『恋物語』
恋は盲目 恋は青春 レモンの香り
人だけの言葉ではなく、生物みなに存在はする
恋焦がれる瞬間は、どんなときも突然で理由なんて
必要もなく 言葉で片付けられたら、どんなに楽なことか。
心から惹かれたものに一直線になることもしばしば
人と人 だけではなく 人は積んできたモノの数だけ恋に愚直になる
人 物 動物 文章 事象 季節
その人の歩んできた人生の中で
惹かれる事は多からず少なからず多種多様である
その人がたとえ、1人身じゃなくても
その人がたとえ、異性でなくても
人でなくても、どういう姿かたち
そんなことはどうでもいい
恋してしまったんだもの
愛を知り、その「モノ」の匂い カタチ 背景 奥深くまで
知りたい 自分の中に取り込みたい
その身焦がれるまで
焦がれても心の音が止まるまで
脳髄まで、愛してやまない
恋とは、飽くなき探究心であり、独占的な野望でもある
儚くとも美しく 春を知らず花のように 散ってつぼんで
咲き誇る 散りゆく花弁を見ずに、誇らしげに
咲き明かした末日で 恋したものと 結ばれたい
溶けた 恋の 物語
5/18/2024, 11:23:07 AM