星、夜に光る星

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3/9/2026, 12:58:55 PM

異常な程に懐かしいと
血を吐くように求めて
嘆いて寝込んでも
果たして戻らない

残ったのは香りと記憶
ただのあの木の匂いが
今では泣く程に
懐かしく感じる

何時も通りだったあの日
少し特別だった彼との時
木造校舎で学んだあの日
受験に合格をした時の事

過去を羨めど仕方がない
過去を恨めど仕方がない
私は過去には戻れぬし
私は過去で出来ている

心に灯った光は苦しいが
床の星の破片程ではない
鼻が鉄の匂いを伝える
足は土を踏みはしない

過去には人々は戻れない
過去は未来には戻せない
ステンドグラスが流れる
動く歩道で私は止まった



題材【過ぎ去った日々より】より
最近表現力が落ちましたね...‪(・ω・`U)納得が行かない。

3/9/2026, 9:32:09 AM

「こちらで、マスターがお待ちです。」
メイド服を着た無表情な少女がドアを開けた。声も無機質なために、生きているのかも怪しくなる。ツインテールの黒髪に吸い込まれそうな深い赤色の目をした少女は、まるで人形のようだっだ。
通された部屋の中に窓は無かったが明るく、オシャレな絨毯が敷いてある。高級感のある大きなテーブルを挟んで、これまた高級そうなソファが向かい合っていた。そこに俺とヴィさんは隣合って座らされる。向かい側に一人の女性が座っており、その後ろにメイドさんが待機した。
驚いた。と心の中で呟く。聞いた話で勝手に男性のシルフだと思っていたが、どうやらここのマスターは女性のシルフだったみたいだ。しかも精霊にはあまり関係無いのかもしれないが、失明している。銀の絹糸の様な美しい髪を肩に流した彼女の位は精霊族の中でも特に上位階級らしく、いかにも高貴な服を纏いそれ相応の強さを感じられた。
彼女に見惚れていると、メイドさんから何処か寒い視線を向けられたので、慌てて咳払いをする。
「俺は、『プレイヤー』のユウトと言います。こちらが、『導き人』のヴィリアーネさん。」
「ええ、存じておりますわ。」
俺の下手な自己紹介に気分を害することもなく、マスターは柔和に微笑む。だがその表情とは裏腹に声には塔のマスターらしい威厳があり、下級層を纏めるには十分そうだった。
「私はこの塔のマスターをしております、ユークリッド・アンディールと申します。この塔の危機を救って頂いた事、重ねて感謝申し上げます、ユウト様。」
マスターとメイドさんが頭を下げたので、俺は慌てて上げさせた。恩が出来てもあくまで対等に立つつもりの様だ。俺にとっても其方の方が話しやすいし、何よりもしこの話が成功して、これからも付き合っていくとすれば、俺の下に入ろうとされる方が困る。頼れる味方は、対等で強い方が良いのだ。
「有難うございます。...それで、今回の事について、謝礼は何をお望みですか?」
来た、とユウトは思わず手を握り締めた。この時のために、ここまで苦労してきたのだ。絶対に交渉を成立させなければならない。
「この塔での重役、礼金、その他出来る範囲であればユウト様のお望みのものをお出し出来ますが...。」
「なら」
少し間を置いて、出来るだけ慎重に答える。
「アイリス、という少女を、ご存知では無いでしょうか。」
その瞬間、今まで明るかった部屋が、急に暗くなった気がした。室温が下がり、空気が張り詰める。満面の笑みを浮かべるマスター、そしてメイドさんから、激しい殺気が放たれていた。
ーやばい、持ち出し方を間違えたか?ー
俺は真顔の下で内心冷や汗をかいた。ヴィさんなんか持ち前の穏やかな顔が、若干引きつっている。
だが一番俺の思考を奪ったのは、別の事実だった。メイドさんの方が、殺気の重さが大きかったのだ。つまりマスターよりも強い。しかしこの塔でマスターよりも強い精霊は居ないはずであった。ただ一人、『アイリス』を除いては。
「...何処から、それを?」
暫くして、マスターが沈黙を破る。目が笑っていない。


終わらないので、途中まで出しておきます。
題材【お金より大事なもの】より

3/7/2026, 9:36:38 PM

ねぇ、見ていますか
お願いだかこっちに来て
嬉しいから私をずっと見てよ
私を見て見て見て見て見見見てる?

今日は黄ばんだ月の夜
まんまるな大きい月に
私は狂わずには居られない
吐き出さずには居られない

見て見見見見見てる?

何だか特別な気がする
月は至極遠いからこそ
無責任に何投げても届かず
全て受け止めてくれそうで

お月様私を見て下さい
今夜は私に付き合って
全てを遠くまで運び去って
今夜はずっと私を見ていて



題材【月夜】より

3/4/2026, 9:52:38 AM

スペース確保



題材【ひなまつり】より

3/2/2026, 2:33:41 PM

私から見える空に唯一
青く光る四等星があります
他の星はこの空に無く
その新星は明るく輝きます

その星は唯一の星である
その星は届かぬ星である

ああ、沈んだこの空よ
何色でもなく暗い空よ
あまりの重さに足は止まり
あまりの暗さに私は彷徨う

暗い旅路に目を閉じる中
燃え盛る星に抱く心情とは?
重圧の苦行に彷徨う中で
焼けてでも星を恋う訳とは?

時に眩しさは目を焼き
時に孤高さは標となる

この暗い空で見つけた
明るく光る新星の前で
澄んだ香りの炎を浴び
私は何を抱くべきだ?


*plus*
小さな光を
それはもう大事そうに抱えている。
絶対に手放さないように。
絶対にそれを、失う事がないように。



題材【たった一つの希望】より
心から外れてはいけない物。縋ってしまう物。先を見せる物。生きる夢を見させる物。
白から黒にするのは簡単だが、黒から白にするのは難しい。

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