『終わりなき旅』
人生は終わりなき旅 私はいつも感じている
その手記を元に物語を書くのが趣味でもある
行く先々で経験することは、旅の醍醐味であり
そこで手に入れる経験はひとつのスパイスでもある
旅はその人の世界でもある
私の世界は交差することもあれば
ひとつのピリオドにもなる
その手記を見てくれる人にとっては駄作かもしれない
人によっては佳作 傑作 まぁ様々だろう
綴るごとに味は増え 削る事に鋭さも増す
まさに料理と旅はひとつの味付けで色は変わる
景色によって、見た目も変われば、風味も変わる
人の味覚のようだ その人が味わう様相を私は知りたい
さぁ新たなレシピを探しに行こう
『突然の別れ』
別れは思いもよらないところで起きる
人間に限らず予期せぬところで
神でもない限り、それは予測もつかないし
予言者でもない限り、わかりもしない
そう、人は、というより、生物は。
心から愛してたものに、それが訪れるととても、潰れそうになるくらい、深い悲しみに落ちる。
心から憎いものに、告げられるなら、寂しくも、晴れやかになることの方が多い。
別れは、突然に
『恋物語』
恋は盲目 恋は青春 レモンの香り
人だけの言葉ではなく、生物みなに存在はする
恋焦がれる瞬間は、どんなときも突然で理由なんて
必要もなく 言葉で片付けられたら、どんなに楽なことか。
心から惹かれたものに一直線になることもしばしば
人と人 だけではなく 人は積んできたモノの数だけ恋に愚直になる
人 物 動物 文章 事象 季節
その人の歩んできた人生の中で
惹かれる事は多からず少なからず多種多様である
その人がたとえ、1人身じゃなくても
その人がたとえ、異性でなくても
人でなくても、どういう姿かたち
そんなことはどうでもいい
恋してしまったんだもの
愛を知り、その「モノ」の匂い カタチ 背景 奥深くまで
知りたい 自分の中に取り込みたい
その身焦がれるまで
焦がれても心の音が止まるまで
脳髄まで、愛してやまない
恋とは、飽くなき探究心であり、独占的な野望でもある
儚くとも美しく 春を知らず花のように 散ってつぼんで
咲き誇る 散りゆく花弁を見ずに、誇らしげに
咲き明かした末日で 恋したものと 結ばれたい
溶けた 恋の 物語
『真夜中』
空気が澄むこの時間が自分の中のアイデンティティ
空間が溶ける ふわりとした中で 紫煙を燻らせて
溶けきった最後の滓を星の中の一縷に込めて
何もいらない 全てが消えて、何も無くなる中で
自分の全部が消える中で 残った翳り
愛 憎 悲 哀 喜 素
空っぽの器に、溶ける最高の雫を溶かして
ゆっくり溶けいる全てを消して
真夜中 AM 2:00
誰もいない
音もない
ZEROの幕間
鼓動と星の血流の音が解け遭って
自分の存在がここにあったことを知って
少し 安堵する
『愛があれば何でもできる?』
愛 私は「〇」というものを理解せずに今まで生きてきている
愛 人から与えられるものなのか 自分からうちから表へ出すものなのか
愛 心のモヤモヤを消してくれるものなのか、
それを無くせるなら、私はなんでもできるきがする
それが無くなるなら、全てを犠牲にはできる
家族愛 友愛 心愛 親愛 深愛 恋愛
多くある言葉で 濁しても。
自分一人では育めない。
だとしたら?
私は、生きてる価値は?
だから 、行為に「〇」を求めてしまう 頭を撫でられるのがすき
だから、してる間は、恋人でいさせて欲しい
偽りでも、虚言でも、惰性でもいい。
自分の存在した意味を、果たせるなら。