【これからも、ずっと】
「こいつがやったんです!私は注意したのにぃ! クスックスクスw」
『違っ』
「これからもずっとこうだからww」
『い、いや。そうじゃ』
「これからもこれよろしく(笑)」
『え、?でも先輩の仕事じゃ…』
「え?ずっとそうなんでしょ?」
『私そんなことっ…』
「俺は男だからwお前はずっとみすぼらしく雑巾でも絞ってろww」
『男とか関係ないじゃん』
「お前が出来るわけないってww」
『わ、わかんないし、』
「は?友達だと思ってた?んなわけないでしょ!お前だけだよ!」
『........ッ!』
「だーれぇ?私知らなぁいwwごっめんねぇ!」
『う、嘘っ!会ったじゃない!いつも会ってくれたのに!どうして?!』
「あーあ!私みーちゃった!先生に報告してやろっとwバレたらどうなるかな?」
『私はやって、ません。』
「濡れ衣着せてもいいんだよ?私やってないもぉん❤?」
『やってないのに.........。グスッ…』
✨「僕とこれからも、ずっとずっと一緒にいませんか?」✨
君がくれた愛が私を生かしてくれた。ありがとう。私の愛する人よ。
【沈む夕日】
沈む夕日を見た日には
何故か心が暗くなり
懐かしい思いが空泳ぐ
沈む夕日を見た日には
何故か心が煌めき輝き
明日の力になるだろう
沈む夕日を見た日には
あの子の事を思い出し
今となっているであろう
心が暗くなろうと あの子を糧に輝かせるまで
そうして私は
誰かの糧になり
誰かの心を煌めき輝かせたい
【君の目をみつめると】
君の眼をみつめるとなんだか全て見透かされている様な気がする。
まるで遥か未来から来たかのような…。
君はいつも俺に助言をしてくれた。そうして俺は皇帝の座に座れたと言っても過言では無い。
君の眼は綺麗なエメラルド色。そこには深いサファイアも含まれている。
俺は君の目と柔らかい春の綺麗な桜色の髪が好きだった。
でも君はどこかへ消えてしまったみたいだ。
全てが成功した時、君は眩い光に包まれていつもの君とは少し違う君?が出てきた。
少しくすみがかった桃色の髪に、少しばかりの光が入っている浅い緑の目。
君とは違う睨んでいる様な目。君が着ていたドレスが似合わなかった。
その日から君の言動はあの頃の悪女と呼ばれたセリーと同じ性格になっていた。城では、使用人達がA「あの悪女めが!やっぱり、気まぐれだったんだよ!」B「ですが、あの頃のセリーお嬢様は本当に優しかったのに。悪魔にでも取り憑かれたんじゃないでしょうか…。」C「いやいや、あの頃は天使のご加護をお受けになさっておられていたのだろう。」etc...............
とそのような噂が回っている。
確かにそうだ。俺はセリー嬢を城に呼び、セリー嬢の目を見つめた。
..............................。
「あ、あの。何でしょうか。もしかして私に好意を?!///まぁそうよね!私と婚約を結ぶくらい好意を寄せていらっしゃるのよ!」
「勝手に勘違いさせて悪いが。お前は俺のセリー嬢では無かった。では。」
「あ、あ、待ってぇ!私の王子様ぁぁぁー!!!!!!!」
…あいつの目を見ると、何も考えておらず、自分の欲に従っている猿以下の物に見えた。あの頃のセリー嬢はもういないのだと現実を突きつけられたようだった。
【星空の下で】
あの子はちっちゃい頃出逢った不思議な人。いつも青いパーカーと黄色のスカート、紫の帽子を被っているあの子。髪の色は光を反射しないくらい黒くて肌は透き通っているみたい。あの子は私が泣いているところに来てくれた。その時間はもう夜であの子と同じ真っ黒だった。私はその子とお話をして笑って帰る。あの子のお陰でいつも笑って帰ってた。でも高校に入ったら居なくなってしまった。お別れも言ってないのに。私はあの子がいつもいたブランコにあの子の名前とプレゼントを置いといた。
またいつか星空の下であの子に逢いたい。
【大切なもの】
「自分の大切な物がある人〜?」
「はーい」「あるよ!」「俺これ!」etc....
先生が皆に問いかけると、皆は次々に手を挙げ発表しようとしていた。
僕の大切な物ってなんだろう。
僕は、いつも明るいと言われるけど、家では姉と2人きりで仲は良いとも言えないので喋ることは無かった。好きな色も食べ物も、趣味も好きな人もコロコロ気分で変わってしまう。その中に大切な物だって入ってる。僕は何が好きで何が大切で何が嫌いなんだろう。気持ちがあやふやになっていつも心がずっと重くて、それをバレないようにって隠す事に涙が出てきて息が続かなくてお腹がきゅうっとなって…。
親には言いずらいからと何回もそれを解決する方法は探した。でも何回やっても精神科医に言ってくださいの一点張りで僕は行けないって言ってるのに。
僕の大切な物…大切なもの…たいせつなもの…。
頭がぐるぐるしてきて僕はぐらついた。
ーバタッ
..........................................................................................。
僕は何をしていたんだろうか。
気付くと僕はベットに横たわっていた。
嗚呼、そうだ僕は大切なものを考えていたんだ。
探さなくちゃ。僕は起きるために横を見た。するとクラスの皆と家族からの手紙が来ていた。その手紙を読んで見ると何故か心がふわっと軽くなった。僕の大切なものって今僕を大切にしてくれてる人なのかな。僕はそのまま眠りについた。