私は、テレビをほとんど見ない
だって……嘘·大げさ·紛らわしい
一昔前のCMを地で行くような有様だ
今、世界は大きく変わっている
アメリカの大統領や側近は
USAID(US エイド)なる機関を閉鎖し
悪の根源なる資金を断った…
日本人は、素直で優しく思いやりが
あって、困った時ほど助け合う事が出来る
しかし……素直過ぎる故に疑わない…
悪い事があっても、私が我慢すればと
忍耐があり過ぎる…
だから、今日もテレビは「米がない」と
連呼し、去年は過去最高に米を輸出した
事も、すごい量の米が紛失した事も絶対に
言わない……
「そっと伝えたい」……
いやいや…声を大にして伝えたい
私は、今の米騒動(食糧難)を2年前から感じて、毎年米農家から余る程米を買い備蓄した…旦那は私を馬鹿にしていた
「こんなに米買って、ずっと古米じゃないか!新米を食わせない気か!」が言い分だ
しかし…疑って下さい……情報を自分から取りにいって下さい
少しひねくれたって良いと思います
今の行動力が自分の未来を変えると思う
から…自分や家族を守って下さい
この世に生まれ落ちた瞬間から
「未来の記憶」は始まっている
毎日…一分一秒を積み重ねながら
ちょっとずつ未来に繋がる知恵と
記憶を紡ぎながら今を生きている
私が、この瞬間に文章を考えて
誰に宛てた訳でもない言葉を
ただ頭に浮かぶままに書いている事も
すでに、未来に繋がっているのだろう
何だか不思議な気分だ……
強要も強制もされている訳ではないのに
なんとなく書きたい…書かねばと思う
これは、自分の意思だろうか…?
デジャヴという現象をご存知だろうか
すでに体験したような感覚、または
次に起こる事や言葉が何故だかわかって
しまう不思議な現象だ…
私たちは、自分の意識が追いついていない
四次元や五次元を案外自由に飛び回って
いるのかもしれない…
だとしたら、本当の未来からの記憶を
毎日届けてもらい、もっと上手く生きたい
感情はどこで芽生えているのか…
脳内なのか…心臓なのか…
私は、専門家ではないので
上手く説明は出来ないんだけれど…
好きな人が出来ると、目にするだけで
胸がときめいてドキドキする
はたまた、永遠にため息をつくばかり
…なんて、初々しい経験は誰しもある
または、悲しい事や辛い事が起こると
胸が締め付けられて苦しくなる…
頭が先か?「ココロ」が先か?
心臓が脳をつかさどるとも聞くし…
いや…司令は全て脳から始まるのだと
言う人もいる
けれど、やっぱり「胸が苦しい」
初恋などを振り返れば「ココロ」は
鼓動の奥底から沸々と沸き上がって
我が身を焦がしているに違いない…
だとすると…やはり始まりは胸なのか?
ある本から学んだ話だ…
人は、苦しい時の神頼みをする
神社に行ったり、祈祷に行ったり…
辛い時ほど何かにすがりたいのは
ごく自然な事ではあるが…
この本から学んだ「神様」とは神仏では
ない…
私たちが今生きている、土地·水·空·宇宙
などの森羅万象全てが神だと言うのだ
だから、朝起きて太陽に当たり、水を飲み
外に出て土地を歩き、草花や木など
身の回りにある自分では作っていない物
全てを神様だと思い感謝する事を忘れないで生きなさいと書いている
時間も場所もましてや経を唱えなくても
「ありがとうございます」と言う感謝を
忘れない事が一番大切だと教えてくれた
よく考えると、人が作った経を唱え
人が作った仏像に手を合わせたって
結局、誰かが作ったに過ぎない
そして、そこには大体金銭が発生する…
人が作れない物…「星に願って」ではなく
広い宇宙に感謝をして空を見上げてみたら
少し気持ちも安らぐかもしれない…
やはり、自然全てが神様だと私は思う。
父が亡くなったのは約15年前…
毎朝の散歩に出たきり、生きて帰って
来なかった……歩きながらの突然の別れ
同い年の母は気丈な人で、取り乱す事なく
淡々と葬儀に向かって動いていた…
ただ……自分が経験してわかった事は
あまりに衝撃的な突然の別れは、夢を
みているようで感情がフリーズしてしまう
多分、母も悲しむ余裕もなく時間に流されていたに違いない……
父の四十九日が終わり、しばらくたった
春先に私は母を温泉に連れ出した
母娘して温泉に入ったのは学生以来で
すでに70代半ばに差し掛かっていた母の
裸を目にするのは本当に久しぶりだった
山間の静かな保養施設の温泉は、私たち
母娘の貸切となり、流すお湯の音と時折
鳴る物の当たる音だけ……
まだ、日が落ちる夕暮れ時にふと視線を
上げた先には、母(君)の背中……
「こんなに華奢で弱々しかったかな…」
たるんだ背中…お尻…細くなった足…
あきらかに老人となった母親の後ろ姿が
今もはっきりと目に焼き付いている
正直……現実に戸惑ってしまったのだ
あの時から、心に誓った……
今度は、私が守る番だと…世話も掛けず
旅立った父の分も一緒に、最後まで
必ず私は貴方(母)のそばにいて守る…と
長い時間が過ぎた今も……
私の気持ちは一層母に寄り添っている