【星空の下で】
あの子はちっちゃい頃出逢った不思議な人。いつも青いパーカーと黄色のスカート、紫の帽子を被っているあの子。髪の色は光を反射しないくらい黒くて肌は透き通っているみたい。あの子は私が泣いているところに来てくれた。その時間はもう夜であの子と同じ真っ黒だった。私はその子とお話をして笑って帰る。あの子のお陰でいつも笑って帰ってた。でも高校に入ったら居なくなってしまった。お別れも言ってないのに。私はあの子がいつもいたブランコにあの子の名前とプレゼントを置いといた。
またいつか星空の下であの子に逢いたい。
4/5/2024, 2:45:42 PM