄🫶⇒弟 兄⇍🖕音
兄は依存傾向にあり、これからが、心配🥺🥺🥺🥺🥺🥺🥺🥺🥺🥺🥺🥺🥺
あなたは誰
「『██、もう辞めて……辞めて』」
私は仲の良い友達がいます。いつも私のそばに居てくれる優しい子。苦手な勉強を教えてくれたり一緒に帰ってくれる。
『ねぇ、一緒に帰ろう!』
「『う、うん!』」
嬉しいなぁ〜。なんの話しをしようかな。楽しみ帰ってからゲームもしたいな♡
『放課後…僕、旧校舎で待ってるから』
『…っ?!〇〇ちゃん?!大丈夫』
「、ひぃっ」
なんで怯えるの…?ねぇ〇〇ちゃn
不意に横を見た。鏡にうった私は 血塗れで…笑ってた
『あなた、誰??』
※ 『』は二重人格の持ち主だった。暴力をされても一緒にいた〇〇ちゃん。他の人にもぉ、相談しよぉねえ〜!
ココロ
何でもかんでも動かさないでよね
疲れるんだよ。
恋したり、悲しくなったり、辛かったり
ココロを締め付けてくる感じ…
何も出来なくてもどかしいし、くすぐったい
でも穴があいたら、怖い。
君の背中
よく聞いたことがある話。
『キミは?』
辛い中、見上げると白い翼のある少女が救ってくれる
嘘だってわかってる。分かってる。作り話だもんね
私は別に人生楽しくも辛くもない。つまんない。
そう思った時にふと、人気の少ない公園へ行った。
日差しが心地よい。…このまま。
「うわぁっ、…誰?」
木の上に人がいた。肌が透き通るほど白く、長い髪
細い手足、服が破けていた。
「…意味わかんない。君の背中さ」
痣だらけで、煙草の跡に。私は初めて人の事で泣いた。
凄い心を縛るような、自然と涙が込上げる様な。
『あの時のこと覚えてるか?髪が長いから女って思ってさw』
『██のおかげで…背中の跡が薄くなったよ。ありがとう、本当にありがとうございました。そして
ぐっすりおやすみ。愛してる』
※ 何もかも完璧で何不自由無く過ごしてた主人公の前に
身体中痣だらけの少年。作り話とは違いリアルに天使は来なかった。『ぐっすりおやすみ』は。助けてもらった少年が言った。
主人公の最後を見届けてくれたリアルの天使は、、ね
静かな夜明け
パパが眠って 5時間経過
大丈夫。バレてない。
家から出たくない。出れないの。
だって服も髪も顔も身体も汚れてるから。
ごみだから
わたし、わたしわたしわたしわたしわたしわたし
怖かったんだもん。
毎回毎回怖かったんだもん。悪くないもん。
学校で貰ったキレイなアサガオの種。キレイだったから美味しいと思ったんだもん。
トイレに向かう途中で転んでから動かなくなっちゃったパパが悪いもん。
怖いよ。1人やだよ…。「パぱぁ…なぐってもけってもタバコでせなかじゆーじゅーしていいから起きてよぉ」
夜中ずっと寄り添った。いつもなら怒鳴るのに
静かで、私の鼓動しか聞こえなくて…。赤い日の出が登ってきて夜が明けた。